あられの日記

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鎌倉文学館

2011年07月23日 04時53分16秒 | 鎌倉
14時過ぎ、バラの季節に訪れてみたかった鎌倉文学館到着。
『文学館は、鎌倉ゆかりの文学者の直筆原稿・手紙・愛用品などの文学資料を収集保存し、展示することを目的として、昭和60年(1985)に開館しました。
鎌倉文学館の本館と敷地は、以前、加賀百万石藩主前田利家の系譜である旧前田侯爵家の鎌倉別邸でした。
鎌倉別邸は、明治23年(1890)頃、第15代当主前田利嗣が土地を手に入れ、和風建築の館を建てたことにはじまります。明治43年(1910)、館は類焼により焼失、後に、洋風に再建されます。さらに、第16代当主前田利為氏が全面改築を行い、昭和11年(1936)、今に残る洋館が完成します。
第二次世界大戦後、デンマーク公使や佐藤栄作首相が別邸を借り、別荘として使用していたこともあります。
また、三島由紀夫は、小説「春の雪」に登場する別荘を鎌倉別邸をモデルに描いています。
昭和58年(1983)、第17代当主前田利建氏より鎌倉別邸の建物が鎌倉市に寄贈されます。そして、建物の外観を残しながら補修と増改築を施し、新たに収蔵庫棟を建て、鎌倉文学館は開館しました。
本館の外観は、ハーフティンバーを基調とする洋風と切妻屋根と深い軒出などの和風が混在する独特なデザインです。内部も全体は洋風でアールデコの様式も見られますが、随所に和風様式が取り入れられています。』
文学館パンフレットより。
ちなみに、旧前田侯爵邸本館はこちらです。旧前田侯爵邸洋館外観(2011年1月14日)の記事こちらは小田急線東北沢駅からすぐの場所にあります。無料公開されてます。ちなみに、内部も観覧出来ます。旧前田侯爵邸洋館1階(2011年1月15日)の記事


/文学館所在地はここ。
/入館料は400円。
訪れた5月19日には鎌倉の佐助に住んでいた作家米原万里さんの特別展が展示中でした。
入館すると靴を入口で預けて回ります。素敵な応接間など内観を撮影したい所ですが、内部は撮影禁止です。

ステンドグラスが綺麗~。確か2種類ありました。
あ。入館するとそこは建物の2階部分。展示は1階にも。でも3階部分は非公開です。耐震補強してないから、出来ないんだって!惜しいなあ。文学館から鎌倉の海がよく見えると思うですよ。3階のバルコニー、いや、窓からでもいい。海が見たかったなあ。

鎌倉は明治以降、多くの文学者が居住・滞在し、著作活動をしてました。
文学館には鎌倉ゆかりの文学者の原稿や初版本などが展示されていて、日本近代文学が好きな人は時間を忘れて見入ってしまう程です。

ちなみに、目黒区駒場公園内にある旧前田侯爵邸洋館のフォトチャンネルを作成したので、興味のある方はご覧下さい。
旧前田侯爵邸

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