あられの日記

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薬を安くする方法

2011年03月05日 04時35分39秒 | 健康
脳梗塞で倒れて以後、日々薬を飲まねばならなくなりました。
トップ画像は朝飲んでる薬です。
薬はドラッグストアで気軽に購入出来るお薬とば別に、先生が書いた処方箋がないと買えないお薬があります。
私が飲んでるのはもっぱらこのお薬。
トップ画像の内訳は血液さらさらバイアスピリン100mg1錠。<一般名:アスピリン腸溶錠>(1回1錠)
降圧剤デイオバン錠40mg4錠。<一般名:バルサルタン錠>(1回4錠)
降圧剤ミカルディス20mg1錠。<一般名:テルミサルタン錠>(1回1錠)
カルスロット10 1錠。<一般名:塩酸マニジピン錠>(1回1錠、1日2錠)
ここまでが必ず毎日毎朝。それに場合により、
マグラックス錠330mg<一般名:酸化マグネシウム>(1回1錠。1日2錠)とか
鉄剤フェロミア錠50mg<一般名:クエン酸第一鉄ナトリウム錠>(1回1錠、1日2錠)とか
アレルギー反応抑制剤アレグラ錠60mg。<一般名:塩酸フェキソフェナジン錠>(1回1錠、1日2錠)が加わります。
これだけ飲むと、朝食メニューにもう1品のノリでげっそりします。
これだけ飲むと、お薬代もバカになりません。日々飲まないとダメなので、出来るならばお安くあげたいっ。切実です。
で。
誰もがひらめくのが「ジェネリック医薬品」の利用です。
ジェネリック医薬品とは、後発医薬品のことで、特許が切れた医薬品を他の製薬会社が製造或は供給する医薬品のことで、特許対象は有効性分、製造方法、効能効果、用法用量など多岐にわたる。とWIKIにあります。
ジェネリック医薬品は先発医薬品に比べて安価なのが普通。でも価格にはお薬によりひらきがあります。とても安くなる場合もあれば、ジェネリックに切り替えても殆ど価格が変らないことも。
でも安いならば、それにこしたことはないと思う。
先に紹介した私のお薬ではバイアスピリンがジェネリック医薬品です。
残念ながらディオバンもミカルディスもカルスロットもジェネリック医薬品はありません…。のハズだったのですが、ある日健康保険組合から「ジェネリック医薬品に関する情報提供のお知らせ」という郵便物が届いたのですよ。
それによりますと、私の飲んでいるカルスロット錠10にはジェネリック医薬品があるそうなのです。
…どゆこと?
何はともあれ、ジェネリック医薬品に変更出来るなら変更したいっ!!
まずは病院の先生にお薬の変更を訴える。
すると、病院の使用しているコンピューターには該当するお薬がインプットされてませんでしたが、変更はしてもよいとのことでしたので、院外薬局で訴えてみた。
と。薬局の薬剤師さんが先生に確認の電話の末変更してもよいとのこと。変更可能なお薬を薬剤師さんが調べてくれました。
待つ事しばし…。
実は、健康保険組合から勧められたお薬は『90日分当り、武田のカルスロット錠10 2160円を富士フィルムファーマーのマジニロット錠10mg 810円へ変更すると、90日分で1350円安くなります』というものだったのですよ。
で、ですね。
結局薬局で処方されたお薬は大洋のマジニピン塩酸塩錠10mgでした。
価格は健康保険組合がおすすめしてくれたお薬と同じく、90日分で1350円お安くなりました。

上の画像の左がもとのカルスロット10。右が新しいお薬。マジニピン塩酸塩錠10mg。

そしてもう一つ。簡単にお薬が安くなる方法があったのです。
それは私が降圧剤のディオバン錠40mgを1回に4錠飲んでいることがポイントだったんですね。
ディオバン錠はメジャーな降圧剤なのか、香川県に住んでいる弟も処方されてるお薬です。
実は降圧剤のディオバン錠には40mg錠の他に、80mg錠と160mg錠の2種類があったんですよ。
つまりですね。私の場合、毎朝ディオバン40mg錠を4個。ようするに1回当り160mgを摂取してるのであれば、1個160mgに変更可能という事です。
ここがポイントなんですよ。
お薬は1個2個がポイントではなく、お薬に入っている有効性分の量がポイントなのです。
そしてお薬は1錠40mgを4個飲むよりも、1錠160mgを1個飲む方が安いんですっ!!
ご存知でした?私は気づきませんでした。
即。変更変更。
お薬が安くなるのが希望でしたら…。と声かけてくれたのは薬剤師さんです。彼女が「80mg・160mgのお薬に変更するとちょっとお薬が大きくなるんですが」と。ディオバン錠の80mgと160mgを見せてくれました。
お薬飲むの、倒れるまでは苦手でしたが、現在は毎日10錠ほど飲んでる私。ちょっと位お薬が大きくなっても大丈夫!
てなことでディオバン錠40mgを160mgに変更すると、私の場合90日分で810円安くなりました。
90日分で1種類のお薬をジェネリック医薬品で1350円。1種類のお薬の個数変更で810円。合計2160円安くなりました。
2160円÷90日=24円/1日。
24円×365日=8760円/1年。
私の場合は家族で3割負担なのですよ。薬の種類を変更しただけで、健康保険組合の負担が年間20440円も削減出来ました。
何げにびっくりですよ。
昨今、健康保険組合があちこちで行き詰まってますけど、私一人でこれだけ削減出来るなら、見直しはどんどん必要だと思う。誰も困らない簡単で素晴らしい削減方法だと思うんだよね。
このお薬代金の削減問題のポイントは、飲んでる患者自身がお薬や安くする方法を気づけないということです。
ならば誰が気づくことが出来るのか??
それは…ズバリっ。
「薬剤師さん」ですっ!
患者さんは積極的に薬剤師さんに相談することをおすすめします。
ビバ見直しっ!
やって確実に得する見直しっ!!
日々投薬されてる方にはぜひとも試すことをおすすめします。

ところで、私の飲んでいる薬の中に、1回1錠&1日2錠というのがあります。これは朝食と夕食の後飲んでる薬です。
中にカルスロット10錠というのがありました。
実は先生に処方された当初は朝にカルスロット20錠を1個だけ服用していたのですよ。
でもこのお薬は副作用がとても強くてですね。や。副作用の現れ方は個人差があるようで、酷い副作用で辛いのは私だけかもしれないんですけど…。
具体的な副作用とは、めまい&立ちくらみ&ふらつき&吐き気です。もう延々辛くて辛くて。お薬飲むのは朝ご飯の後なのに、お昼ご飯の時までも時々気持ち悪くて食べられなかったりしたんですよ。
入院中は午前中にリハビリをやるとへろへろになったり、ベット清掃中の時に病室で立ってるだけでめまいでふらふらになったり、歯磨きに出かけて洗面室で動けなくなってしまい吐いたりしていたんですよ。
最初はそれがお薬のせいとわからなくてね。でもそのうちお薬が原因ではないかと疑って…。
でも正直、血圧下げるためのお薬で1日ふらふらムカムカしてたらお布団から出れるのは午後。私のクオリティオブライフ(生活の質)は台無し。
家事をする必要のない入院中はともかく、退院してからもほぼ動けないのってもう最低~~っ!!
で、ムキになって外出して出先でめまいを起こして動けなくなって座り込んだり、目の前が真っ暗になって、危うく救急車を呼びそうになったりしたんだけど~~っ!!って先生に訴えた所、カルスロットの処方を朝夕方の2回に振り分けてくれました。
だらかどうした?
カルスロット錠を1日20mgから10mgに変更しても副作用は相変わらずあります。でも苦しい時間が随分と減りました。
服用して1時間後から3時間半後の間を乗り切れば、なんとか普通の生活出来るようになり、リハビリにだいぶ前向きになりました。リハビリと称し、お散歩三昧したおかげで、軽い麻痺が出ていた左足も、今ではちょっと見では脳梗塞の後遺症でひきずっているのに気づかれないですよ。
現在はカルスロット10朝夕服用の1日2回がジェネリック医薬品のマジニピン塩酸塩錠へ変更となりました。薬を変更することによって副作用も消えないものか?と期待しましたが、副作用は相変わらずあります。でも1回20mg摂取していた時に比べると、軽いのですよ。例えば夕食後2時間以内に就寝してしまえば、副作用時間は就寝中だからね。工夫をして患者ライフを楽しんでます。
何を言いたいかというと、なんでもかんでも1回にまとめて飲めばいいとは限らない~ということ。
もし高血圧で処方薬を飲んでる方で私と同じ症状に心当たりありましたら、担当医さんもしくは薬剤師さんに相談してみて下さい。
薬剤師さんって頼りになりますよ。
そんで、もしかかっている医者が複数科ありお薬が処方されていたら、同時に飲んで問題ない薬かどうかも確認して下さいね。たまに飲み合わせでマズい時があるようなので。
患者さんは自分の症状に合わせて闘病生活のクオリティオブライフを向上させて下さい。



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