のち 最高気温31度。
昨日、四国地方は例年より7日早く梅雨入りです。
梅雨入り初夜は、ザァザァとまとまった雨に。
翌日は、雨上がりのすっきりブルーの青空にモクモク入道雲。
気温は30度をこえ、しめった空気にじとっと蒸し暑さをかんじます。
この雨で四万十川は、約3メーターの増水。泥色の水がはやく流れてます。
標高が低い山から流れはじめる四万十川は、
上流~下流まで大きくクネクネ蛇行しながらゆったりと流れます。
そのため四万十川は、年間の水温が高く水が汚れやすい。
川は、台風や低気圧の大雨で年に4~5回5~6メーターほど増水し、沈下橋がつかります。
川が大きく増水すると、川底の砂利や大きな石が転がり、
古いコケや藻が流され生き物も移動し、ふたたびシンセンな水の流れがよみがえります。
瀬の石に付いたあたらしいコケを食べて育った鮎は、香りがよくなるといいます。
近年は、前線と台風がタッグを組んで大暴れするコトも多く、
川は、毎年のように10メーターを超える増水に見舞われています。
そのたび僕は、自然の脅威にびびってマス。
あと、増水時と減水時では、水位の差が大きくなっているのも気にかかるところです。
(河状係数というのだそうだ)
山の保水力が落ちているのであろうか?
夕方には再び、ドヨーンとした雨雲が空いっぱいに広がりました。