アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

焚き火とさびた観覧車

2024-11-30 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「焚き火とさびた観覧車」2011年に書いた旅雑文です。

 

 友人の体験談に、「バイク旅のある日、夜遅く小さな町につき、宿もとれず、

その町外れの無人駅のベンチで寝て、朝、目が覚めたらそこは墓場だった」というのがある。

僕には、霊感ってヤツはまったくないけど、

それでもこれまでに、「ここはなんだかヤバイかも・・」と怪しい雰囲気の場所でキャンプし、

シュラフの中に入ってもざわざわした気配で、あまり眠れなかったことが何度かあります。

そのひとつはある年の、「年越し焚き火キャンプ」。

 

 

 

 「話さない方がいいか・・・楽しそうだし・・・」

焚き火にあたりながら僕は、先程の廃墟探検のときにチラリ見えてしまった、

「観覧車の人影」の事については黙っていたほうが良いな、と思った。

 

 その年の大晦日は、大雨のあとの強い風がブウブウと吹いていた。

予定していた海辺のキャンプサイトは、強風に天幕すら張れず予定変更。

日が暮れた暗い山の中に、やみくもに車を走らせた僕らは、

ややあせりつつつも、テントを張れそうな川沿いの広場を、やっと見つけた。

続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