最高気温25度。
初夏の夕暮れ。
沈下橋に腰掛けた僕は、あたりが暗くなるのをボンヤリと待ちます。
19時30分。
西の空には、まだ少しオレンジ色が残っています。
燃えるような空の色は、東に向かうほど少しずつ蒼くなってゆく。
夕から夜へうつりかわる、光と大気のマジック。
今夕は、風がありません。
水面には、無数の魚のライズが見え、魚がジャンプする音も聞こえる。
山の上に浮かんだ三日月のそばで、金星がひときわ明るく輝いていました。
20時00分。
あたりがちゃんと暗くなると、ホタルのヒカリが川岸の林に見えはじめました。
まだ飛びはじめたばかりのホタルの数は、少なめです(10~15匹くらい)。
今週末には、沢山のホタルの光が見られるコトを期待してます。
四万十に、短いホタルの季節の到来です。