2019.5.3讃岐、大野原・豊浜巨木さんぽ。
豊浜八幡神社は23台のちょうさが乱舞する「ちょうさ祭」が、毎年10月の第2日曜日を最終日とする金・土・日曜の3日間開催されます。
ところで、ちょうさってご存知ですか?
WIKIで「ちょうさ」と入力すると、「太鼓台」に転送されます。
太鼓台とは、1)太鼓を載せる台。2)神社の祭礼において練り出される山車の一種。内部に太鼓が積まれており、太鼓に合わせて音頭をとって担ぐ。
とあります。香川県の西部を地元では「西讃(せいさん)」と言いまして、一体では秋祭りでは各町内で持つちょうさを引き回します。で、豊浜八幡神社の巨木を見学後、周辺で一番有名なちょうさ祭がここで行われるのだと気づく。この日の巨木さんぽは、私・旦那・私の母・従姉妹・妹・妹の娘の計6名で回ってまして、妹の娘は、大阪生まれの千葉県松戸育ちの奈良県在住。となると、もしやちょうさを知らないかもしれん。それはダメ!と思い、豊浜八幡神社から車で数分のちょうさ会館に立ち寄りました。
入館料300円。学生250円。65歳以上の方150円。はっきりいってボッタクリ料金ですが、田舎では普通かもな?
実物のちょうさです。大きさを実感してください。これをご町内の男性がかつぎます。
迫力のちょうさ祭のビデオ上映がありまして、私も知らなかったのですが、豊浜ではお神輿を船に載せて海を渡るのですね。お神輿が乗った船の前は、決して遮ってはいけない!とか。そんなビデオや、田んぼの中を悠々と進むちょうさは迫力満点です。
館内は少し暗めで、肝心のちょうさがピンボケ画像に。凹む。
23台のちょうさは、それぞれの町内で持ってるので、法被もご町内ごとに分かれてて、クールなデザインです。これさ、ハンカチや日本てぬぐいにプリントして売店に並べればいいのに。売店の商品は馬鹿高いものとダサいのしかなかったよ。要改善を求む!
ああ!これならちょうさの感じが伝わるかも〜?
人形ですが、大体このようにしてちょうさは運行します。
これって、ご町内で持ってるので、各町内で豪華さなんか競うんだろうなあ。知らんけど。
館内にはもう使ってないちょうさの飾りも展示してあります。これは掛け布団。
豪華でしょう?2匹の龍は締(しめ)。
その下は幕。太鼓台の周囲に4枚に分けて飾ります。元は魔除けです。
ちょうさの一番上の四隅の蝶結びのリボンをとんぼと呼びまして、祭のかき比べの時はここに立って、担ぎ手を囃したてます。
さてと?と売店を覗いたけどめぼしいものがなくてがっかり。だったけど?
アニメ「結城友奈は勇者である」の番宣ポスターを展示してあった。今時の子供ならこっちの方が楽しいかも?背景は、観音寺市の観光名所です。いわゆる聖地巡礼で訪問するべき場所なんだろうね。
隣にはもう少し大きなお友だち向けな、大林宣彦監督作品「青春デンデケデケデケ」のポスターとサイン色紙の展示でした。
一通り見て満足したけども、ここの人なら豊浜町東公民館の場所を知ってるかも?巨木探訪でここのイブキ(樹高:17メートル・目通り幹囲:4、9メートル)が見たいけど、場所の特定ができてないんだよね。
で。受付の女性に聞いてみた。
無理だった。彼女いわく「大野原町の出身でして〜」とのこと。
あう〜。終わったぁ〜。
となると、今回の巨木探訪はここがラストの予定だったんだよね〜。でも最後に見た巨木が、半分以上枯死してる宗林寺さんのクロガネモチというのは納得いかん!納得いかんのじゃぁ〜〜!!
実は巨木探訪コースを作ってる時に、所在地が特定できず諦めた巨木があり、野都合神社のクスノキという。けどもどう探しても野都合神社さんが見つからないんだ!けどもヒントはある「花稲工業団地の北・広庄池の南」です。讃岐人ならば、ため池が目印にならないことを知ってますね。ため池が多すぎて、名前なんかよほどの地元民でないと知らんのじゃ!となると、「花稲工業団地」が手がかりです。幸い、母と従姉妹が知ってるというので、まずは花稲工業団地を目指すことにする。近くにいけばなんとかなると思うんだ。何しろ探し物は高さ25メートルもあるんだしさ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます