あられの日記

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ニコライ堂(東京復活大聖堂教会)

2012年04月01日 05時58分42秒 | 神社・仏閣
神田明神からニコライ堂へ来た。
到着したのは14時34分でした。
ニコライ堂を内観出来る時間は4月-9月 1300-16:00・10月-3月 13:00-15:30なので、どうしてもこの時間内に訪問する必要があり、予定の順番を入れ替えての訪問となりました。
なお清掃・維持管理費として聖堂を見る際は、入り口で300円程度の拝観料を献金箱に入れます。
…って。なんか、黄色いロウソクをシスターがくれた。これって参拝記念に献火台でロウソクに火をつけて建てろってことかな~??
ちなみに、聖堂内部は撮影禁止!ですので、画像紹介は出来ません。
またニコライ堂も過去記事で紹介済みです。
ニコライ堂(2010年12月25日)の記事こちらの記事で内部写真を確認出来ます。
少し蘊蓄を紹介しますと…ニコライ堂は通称で、正式には東京復活大聖堂教会というギリシャ正教の教会です。
イエス=キリストをギリシャ読みするとイイスス=ハリストスとなり、『ハリストス復活大聖堂』と呼ばれることもあります。
ちなみにニコライ堂の通称がついたのは、ロシアから正教伝道で来日したロシア人修道司祭ニコライの名前にちなんでいます。
ニコライは修道名で、本名はイワン・ドミートリエヴィチ・カサートキン。
1861年に函館ロシア領事館付属礼拝堂の司祭として来日。同志社大学を創った新島襄から日本語を教わり(ちなみに来年のNHKの大河ドラマの主人公は新島襄の奥さんです)ました。彼は日露戦争中も日本を離れる事なく、東京で死去。谷中墓地に葬られてます。<ただし、現在は谷中墓地の他、ニコライ堂・函館ハリストス正教会などに分骨されてます。…正教会では不朽体と呼ぶので、分骨という言い方ははおかしいか?
でもこの日、再訪となった私の目的は…「すみません。この教会去年の地震で大丈夫だったんですか?」だったりして。
や。ニコライ堂は関東大震災(1923・大正12年)で大被害を受けてるんですよ。鐘楼は倒壊してるし、大聖堂のドームも落ち、この時発生した火事で中が丸焼けになってるのだ!この時、日本女性山下りんさんが描いたイコンも焼けて失われたんだって。
ちなみに、ニコライ堂の設計はジョサイア=コンドル。先日紹介した旧岩崎邸の設計した人ですね。
修復工事にあたったのが設計家:岡田信一郎!
ええ。私のブログを長年見てる方はご存知の通り、ちょくちょく記事にしてる岡田信一郎です。
彼は修復に際し、鐘楼の高さを削り、ドームのデザインを替え、聖堂内部に補強の柱を追加して建てました。
シスター「あの折りは、聖堂もだいぶ揺れましてね。イコン画も何点が落ちて壊れましたが、大きな被害はありませんでした」
と、ひとまず安心。この時、シスターの隣に売店があって、ニコライ堂のオリジナルと修復後の絵はがきも売られていたのに、買い忘れてしまいましたっ!!もう大失敗です!!オリジナルのニコライ堂は、鐘楼が丸い屋根じゃなかったんですよ。
シスターは他にこんなこともおっしゃってました。
「東北で私どもの教会も被災しまして…。3つ程修理のめどが立ってないんですよ」だそうです。
八端十字の十字架
外に出て、外観を眺めてまして、以前来た時と大きな違いに気づきました。
なんか、でっかいビルが建設中だ!
これ、ニコライ堂を撮影しようとすれば、背後に入っちゃうじゃん!!
トップ画像の左端にちょっと映り込んでるビルです。邪魔~~っ!!

ニコライ堂の事務所です。

付主教庁伝道会室

微妙に、窓のデザインが違ってるのはなぜだ!
さて、ニコライ堂を無事に見れたので、次は、湯島聖堂です。
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東京の靖国神社にある標準木の桜が、昨日開花しました。おととい朝も昼も晩も強風が吹いて、気温も高かったのであっちゅー間に開花した。
今日は気温は今一上がってませんが、風は少し残ってるね。お散歩にはいい天気なんですが、今日は貧血で動けません。ええ。3月の終わりにいつもの血液検査をしたら、案の定ヘモグロビン値が低下してました。んで、またもや鉄剤で増血中です。結構即効力がある薬なんですが、生理が始まってしまえば増血分も無駄になってしまう。理由は分かってるんだ。脳梗塞を起こした私は、予防薬として血管の中に血栓が出来ないように血液がサラサラになるお薬を飲んでいるのだ。だから、女性なら毎月1回必ずある生理で出血量が多くてね。結果、貧血になってしまうという…。
な訳で、生理の期間中と直後は動けないんだね。も。踏んだり蹴ったり。ま。病気とは長い友達なんで、折り合いつけてつき合うしかないんだな。

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