アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

春空とワインと

2009-03-21 | 四万十川 春

最高気温23度。

 一雨ごとにあたたかさを増した四万十は、サクラも咲きはじめました。

やっほう!!南国土佐に本格的な春がやってきたのです。

だ・け・ど、高知の春は短い。ウカウカしているとすぐに初夏~夏の暑さに。

 

 雨上がりの昨日、そして今日も初夏のような陽気です。

若草の匂いがまじる湿ってあたたかい空気。最高気温23度。おーぬくい。

半袖&短パン姿になった僕は、いつもの散歩道を3ヶ月ぶりにのんびりと歩きました。

 

 早くも水が入った田から、カエル達のにぎやかな合唱が聞こえてきます。

僕が口ずさむのは、デュークエイセスの名曲(迷曲?一度聞いたら忘れられないチャーミングな曲)。

♪筑波山麓男声がっしょーだぁーん マウントツクバのフロッグコーラス

コンダクターはがま蛙 がまはがまでも四六のが~ま~よ~♪  筑波山麓合唱団 

聴いてみてね。楽しい曲でっす。

 ぽつりと一本、ヤマザクラが山の斜面で咲いています。

サクラの木の下に腰を下ろした僕は、

背中のザックから冷えた辛口の白ワインを取りだし、シェラカップになみなみと注いで飲む。

カマンベールチーズをつまみに。

少し遠くに、ゆうゆうと流れる四万十川と沈下橋が見えます。

 

 あたたかな陽ざしのなか、絹のようなやわらかな風に吹かれ、

ホロ酔いでウトウトすれば、ああ、ゴクラク、ゴクラク・・・。

今の時間、世間はWBCで大盛り上がりだけど、僕は四万十の春に夢中なのです。

(まぁまだ、四万十に復帰したばかりで、キブンが新鮮なことも大きいのですが。

旅も3日経てば日常とも言いますし・・・)

 

 PS:陽と風が心地良いピクニックのお供には、辛口の白ワインがおススメです。個人的には。

赤やそれ以外の酒だとへビィだし、ビールではちょいと軽い。

最近は、円高のおかげで輸入ワインの値段がグンと下がりましたね。

それは、安くて旨いワイン好きの僕にはうれしいデキゴトです。

今日の四万十川。柳が芽吹いて、萌黄色の若葉が鮮やかです。