町田市にある薬師池公園には茅葺き屋根の古民家が2つある。今日は古民家と紅葉したモミジを紹介。
昨日紹介したモミジ。斜面の上に散策路がある。見下ろせば茅葺き屋根の古民家が見えた。旧荻野家だ。
訪問した11月29日は晴天で、日陰と日向の明るさの差がエグい。エグすぎる。
奥の明るいところが白トビする程日陰の茅葺き古民家の明度を上げてみた。
散策路は池の手前で池の周回道に合流する。
さっき見下ろした古民家の紅葉を見物に。
わかりにくいけど、上の画像左下から中央に向けて伸びる暗い場所に小川が流れている。
古民家に到着。日陰だ。薬師池公園の高低差もまたエグい。南も高いから。この時期、ここの古民家に光が届くことがあるんだろか?ちなみに上の画像は12時24分に撮影しました。
さて、上から見下ろしたように周辺には真っ赤なモミジが沢山ある。
こんな感じ。
こんなこんな。
けどいい感じの真っ赤なモミジと茅葺きの古民家を撮影するベストな場所は、カメラ愛好家グループがそれぞれ三脚を立てて陣取り中だ。何を待ってるのか?と不思議に思った。おっちゃん達の会話ですぐに判明した。
3つ上の画像の古民家の屋根に注目して欲しい。屋根からうっすら煙が出てるのだ。古民家で火を焚いてるようだ。で、おっちゃん達は真っ赤なモミジと茅葺き古民家とたっぷり出る白い煙を待ってるのだ。で、理想の煙について熱く語っている。
わからんでもない。
どうしようか?と思った。もう少し奥まで行って真っ赤なモミジを見上げて撮影したい。出来たら奥まで行って茅葺き古民家とモミジを絡めて撮影出来るポイントがないか確認したい。おじさん達は煙の量についてまだ文句を言いあってる。ちょっとくらいならいいかな?と。奥に歩いてると、後ろから罵声が飛んできた。
「どけよ」「何やってんだっ!」「早くしろ」と。おじさん達に一斉に怒鳴られた。
あれ〜〜??アンタ達、今まで文句しか言ってなかったじゃないの?私が悪いの??そもそも公園だからそこはアンタ達専用の撮影場所ではない!長時間三脚を立ててグループで専有する方がおかしいんじゃ!とも思ったけども、年配者グループに文句いうだけ無駄なので引き返さずにそそくさと古民家の奥を回って反対側へ抜けた。撮影もパス。
もうねおじさん達はベストなコンディションでなくとも、ベストな構図に邪魔なものがあるのが許せないらしい。困ったもんだよな〜。こういう間違った主張をする年配のカメラ愛好家が、鎌倉の寺社で色々やらかしたせいで、鎌倉の寺社は三脚持ち込み禁止になったところも多いし、更に撮影禁止になったところがいくつもある。
公園はみんなが楽しむ場所なんだよね。ああいう人を注意するだけ無駄。ならさ、紅葉のハイシーズンに古民家で火を焚かなければいいんだよ。理想的な煙を待つからおじさん達は長時間紅葉のベストポイントから動かないんである。そもそも目的の煙がなければいいじゃん?公園管理者の方、私の提案を採用しませんか?
ってなカメラ愛好家には悪魔的なことを考えつつ足早に離れた。
古民家のそばに万葉集に出てくる小さな植物園がある。ふと紹介してる説明画像とそっくりな円錐形の植物を見つけた。本当にそっくりでびっくりだ。
さて、薬師池公園の古民家は2つあり、もう一つは旧永井家。屋根の上が面白かったので、撮影出来る場所を探し薬師堂の参道の石段を上ってみた。
そういえば、薬師堂のイチョウの巨木は黄色くなってるかな?大きな木なのに薬師池公園の斜面は急角度。角度的に下から見上げてもイチョウが見えない。確認するべし〜。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます