あられの日記

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相模原公園せせらぎ地区の山野草2021/3/19

2021年03月31日 05時51分57秒 | 野草・木の花と実の観察
ここは桜の隠れた名所です。早咲き桜から八重桜まで咲きつなぎ、最盛期は夢のように美しいのに見物客は少ないという理想の場所。理由は相模川の2つの段丘。段丘の一番上に相模原公園のメインの場所。せせらぎ地区は1段下がったところにあり、アクセス的には相模原公園の花菖蒲園から脇の水道みちを降りていくと道を挟んだ向こうにあります。桜の開花情報は先だしで投稿済み。
なので桜の画像でなく3月19日に見かけた草花を紹介しますね。
まずはトップ画像。これはキランソウ(金瘡小草):シソ科キランソウ属の多年草。
道端などに生える雑草。別名、ジゴクノカマノフタ。
和名のキランソウの由来は諸説あり。一説にはランに似た紫色の花を意味する「紫蘭草(シランソウ)が訛った説。また「キ」は紫の古語、「ラン」は藍色を意味するとことから、花いろから紫藍色に由来する説。茎を地面に伸ばして群生する様から、織物の金欄に見立てて「金欄草」と名付けたとする説あり。
別名のジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)という呼び名もあるが、これは根生葉が地面に張り付くように放射状に広がる様が、地獄の釜の蓋に見立てられたもの。さまざまな病気に対して薬草としての効能から医者が入らず、「これで地獄に落ちないで済む」という意味などが由来。医者が必要ないというところからイシャゴロシ(医者殺し)の異名もある。
漢名(中国名)では金瘡小草という。金瘡とは刀傷のこと。キランソウの葉を潰して傷に塗ると、切り傷や腫れ物に効用があることから名付けられた。
原産は日本在来とされる。
花がまとまってなく撮影しにくいなあ?
先日谷戸山公園で見かけたカキドオシに似てるけど違うなあ?
調べてびっくり!この花の正体はカキドオシでした。なんと!谷戸山公園で見かけた私がカキドオシだと思った花はムラサキサギゴケという別品種の植物でした。
あ!ヤバっ!!谷戸山公園の記事は別種なんだから訂正しておかないと。
カキドオシ(垣通し):シソ科の植物。別名レンセンソウ(連銭草)、カントリソウ(癇取草)。
和名のカキドオシは、生垣の下などで垣根を突き抜けるほど勢いよく伸びてくる様子に由来。連銭草(レンセンソウ)という別名は、丸い葉が並んで見えることから。
蔓性の多年草。花期は春(4−5月)。
このところよく見かけているスミレとは別のスミレです。数は少ないけど。まだ咲き始めみたいだから花数が増えてからもう一度見物しよう!
一応調べてみた。葉っぱの形から判断するに、タチツボスミレの変異種っぽい。別品種かと思ったら、色が違うだけで同じ奴!という結果です。もうちょい花数が増えたらもっと詳しいことがわかると思うけども。花色より葉っぱの形を優先するのが正解だと思うのだ。
2月下旬から散策に色を添えていたヒメオドリコソウもぼちぼち見頃を過ぎる時期になったようです。あ。青いオオイヌノフグリは一日草でして。撮影時間が午後3時とあっては既に花びらが閉じ始めてます。
そしてタンポポ。
な、何かしら〜??花が小さすぎてピントが合ってないし。これでも群落なので、どれかの花にはピントが合ってたから掲載したという。正体は?後で調べよう。
調べた!
キュウリグサ(胡瓜草):ムラサキ科キュウリグサ属の雑草。
和名は葉をもむとキュウリのような匂いがすることに由来する。
薄いピンクは、ハルジオンかな?
ハルジオン(春紫苑):キク科ムカシヨモギ属の多年草。北アメリカ原産。日本ではよくみかける帰化植物。ヒメジオンと共に、道端でよく見かける雑草。一部の地域では貧乏草と呼ばれ、折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまうと言われている。

アオキの実。最近アオキの茶色い花の撮影を楽しんでたんだけどさ〜?なんで実のついてる奴があるんでしょうかねえ?
面白い植物だよね。
む?わからん!時期的にナラ・コナラの花ふさじゃないと思うけどさ。私この垂れ下がる系の雑木に強い花粉症アレルギーがあるんだよね。
桜の季節。視線は頭の上の満開の桜へ行きがちですが、足元では山野草が可憐な花を咲かせています。私は今まで山野草にあまり興味を持ってなかったので新鮮です。調べたらトリビアも面白くて〜。オススメよ?
ちなみに、せせらぎ地区のマップも載せておきます。画像中央下にクヌギゲートと書いてありますが、水道みちです。ここを登ると花菖蒲池。もしくはギオンスタジアムへの近道となっています。

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