旅雑文「ひだまりのヘビとハードロック」。期間限定公開終了。
最高気温24度。
立冬の四万十は、おだやかな晴れ間が広がりました。
陽差しは、薄い長袖で動きまわれば、汗ばんでしまう程の強さ。
午前、僕は寄り道もせずに下流の中村の街まで自転車を走らせた(距離は15キロほど)。
暖かいせいだろうか、ヘビは道のところどころで日向ぼっこをしている
クネクネと逃げたのは、「しまへび、あおだいしょう、やまかがし」
くちめ(まむし)は、車に轢かれてアスファルトに貼り付けられていた。なかなかへビィな話ですね。
さて、この辺りから、今日も話が妙な方向へ・・・。興味ない方は、飛ばしてくださいね。
「へビィといえば・・・・」
午後、ベランダの陽だまりでぼーっとラジオを聴いてると、
ヘビィなロックバンド(ハードロック)AC/DCの曲が流れてきた。
僕はAC/DCを聴くと「ブタに真珠」の言葉が頭にうかんでしまう・・・。
それは、オフロードバイクにキャンプ道具を積んで、だだっ広い豪州大陸を走りまわった旅の終盤。
大陸南に位置する、タスマニア島の山の中での出来事だった。
アウトバック(大陸内部の赤茶けた荒野)の挑戦ルート(もちろん自分なりの)を走り終えた僕は、
山の緑、水の景色が美しいタスマニア島で、山をトレッキング、湖畔でキャンプをしながら、
のんびりと過ごし、大陸とは大きく異なるこまやかな自然にココロ和ませていた。
そんなある日、山の中を走っていると、小さな村の広場の入り口に沢山のバイカーが集っているのが見えた。
「なんだろう?ライダーズミーティングかな?」
僕は、興味本位で近くにいたバイカーに尋ねてみた。
すると彼は、「オーストラリア・ライダー協会が主催する、チャリティーライブが
この広場で開催され、そのメインとしてAC/DCが演奏するのさ」と教えてくれた。
「うん?AC/DC?そんな世界的に有名なバンドが、
こんな田舎の山の中でライブ?確か彼らはオーストラリア出身だったとは思うけど・・・。
うーん、でもこれは多分、僕の聴き間違いだろうなぁ・・・。
AC/DCのコピーバンドと言ったのを聞き違えたんだろう。
でもまぁ、のんびりビールでも飲みながらライブを聴くのもいいなぁ・・・」と僕は思った。
広場の横のキャラバンパークにテントを張り・・・
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