アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

ひだまりのヘビとハードロック

2023-11-08 | ・最新のお知らせ・イベントなど

旅雑文「ひだまりのヘビとハードロック」。期間限定公開終了。

 最高気温24度。

 立冬の四万十は、おだやかな晴れ間が広がりました。

陽差しは、薄い長袖で動きまわれば、汗ばんでしまう程の強さ。

午前、僕は寄り道もせずに下流の中村の街まで自転車を走らせた(距離は15キロほど)。

暖かいせいだろうか、ヘビは道のところどころで日向ぼっこをしている

クネクネと逃げたのは、「しまへび、あおだいしょう、やまかがし」

くちめ(まむし)は、車に轢かれてアスファルトに貼り付けられていた。なかなかへビィな話ですね。

さて、この辺りから、今日も話が妙な方向へ・・・。興味ない方は、飛ばしてくださいね。

 

 「へビィといえば・・・・」

午後、ベランダの陽だまりでぼーっとラジオを聴いてると、

ヘビィなロックバンド(ハードロック)AC/DCの曲が流れてきた。

僕はAC/DCを聴くと「ブタに真珠」の言葉が頭にうかんでしまう・・・。

 

 それは、オフロードバイクにキャンプ道具を積んで、だだっ広い豪州大陸を走りまわった旅の終盤。

大陸南に位置する、タスマニア島の山の中での出来事だった。

アウトバック(大陸内部の赤茶けた荒野)の挑戦ルート(もちろん自分なりの)を走り終えた僕は、

山の緑、水の景色が美しいタスマニア島で、山をトレッキング、湖畔でキャンプをしながら、

のんびりと過ごし、大陸とは大きく異なるこまやかな自然にココロ和ませていた。

 

 そんなある日、山の中を走っていると、小さな村の広場の入り口に沢山のバイカーが集っているのが見えた。

「なんだろう?ライダーズミーティングかな?」

僕は、興味本位で近くにいたバイカーに尋ねてみた。

すると彼は、「オーストラリア・ライダー協会が主催する、チャリティーライブが

この広場で開催され、そのメインとしてAC/DCが演奏するのさ」と教えてくれた。

「うん?AC/DC?そんな世界的に有名なバンドが、

こんな田舎の山の中でライブ?確か彼らはオーストラリア出身だったとは思うけど・・・。

うーん、でもこれは多分、僕の聴き間違いだろうなぁ・・・。

AC/DCのコピーバンドと言ったのを聞き違えたんだろう。

でもまぁ、のんびりビールでも飲みながらライブを聴くのもいいなぁ・・・」と僕は思った。

広場の横のキャラバンパークにテントを張り・・・

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。