座間市谷戸山公園に来てしまったので、ついでに少しだけ散策することにした。
実は公園のホームページにツィッタ〜がありまして、「クズの花がテニスコートの横で咲いています」と紹介されていた。
ってなことでテニスコートに向かう。クズはどこにあるのか?と。コートの外をウロウロ。あ。ここはコートは周囲にネットが貼ってあります。ウロウロしてもテニスのプレイに迷惑のかからないネットの外側の雑木林の辺縁でクズを探しました。
がっ、ない!あれ〜??
まあ、管理事務所に行けば教えてくれるだろうけども。そこまでこだわりはないのでクズの見物は諦めた。移動。
む!?
テニスコートの北側の坂を登ってると?目の前に探していたクズの花が一つぽつりと咲いていではないの?(トップ画像です)
変だ??なぜに花がぶらさがってるの?と視線を上げてびっくり。
斜面の木に巻きついて、クズが頭の上でいっぱい咲いていた。
クズ(葛):マメ科クズ属のつる性の多年草。日本では根を用いて食材の葛粉や風邪薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。
和名は、かつて大和国(現奈良県)吉野川(紀の川)上流の国栖(くず)が葛粉の産地であったことに由来する。国栖の人がこの植物を売り歩いていたため、いつしかクズと呼ばれるようになった。山野や林縁、土手などに自生しており、荒地に多く、人の手の入った薮によく繁茂する。
北アメリカでは、1876年にフィラデルフィアで開催された万国博覧会の際、日本から運ばれて飼料作物や庭園装飾用として展示されたのをきっかけとして、東屋やポーチの飾りとして使われるようになった。さらに緑化・土壌流失防止として政府によって推奨された。しかし繁茂力の早さから有害植物、侵略的外来種として指定された。
テニスコートの側に草花。分枝してる。けど既に大半の花が終わってます。
坂道を登る。
つ、疲れた。最近は部屋での作業ばっかりしてるから。
あれ?
何かいた。あ。動く動く。ん?もしかして2匹いる?あ!交尾中なんだね。え〜と?これ、何かしら??
ヨツスジトラカミキリ:体長16−17ミリの甲虫。
関東地方では7月から9月ごろまで見られる。幼虫は様々な広葉樹の枯死木や朽木を餌とする。
移動。
あれ?これは〜??
花付きがさっきのと違うけど、同じ草花だろうか?
あれ?これはオニドコロ??もう少し散策路から近ければ観察しやすいんだけどな。
クヌギの林へやってきた。この黄色いのはダイコンソウ。
ヤマユリ。これは散策路のそばに咲いていたやつ。けど奥にもいくつか見えてる。(百合の左奥。遠くにヤマユリが咲いてます)
移動。
いっぱいあった。ヤブラン。既に何度も紹介してますが、花いろが薄紫なのがわかる画像がなかなか撮影できなかった。
梅雨時は「やりだせ、つのだせ」でしたが。晴れてるから殻に閉じこもってるね。
日陰で見つけたやつ。(掲載画像は明度を目一杯あげてます)去年はこんな木が多かったんだよね。犯人は去年県央を席巻したカシノナガキクイムシ。みんなこいつを駆除したいのだけど、方法がまだ確立しておらず、公園の人が手探りであれこれ試してます。ちなみに、谷戸山公園で去年カブトムシを見た木々は、既に伐採されました。
久々に湧水の谷へやってきた。上の画像はシオカラトンボを撮影する瞬間に飛び立たれてしまったもの。残像のような影が右上に映ってますね。
チッ!と残念に思い移動しようとしたら、再びトンボが戻ってきた。
再撮影。
けど、何も咲いてないなあ?春はあれこれ咲いてたんだけどな。残念に思って見回すと、遠くに一株ユリが咲いていた。
撮影。けどさ、これ、ヤマユリにしてはおかしいなあ?
じ~~っと観察していたら、三脚と一眼レフを担いだ人がやってきた。
私「これ、ヤマユリにしては何かおかしいですよね?」と。すると返答があった。
おじさん「カサブランカだよ」と。
私「え??なんでここに(園芸種)カサブランカがあるの?」
おじさん「誰かが植えたんだろうね。けど綺麗で、毎年咲くのを楽しみにしてる人がいるから撤去されずに残されてるんだよ」
私「へえへえへえ〜!!」
私も1枚パチリ。綺麗に撮影できました!移動。
そして手ブレ。いや〜、下向きに咲いてたからさ。しゃがんで左手で花房を支えて携帯を押したんだけどさ。ピントが合わなかったらダメじゃない。ちなみに、湿地です。
日陰です。花いろがわかりづらいけど、遠くで撮影したのと同じ草花がいっぱい咲いていた。何の花かな〜??
調べた!チダケサシというらしい。
日陰でキツネノカミソリの群落を見つけた。日陰でももう少し明るかったらピンボケしなかったのかな?群落を3枚撮影した全部ピンボケしてたわ。やっちゃった〜。移動。
そういえば、去年は9月にガガイモを初観察したんだった。既に花期が終わりかけで、花がほとんど咲いてなかった。今ならもう咲いてるかな??確認しよう。(続く)
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