あられの日記

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谷戸山公園でアオキの花が見頃です

2021年03月27日 06時13分38秒 | 野草・木の花と実の観察
2021/3/16訪問。野鳥の原っぱのふちの散策路を上る。木道の両側にアオキ(青木)がたくさんありまして、日陰のアオキも花芽が上がってきてた。トップ画像は中でも木道のすぐそばで咲いてるアオキです。日影だったせいか、肝心の花がピンボケしてしまいました。けども可愛い花は一件の価値あり。花が小さすぎて見過ごしそうです。意識して鑑賞せねばならん花ですね。
あ!これはっ!説明板発見。
ウグイスカグラです。群落というほどではないけれど、木道沿いに数本あります。花を目印に探すと結構ありました。
ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽):スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木。
樹高は3メートルに達する。花期:4−6月。葉の展開より先に、または同時に咲く。
1−2センチになる細長い花柄を出し、長さ2−8ミリの苞をつけ、先端に1花、時に2花を下垂する。花冠はバラ紅色で、長さ12−20ミリの漏斗状になる。果実は長さ10-15ミリになる広楕円形の液果となり6−7月に熟する。果実は食用。
これも説明板があった。ムサシアブミです。う〜ん?昨日紹介したテンナンショウに似てるけど。別の品種だよなぁ?実はこの周辺にはムサシアブミが複数植栽されているようです。これは今年最初の一株。
ムサシアブミ(武蔵鎧):サトイモ科テンナンショウ属の多年草。別称「由跋(ユハツ)」
地面から立ち上がる第一の葉柄の途中から二番目の葉柄が分岐し、その途中から貨幣が伸びる。
花(仏炎苞)の形が鐙に似ていること、武蔵の国で作られた鎧が良質であったことから武蔵鐙と呼ばれるようになった。
道なりに進むと左手の斜面下は針葉樹林。右手の足元にはスミレがぽつぽつ咲いています。
杉・檜は針葉樹林。常緑樹ですから冬でも葉は緑。年中木陰だからか、しだ類が多いです。
ああ〜。ナラ枯れにやられ、枯死した木を切り倒した模様。これ、本当に本数が多い。
あちこちに丸太が並べてあるけども。周辺の藪や草花も消えている。大きな木が林から消えるとはこういうことかと実感出来る光景です。
またまたのスミレです。
フキ(蕗)です。
フキ(蕗):キク科フキ属の多年草。雌雄異株。早春の花茎をフキノトウという。山野に生える春の山菜としてよく知られ、地下茎から多くの葉柄を立てて、一部が切れた円い大型の葉をつける。
古くから日本原産の野菜として利用される。近年では山野に自生する個体数が減少しつつある。里山でフキが群生している光景は自生ではなく、人間の手によって管理されていることがある。(勝手に取るな?)自生するものは「山ブキ」とよんで灰汁が強いが、栽培種は一般的に苦味が少なく調理し易い。
地下茎は有毒。花期は早春3−5月頃。(この群落では花房が見つかりませんでした)
既にフキノトウは出終わった後の模様です。
斜面は結構な斜度がある。下まで落ちたりしないのだろうか?
東広場に戻ってきた。
レンギョウが満開です。3月9日に訪問した時は咲き始めたばかりだったのに〜。先進むの速すぎっ。
レンギョウ(連翹):モクセイ科レンギョウ属の総称。落葉性低木広葉樹。レンギョウウツギ。古名はイタチ草。イタチはぜ。
和名のレンギョウは、感銘の連翹を音読みしたもの。実は中国では過去に異なる植物を指すものであった。原産地の中国で連翹とは本来トモエソウ(黄海棠)、もしくはオトギリソウ(小連翹)のことを指したが、どの実も薬用に使われたことから、宋以降現在の山西省の南東部で大量に生産された現在のレンギョウの実が連翹と称して売られるようになり、ついにはレンギョウが練行として認識されるようになった。現在でも河北省・貴州省・台湾などではトモエソウのことを連翹と呼ぶこともある。
雌雄異株。まだ葉が芽吹く前の早春(3−4月)、2ー3センチの黄色い4弁の花が細い枝に密に多数開く。花が咲き終わる頃、入れ違うように緑色の葉が対生に芽吹く。果実は漢方薬として用いられる。日本への渡来は古い。『延喜式』にも連翹の名前があるとか。
急斜面につづれ下りに遊歩道。一番上の段に桜が。下がって黄色のレンギョウ。さらに下に雪柳。さらにさらにの日向ミズキ。
これはハナモモ(花桃)かな?
東広場の周囲で撮影した日向ミズキです。
ヒュウガミズキ(日向水木):マンサク科トサミズキ属の落葉低木。
花期は3−4月ごろ。薄黄色の花を咲かせる。2−3個の花が房になって無数に咲き、花弁の先から黄色の雄芯の葯がのぞく。
時刻は午後4時前。太陽が傾き日差しが横から当たってます。(おしまい)

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