アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

薫る風と水が出会うところで

2008-05-06 | アークツアー 初夏

最高気温25度。

 5月の庭で、ピラカンサがバニラ色の小さな花を咲かせはじめています。

遅い午前中に起きた僕は、ベランダに出てコーヒー片手に本を開く。

先日本屋によった時、題名にひかれチラ読みし購入したその本は、詩集「水と水とが出会うところ」です。  

 

「水と水とが出会うところ」レイモンド・カーヴァー著 村上春樹訳。

僕は小川と、それが奏でる音楽が好きだ。

小川になる前の、湿原や草地を縫って流れる、細い水流が好きだ。

そのこっそりと密やかなところが、すごく気に入っているんだ。

そうそう、水源のことを忘れちゃいけない!

源の泉くらい素晴らしいものがほかにあるだろうか?

とはいってもちゃんとした川だってやはり捨てがたい。

川が大きな河に流れ込む場所や河が海と合流する広い河口。

水と水とが出会うところ。

そんな場所は僕の中でいわば聖域のように際だっている。

ー中略ー

河を愛するっていいものだ。

ずっと水源にいたるまでそっくり好きだなんてね。

自分を膨らませてくれるものがそっくり好きだなんてね。

 

 「うーん、良いなぁー」

ゴールデンウィークツアーが無事終了し、ほっとしたココロと少しくたびれたカラダ。

その詩は、炭火のようなあたたかさで、僕のカラダとココロを包んでくれました。

 

 「アークゴールデンウィークツアー」へ参加されたゲストの皆さん、ありがとうございました。

四万十は遠い所ですが、ぜひまた遊びに来てくださいね。

*スペシャル サンクス テルミちゃん、陣中見舞いをありがとう!

轟沈!!四万十川に初沈を捧げてくれてありがとう!(笑)

コメント
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