最高気温35、8度。
ふっと気がつきゃ、もう8月も後半。真夏もどんづまり・・・。わおっ。
夜明けの風に、照りつける陽ざしに、流れる雲に、遠い秋の気配がわずかに感じられます。
台風の荒天&長雨にもてあそばれた今年の四万十の真夏。
いけずな真夏でしたなぁ。まったくなぁ。
そんな、真夏がおわってゆく四万十川を、(大学生活を終え)
それぞれの新しい世界へ羽ばたきはじめた、ふたりの若きゲスト(Z世代?)とカヤックで下りました。
10:30分集合。口屋内沈下橋スタート。半日のプラーベートツアー。
(四万十は遠いところ。少しでものんびり遊んでほしいとの思いから、このスタイルでやってます)。
カヤックから見あげる空には、ギラリと太陽が輝き、岩のような白い雲がゆっくりと流れています。
お尻のしたの川は、笹濁りの速い流れ。
3日前の(思いもよらぬ大雨の)増水が、まだ残っているのです。
水流は、パドルを漕がずともスイスイくだっていける速さですが、
ビュウビュウ吹きつけてくるきつい南風(向かい風)に、カヤックはスローダウンです。
でも、まぁ、のんびりいこう、この川にながれる時間のように。
半分ほどコースをくだったところで、川原に上陸して、もぐもぐタイムです。
浅い水に座り、南風に吹かれ、冷えたポンジュースで
ノドを潤しながら、僕らは、川や山、自然、旅のハナシしに花を咲かせました。
ふたりの夏、四万十川の夏。
(人生の)新しい長い旅をはじめた若きゲストが、
四万十川をカヤックで下り、遊び、川やその自然にたいして、
少しでも新しい視点を持てたなら良かったなぁ、とガイドさのは、遅い夏の空を見あげたのでした。
*Mさん。ツアー画像CDは、8月21日に発送(郵送)しました。お楽しみに~。
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