あられの日記

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迎賓館本館内晩餐の間って

2010年09月17日 04時12分37秒 | 漫画【赤坂迎賓館界隈楽々散歩】
念願の迎賓館本館参観ですが、撮影禁止です。
なので、もらったパンフレットで紹介。
トップ画像は2階の彩鸞の間です。
「彩鸞の間」という名前は、左右の大きな鏡の上と、ねずみ色の大理石で作られた暖炉の両脇に「鸞」と呼ばれる架空の撮りをデザインした金色の浮き彫りがあることに由来する。
白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮き彫りで装飾され、10枚の鏡が部屋を広く見せている。
この部屋は表敬訪問のために訪れた来客が最初に案内される間として使用されたり、晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのテレビ・インタビュー等に使用されている。

参観者は各部屋ごとにいる職員の話を聞きながら進みます。

部屋のレリーフのモチーフは天馬・甲冑・獅子・矢など軍隊をイメージさせるものと、スフィンクスやホルンなどもあります。
上の画像は石膏に金箔を貼って仕上げてます。甲冑といっても日本の鎧じゃんこれ~。なんか笑える。

次の間は「花鳥の間」です。

「花鳥の間」という名前は、天井に描かれた36枚の絵や、欄間に貼られたコブラン織風綴織、壁面に飾られた30枚の楕円形の七宝に、花や鳥が描かれていることに由来する。
周囲の腰壁は茶褐色のシオジ材で板張りしてあり、その壁の中段を飾るのが七宝である。下絵は日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝焼の天才清川そう助が焼いたものである。
この部屋は主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂で、最大約130名の席が設けられる。

壁に30枚の七宝焼が飾られてます。上の画像は「ちゃぼ」。5月に秋篠宮一家が訪れた際悠仁様が「ちゃぼはどこですか?」とお尋ねになられたというエピソードを伺いました。お父様から話を聞いて見るの楽しみにしてたんですって。

食堂ですが、ここで料理を作っている訳ではありません。どこから運んでくるのか?
上の画像ではわかりにくいのですが、画像奥中央の食器棚、その右手に入口があってそこから配膳係が出入りするんだそうで。
旅先でいくつか宮殿を見ましたが、日本の迎賓館の食堂は、木材が目立ってます。私は落ち着いていいと思いましたが、来賓はどういう感想なんだろうなあ~。
工夫が隅々まで施されている部屋ですが、シャンデリアにも一工夫。格調高い部屋に無粋なスピーカーはつけらせません。でもメガホンはふさわしくない。実はシャンデリアにスピーカーが隠されてるんですよ。訪れた時、シャンデリアにライトは入ってなかったので、説明を聞きながらまじまじとスピーカーを探しちゃいました。

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