アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

のんびりと春の川

2007-03-23 | 四万十川 春

 最高気温19度。

 風がない春の川に、初夏を思わせる光があふれています。

冬に白くなった僕の顔に、まぶしい陽光がジンジンとしみます。

川に手を浸ける、とまだキリッと冷たい水が気持ち良い。川面の水温13度。

川の水量は少なく、その水の透明度は良好です。

今日は、艇庫からカナディアンカヌーを引っ張りだして、約6キロの川下りを楽しみました。

 

 春の川岸をいろどるのは、菜の花の黄、フジツツジの青紫、柳の葉の萌黄。

鳥がさえずりカジカ蛙が高い声で鳴いています。

「ピーッ」ひときわ甲高い声。

ん?そちらを見ると、白いお尻を見せて鹿が川岸の斜面を登っています。

そんな春景色の四万十川を、カヌーはのんびりと下ってゆきました。

「春の川 ひねもす のらり くらりかな



今シーズンもよろしくお願いいたします。