2022年も三日目が始まってしまった。今年はどうやら去年以上に大変やもしれない気配がひしひしと!!
昨日の朝、ブログを書いていたらダンナが部屋に来て「お母さんが呼んでる」と言う。
んん?ヤナ予感。と義母の様子を伺いにいくと?
「起きれんのじゃ。ムスコを呼んでくれ」と。
はっ!?まさか、昨日から回復してないんかい!!!
「夜、起きれなくてオシッコを『もうええい!』と布団の中でした」と。
まママママ、マジでぇ〜〜〜!??
びっくりである。
「トイレに行きたいんじゃ!」と。すぐさまダンナを呼ぶ。昨日もぼやいてたように「既往歴脳梗塞」のある私では、義母を支えて起こして部屋のポータブルトイレにちゃんと移動させてあげられんのじゃ!や。時間をかければ出来るかもしれんが、1秒でも早くトイレを済ませたい義母の希望には合わんのです。
で。
それから大騒ぎ。ダンナは義母の介助。私は汚れ物のお洗濯。そして義母は母屋に移動できずに夜ごはんを食べはぐった模様で、台所には義母に用意した夜ご飯が手付かずでした。
「お腹すいてる?」と聞けば。
「食べたい。味噌汁とご飯と玉ねぎのみじん切りでいいから」と。
実はダンナの実家では毎朝味噌汁を飲む。この時点でまだ7時にもなってなかったので、朝ごはんは作ってない。とはいえ、まずは義母の身なりを整えなくては!確か義父が病院で亡くなった時に〜〜!!!
義父は病院で急死しました。
3月20日に緊急事態宣言が解除となりすぐに帰省してみれば入院していたのです。や、体調が悪いのは知っていたのです。けど「会いに戻りたい」と連絡した時には義父は家で体調が悪いながらも普通に暮らしてました。それが帰省の前日の夕方に自分で車を運転して「行きつけの病院に行ったら、大きな病院を受診するように言われた」と。
で、そのまま入院。やや。どこまで詳しく書けばいいのかわからんけども。面会に行った時には義父自身も自分の状態が良くないと自覚があったものの、医者と退院した後の話もしてたのですよ。それも近々に。が。お見舞いした足で神奈川に戻り、1週間かそこらで義父は誤嚥性肺炎で亡くなりました。まさに急死。
行きつけの病院に義父が運転して乗りつけた車を義姉が取りに行ってくれまして。ダンナの実家に入れておいて。それを私たちが8月下旬に戻ってからあれこれ整理して。その中に義父の車もありました。車は車検が迫っていたので廃車にすることにして。車の中を掃除したら、義父の荷物が残ってまして。その中に大人のオムツが在庫で数枚見つかりまして。他の荷物と一緒に保存してあったのだ。まさかの大人のオムツの出番です。幸い男女兼用の前後なしの病院御用達の大人のオムツは、それを使ったことのない義母にもとっかかり安かったようで、すんなり使ってくれました。
で。急いで私は朝ごはんを作る。ダンナは義母の汚物洗いです。普段の義母は部屋にポータブルトイレを置いてあるものの、夜のおしっこにだけ利用していたようです。もちろんそれも自分で洗ってた。けど限界ギリギリだったのでポータブルトイレでうんちをしたらしい。となると匂いだ。で、ダンナがゴシゴシゴシと。私は柔らかく、暖かく、けど毎朝義母が食べてるメニューも絶対!とばかりに頑張りまして。時刻はあっちゅー間に過ぎてしまった。
マズい。
実は前日、正月1日に義姉の息子一家がコロナが下火になりようやく3年ぶり東京から戻ったので、義母に会いに来ました。もちろん8月に神奈川から香川に引っ越した私たちにも会いにです。ところがダンナは日課の散歩に出てて会えなかったのだ。まあ、会いに行けるかどうかスケジュール的にわからないという話で。「今から行ってもいい?」と1日の午後電話が来た時に義母はお昼ご飯を食べてるところで。ダンナは既に散歩に出てて。で。ダンナは会えなかったので。翌日の10時に私達2人で義姉の家に年始の挨拶に行く約束をしてました。
やばい!9時近い。義母の様子を伺いに行く。
「お母さん、ご飯できてるけど。こっちに持ってくる?」と聞けば。「眠い。寝る」と。更に「ご飯は?」ともいちど聞けば。「部屋には持ってこんでええ」と。「用意は台所のいつものお母さんの席に並べてるけんな。私達は義姉さんのとこに挨拶に行かなならんからね」
で。まずはダンナがシャワー。続いて私も。とても人様のお家に挨拶にうかがえる状態ではない私達。そして手土産。祝儀袋に表面なんも書いてない!あ〜〜ピン札の5千円!!と超特急。なんとか間に合え!とばかりに9時半には車に飛び乗ってスタートです。
実は、ダンナの運転で義姉の家に行くの20年以上ぶりなんだよね。前回訪問した時は義父の運転する車で一緒に行ったから。
大丈夫!今はGPSがある。スマフォで道案内じゃ!
しか〜し!大きな落とし穴が。
「GPSが失われました」
なんですと??
義姉の家の近くまでは例えGPS案内がなくともなんとなく私も旦那もわかるのですが。最後の道の入り口が〜〜!!!
で。迷った。
もう小一時間迷った。
原因は「GPSが失われました」とアナウンスがあるのに、ダンナが車を止めず直進を繰り返したからです。私が自力で到着するのを諦めて、スーパーかコメリまで迎えに来てもらおうと言っても。何に拘ってるのか自力で行こうとするダンナ。もうね。約束の10時を30分も過ぎてようやく義姉に電話することにしたダンナ。だってさ、息子さんは午後にはお嫁さんの実家がある岡山に移動せねばならんのじゃ。ダンナのプライドなんかゴミだよね。
平謝りで義姉の家に到着。まずは仏壇へ。それからご挨拶。で話題は家庭菜園。義姉の家は定年後プロ農家にジョブチェンジしているので聞きたいことがいっぱい。
「2月にジャガイモを植えようと思うんですが、どんな品種がオススメですか?」と。すっかりリアル農業プレイゲームにハマってる私。
ひとしきり農業のあれこれを伺った後。正月から暗い話題もどうか?と思ったのですが、義母の娘である義姉に義母の現状を切り出して。早々に失礼した。けど実はどうやって帰ればいいのか迷い過ぎて道がわからない。申し訳ないことに義兄にわかりやすい場所まで道案内してもらいまして、帰宅すれば。
義母は案の定ご飯を台所で食べれてなかった。なんで自分の現状を見ないのか?出来ることとできないことの把握は患者さんの基礎ですよ。脳梗塞を発症し、1ヶ月入院した経験のある私。できなくなったことは多いのだ。
で。義母に聞けば「ご飯を部屋に持ってきて欲しい」と。
温め直してもっていった。お盆に3回に分けて。
と?手をつけてない義母。お腹は減ってるハズなのにおかしい??
と?「起きれない。寝たまま食べる」との返事。
アホか!喉に詰まるわ。と。ダンナに使ってない低いテーブルを持ってきてもらう。けど「そんなもんいらん。持って帰れ」と頑なな義母。で、宣言通りに寝たまま食べ始めました。もうね。呆れるよね。その上「入れ歯がない。持ってきてくれ」だの「薬がない持ってきて」と。で、これが指示された場所にないんでやんの。
ウヲヲヲヲヲヲ!!!
私たちが走り回ってる間に、ようやく食べ終えた義母は「寝る」というので。自分らのご飯を作らないと!!そして義姉にも連絡〜。済んだらもう午後3時だった。疲れた。
あ!ヤバい。義母のらくれん牛乳と大人おむつを買ってこなくては!こだわりが強い義母は、銘柄にとてもこだわる。いやもうそれでないとダメなのですよ。
ってな感じでヘロヘロ。昨日は家庭菜園に行けませんでした〜。ね。ヤバい予感しかしない2022年でしょ?どうなることか。時刻はすでに午前6時45分。三日目が始まる。