あるBOX(改)

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「俺たちの旅・30年目」やっと見る

2003年12月27日 | 生活
いや~、2時間半番組を一気に見るのにゃ気合が要るわ。

70年代っつ~か、青春ドラマを代表する傑作「俺たちの旅」。
人気も根強く、昨年限定発売された「DVDボックス」2セットも完売したとか。
続編も十年毎に製作され、それなりの視聴率を維持している模様。

――で、今回のは「30年目」。彼等の50代を描く「日テレ開局50周年」のスペシャル版。

75年の連ドラ当時からのメンバー「田中健、中村雅俊、秋野太作」らが、今回もそのまま登場。

脚本は、オリジナル当時同様の鎌田敏夫さんが担当。予想を裏切る展開を見せてくれた。

グズ六(秋野大作)は、会社の主権を嫁に握られてショボクレ。
オメダ(田中健)は、3期目の市長選に臨むに当たり苦闘。
ワカメ(森川正太)は、更年期障害に悩む年頃。

20代の頃、自分を「ダメだダメだ」言ってるあまり「ダメ男=オメダ」と仇名された隆雄が、地方の市長として公共事業をストップさせて選挙戦に苦しむあたりは、成長を示しているが。

当時、唯一の社会人だったグズ六も、連ドラ終盤で「なんでも屋」を興し、カースケらもドブ攫いから手伝って・・・・てな感じだったが、その会社も自分が「人材派遣会社」として成功させながら嫁(連ドラ当時、下宿の娘さん)に明け渡した状態。

・・・んなトコロに「カースケ(中村雅俊)が、スペインのマジョルカ島ホテル開発がバブル崩壊で頓挫し10年ぶりに帰国してる」なんて風の噂が届き。

またも、3人は集まるのだった・・・てな話で。
こりゃ当時見てないヤツにはチンプンカンプン、不親切なドラマだな!・・・と開始数分で思った(笑)。

当時の映像使った再現シーンも度々流れたが、それとて あのころ見てなきゃ分からないし。
当時のシーンと現在のシーンの映像の違いも凄いし(フィルムとビデオのキメ細かさの違いが・・・)

―――で。やっぱり陽子さんは死んでた(涙)。
それを聞いて「ロッカーで着替える陽子の胸を思わず見ちゃって隠れる自分」のシーンを回想するオメダに涙。思わず隠れてその後モヤモヤする青年だったんだよな!

しかし、陽子役の金沢碧さんも「あのシーン」出されちゃイヤだろうなぁ。しかも今回マトモな登場は「遺影」だけだし。後は回想シーンばかり(しかし印象深いんだなぁ、全部はっきり覚えてるわ)。

やっぱり鎌田さん、ムゴイ。
金沢碧さん本人に「次は幸せにするから」と約束しておいて!
結局は再婚して幸せになって、最後は病死しても最後までカースケ思って幸せだったってか。

はぁ・・・・。

カースケの子供も、苛めなどの現代っぽい問題を抱えてたが、なんかカースケの熱血な叱咤で立ち直りのキッカケ掴んだりして。
その辺は相変わらず70年代ドラマなのだが(笑)。

頭まっ白になってるグズ六も、若い女の子(根本かおり)とイチャイチャして鼻の下長くなるトコロなんか以前のままで。当然カースケも巨乳にメロメロ、以前通りのスケベさなのだが。

オメダの妹役の岡田奈々さんも、年重ねながらも可愛く。ホッとさせて頂きました。
また離婚してて、未だにカースケを思ってる風なのが、また可愛い。

次は、また10年後か。
ど~なってるかな・・・・オレ(笑)。オレが健康に生きてるかが心配だ。

雅俊さんは「オレらの世代は、親が健康な食生活してるから強い」と豪語してるし。
秋野さんも瓢々としてるし。
田中健さんも民族楽器吹いてるし(笑)。

・・・と言いつつも「雅俊は便所が近いんだ。頻尿だな、ありゃ」との秋野大作情報も(笑)。

しかし、今回は秋野さんらも色んなトーク番組に出て番宣してたけど。
秋野大作さんは中々面白い人だと再発見。
自閉症気味なのを克服するのに劇団に入ったから、同期の連中とは殆ど交流なかったとか。世をスネた捻くれ者だったとか。

なんか、爆笑問題の太田光に通るモノを感じたりして。

・・・としたら、太田は俳優でもイケるって事か!

良かったなぁ太田!!!(←違うだろ!つ~か、これでオチかよ!)

「日本ブレイク工業」社歌、オリコンチャート入り!!

