あられの日記

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旧洋館御休所・重要文化財特別公開

2017年11月19日 06時11分53秒 | レトロ建築
2017.11/11訪問。皇室菊花展を見物してたところ、どこかのグループのガイドさんが「御休所の公開は15時までなので、菊花展の前にそちらへ行きましょう」と。
私は以前に旧洋館御休所を見学したことあるんだけど?念のためダンナに確認したら「見た事ない」と。そりゃあもったいないなあ〜。何しろ旧洋館御休所は新宿御苑内にある重要文化財で、毎月第2・4土曜日にしか公開してないのだ!
よし!今日の新宿御苑訪問の目的は皇室ゆかりの新宿御苑菊花壇展鑑賞ですが、せっかく特別公開日に訪問したのならばぜひ〜〜〜!!
菊花壇展は期待通り素晴らしく、うっとりしたものの鑑賞が終了して時刻を確認したらすでに14時47分でした。
ヤバイ〜〜〜。御休所の公開は15時までなのです。
急ぐよっ!!
ああ、新宿御苑は広いのです。
そして到着!
今、何時っ!!
午後14時51分!
ギリギリ間に合いましたっ!

玄関で靴をスリッパに履き替えて入場。抜けると旧広間です。ここでパンフレットをいただきまして〜〜。
あれ?室内撮影禁止!!マジか〜。
仕方ないのでトップ画像に見取り図を掲載しました。
説明パンフレットより:旧洋館御休憩所のあらまし
旧洋館御休所は、天皇や皇族が新宿御苑内の温室で植物を観賞する際の休憩所として明治29年(1986)に創設されました。建物は宮内省内匠寮により設計され、アメリカの住宅を中心に流行したステック・スタイルを基調に建てられています。
創設後、皇族の来苑が増えるとともに4度にわたる増改築が行われ、大正後半からは主にスポーツ後のクラブハウスとして使用されるようになりました。大正13年(1924)の増改築によりほぼ現在の規模・仕様が整えられ、昭和初年にかけて利用のピークを迎えます。
戦後は長く管理事務所として使われていましたが、歴史的・文化的価値の高い建物として保存が決まり、平成13年(
2001)、大正13年当時の姿に復元する保存改修工事が完成しました。
建築様式(現状):木造平屋建 スレート葺き・亜鉛引鉄板葺屋根
建築様式:スティック・スタイル(クイーン・アン・スタイルを加味)
建築規模:面積480.08平方メートル 間口31.815メートル 棟高6.990メートル

パンフレットによりますと、大正13年の改修は、婦人用の浴室・トイレ・手洗い室・化粧室の増設です。これ以降、女性の利用が増えた模様です。
ちなみに、その前大正11年(1922)の改修が、男性用の浴室・脱衣室・手洗い室・トイレと並びに臣下のトイレ・浴室・脱衣室。この時に室内回廊廊下とボイラー室を増設してるので、スポーツ(多分テニスかゴルフと予想)の後に汗を流すために施設を作り、男性皇族から話を聞いた女性皇室や奥さんたちにねだられて女性用も作ったので、使用が増えた。ってとこかしら?
残念なのは、建築当初の食堂や御居間・次ノ間などが非公開だってことです。大正11年に増築された回廊廊下から室内を覗くのみ。チッ!

公開終了時間が迫ってるので、急ぎ足で見学。玄関で靴を履き替え振り返る。まだ見学者が訪れてますね。

内廊下の回廊を外から撮影。
さて?せっかく新宿御苑に来たからには大銀杏を見たい。

御休所の玄関前から左を撮影。巨大なユリノキの奥に黄色く色づき始めたイチョウ。あれが大銀杏です。

ここは外国人観光客にも大人気。
日本人はあちこちにイチョウがあるから珍しい木じゃないと思ってるけども、外国人にはまっ黄っ黄に紅葉するイチョウはとても珍しいらしい。まだまっ黄っ黄になってないのに、アジア系の人があちこちで記念撮影してます。

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