2003年12月27日 | 生活
10/24の「タモリ倶楽部」で紹介された「日本ブレイク工業」の社歌が、29日付のオリコン・チャートのシングル部門で初登場22位にランクインするって事で。
なんか、凄い事になってる。
社歌がランクインするのはオリコン史上初の快挙らしく(そりゃそーだ)。
一般紙にも取上げられたりして、中々の騒ぎになっているらしい。

まぁ、タモリ倶楽部で紹介されてた「日本ブレイク工業社歌」はインパクト抜群だったから、多少の反響はあっても不思議じゃないって気もするが。
いつの間にかCD化されていたとは知らなんだ。

そもそも、10/24に放送されたタモリ倶楽部の「輝け日本マイナー・キャンペーン・ソング大賞」。

あれとて「さかな・さなか・さかな~♪」みたいな曲が他にないかってんで、「おさかな天国」的なキャンペーンソングや、マイナーな社歌をエントリーさせて大賞を選ぼうと云う企画だったのだが。
審査員に大槻ケンヂや萩原健太を迎え、曲のチープさを笑おうなんて主旨だったはずだが。
実際「北海道電気工事工業組合」の「電気げんき」なんて曲に至っちゃ、チープなシンセに乗った素人臭い女性ヴォーカルが笑いを誘ったワケだが・・・。

「日本ブレイク工業」の社歌は、ホーン風シンセ多重録音・ギターもウナる本格ソングで。歌は水木一郎アニィを思わせるシャウト系、曲はアニソンを思わせるロック系。
「ブレイク、ブレイク、あなたの町の 解体、解体、一役買いたい♪」なんつぅ歌詞もイカした見事な完成度。
そのクオリティの高さに、オオケンも「タダで配布するのは勿体ない」と絶賛。
堂々のグランプリとなったワケで。

最後にはプロモーションビデオまで作成し、解体現場で歌う「作曲者・現場作業員」の清々しい(?)姿も登場となっていた。

放送後、同社のホームページには1週間で約50万件(!)のアクセスと問い合わせ電話が殺到したそうで。
ネット掲示板でも話題となり、そういった人気がCD発売の引き金となった模様。

知らなかったが、CD発売日の12月17日にはTBSの「ウォッチ」で紹介され、知名度UP。
入荷数が少ないこともあって、発売後は都内レコード店で売り切れ店が続出したとか。

発売元の「Realand Records」ってメジャーレーベルじゃないだろうから、枚数も限られていただろうが、それでも22位ってのは凄い!

作詞・作曲を手がけ自ら歌った「萬Z(量産型)」って人物は、自称・世田谷区が生んだプロレタリア・アーティストって事で。日本ブレイク工業元日雇い社員(番組では「営業」って事だったが、そこは「宅配」の運チャンが「営業ドライバー」って言うのと同じってワケで)。

同社では、夢を持っている若い人にある程度、自分の時間を作ることができる登録現場作業員として採用し、ミュージシャン志望者や俳優も在籍してるってアピールされてるが。
まぁ、解体業だから正社員よりバイト使う方が人件費がアレだって事だろうな(笑)。

萬Z(量産型)さんは、日の目を見たと喜んでられるが。
ブレイク工業さんは困惑気味(笑)。「インターネットの世界で一人歩きをしてしまいました」と正直に吐露。
「当初の目的の社歌としての使命は達成されたように思います」とも仰ってるが。

そもそも、世間での解体工事業のイメージ「咥えタバコをしながら作業員が重機に乗って建物を壊し、廃材を拾い、汚れたダンプが走り、大きな破壊音をたて、近寄りがたい」ってのを明るい社歌で払拭したいって事が同社の社歌製作委員会コンセプトだったはずだが。

当のタモリ倶楽部が最後に作った「スペシャル・プロモーション・ビデオ」では、「咥えタバコをしながら作業員が重機に乗って建物を壊し、廃材を拾い、汚れたダンプが走り、大きな破壊音をたて」っつぅ、そのまんまな映像が挿入されておりましたがな(笑)。

しかし「ダイヤモンド・カッター、ダ・ダッダ!」なんて景気のイイ歌詞もあったし。
そんな装備の名称をアピールするのも目的だったらしいから、困惑しながらも「まぁ、イイか」って感じかな?

あとは、カラオケだな(笑)。それを望む声も多いらしいし。

ウチには、この回のタモリ倶楽部をDVDで保存してるから(レート2.2だけど)、覚えようと思えば簡単だ(笑)。

歌いて――――!!!