「フリー/ファイアー・アンド・ウォーター FIRE AND WATER」
UICY-2397 \1748(税抜)
オリジナル:1970年作品
「大ヒット曲『オール・ライト・ナウ』を収録したグループ最高傑作!」と言われるアルバムだが。
やっぱ音が良くない。
ギターの音色なんて「ベロ~ン」とした三味線の出来損ないみたいで。ベース音も途中で上行ったりして、それをカヴァーするバスドラの音も淡白。
演奏も、やっぱ練りすぎて鮮度落ちてる感は拭えない。
曲はイイんですよね、例によって。
1曲目は「ファイアー・アンド・ウォーター」だし。
ロジャース先生が朗々と歌い上げる「オウ・アイ・ウェプト」も好曲だし。
「リメンバー」も個人的には大好きなミディアム・ナンバーだし(出だしのギターが最高だが、後で鳴ってるオーバーダブが三味線の出来損ない・・・)。
「ミスター・ビッグ」も、この後のライヴでハイライトとなる盛り上がりソングだし。
ストイックなスロー曲「ヘヴィ・ロード」も良いし。
ややベタなバラード「ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー」も、次の「オールライト・ナウ」への布石だと考えれば許容範囲。
――でも、やっぱ鮮度に物足りなさが。
スタジオで弄くり回すより、ライヴで勢い増したがOKなバンドの筈だが、どうも初のセルフ・プロデュースで経験不足を露わにした感じ・・・。
まぁ、パープルで言えば「マシンヘッド」みたいなアルバムか。
代表曲てんこ盛りなれど、後続で出たライヴ・アルバムの方が、同じ曲でも出来がイイ・・・と。
ちょっと前に英国の放送局だったが行ったアンケートで「最も過大評価されたアルバム」なんてのがあったが。
ある意味、フリーの最高傑作と言われる「ファイアー・アンド・ウォーター」もそうなのかも知れませんなぁ・・・。
たまに「リメンバー」や「オールライト・ナウ」聴きたくて引っ張り出す一枚なんですが・・・。
上記の商品ナンバーは、オリジナル・トラック7曲にボーナス・トラック6曲を加えてレギュラー商品化されたもの。
レコードジャケット・サイズのスリーブにCDがパッケージされた「でかジャケCD」ヴァージョンもあり。
――以下、収録曲。
1.ファイアー・アンド・ウォーター
2.オウ・アイ・ウェプト
3.リメンバー
4.ヘヴィ・ロード
5.ミスター・ビッグ
6.ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー
7.オール・ライト・ナウ
~ボーナストラック~
8.オウ・アイ・ウェプト(オルタネイト・ヴォーカル・テイク)
9.ファイアー・アンド・ウォーター(ニュー・ステレオ・ミックス)
10.ファイアー・アンド・ウォーター(BBCセッション)
11.オール・ライト・ナウ(BBCセッション)
12.オール・ライト・ナウ(シングル・ヴァージョン)
13.オール・ライト・ナウ(ファースト・ヴァージョン)
――元々が短い収録時間のアルバムだから、ボートラ収録されても長くは無い(笑)。
10曲目(ファイアー・アンド・ウォーター/BBCセッション)と11曲目(オール・ライト・ナウ/BBCセッション)を聴けば、「やっぱりフリーはライヴ・バンドだったんだなぁ」と再認識する事になるでしょう・・・。
まぁ、コゾフが「ブルースロックのファンからは『売れ線の曲を出しやがって』って叩かれたよ」とボヤいた「らしくない明るい曲=オールライト・ナウ」は、スタジオ・ヴァージョンで充分に感激できるが・・・。
UICY-2397 \1748(税抜)
オリジナル:1970年作品
「大ヒット曲『オール・ライト・ナウ』を収録したグループ最高傑作!」と言われるアルバムだが。
やっぱ音が良くない。
ギターの音色なんて「ベロ~ン」とした三味線の出来損ないみたいで。ベース音も途中で上行ったりして、それをカヴァーするバスドラの音も淡白。
演奏も、やっぱ練りすぎて鮮度落ちてる感は拭えない。
曲はイイんですよね、例によって。
1曲目は「ファイアー・アンド・ウォーター」だし。
ロジャース先生が朗々と歌い上げる「オウ・アイ・ウェプト」も好曲だし。
「リメンバー」も個人的には大好きなミディアム・ナンバーだし(出だしのギターが最高だが、後で鳴ってるオーバーダブが三味線の出来損ない・・・)。
「ミスター・ビッグ」も、この後のライヴでハイライトとなる盛り上がりソングだし。
ストイックなスロー曲「ヘヴィ・ロード」も良いし。
ややベタなバラード「ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー」も、次の「オールライト・ナウ」への布石だと考えれば許容範囲。
――でも、やっぱ鮮度に物足りなさが。
スタジオで弄くり回すより、ライヴで勢い増したがOKなバンドの筈だが、どうも初のセルフ・プロデュースで経験不足を露わにした感じ・・・。
まぁ、パープルで言えば「マシンヘッド」みたいなアルバムか。
代表曲てんこ盛りなれど、後続で出たライヴ・アルバムの方が、同じ曲でも出来がイイ・・・と。
ちょっと前に英国の放送局だったが行ったアンケートで「最も過大評価されたアルバム」なんてのがあったが。
ある意味、フリーの最高傑作と言われる「ファイアー・アンド・ウォーター」もそうなのかも知れませんなぁ・・・。
たまに「リメンバー」や「オールライト・ナウ」聴きたくて引っ張り出す一枚なんですが・・・。
上記の商品ナンバーは、オリジナル・トラック7曲にボーナス・トラック6曲を加えてレギュラー商品化されたもの。
レコードジャケット・サイズのスリーブにCDがパッケージされた「でかジャケCD」ヴァージョンもあり。
――以下、収録曲。
1.ファイアー・アンド・ウォーター
2.オウ・アイ・ウェプト
3.リメンバー
4.ヘヴィ・ロード
5.ミスター・ビッグ
6.ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー
7.オール・ライト・ナウ
~ボーナストラック~
8.オウ・アイ・ウェプト(オルタネイト・ヴォーカル・テイク)
9.ファイアー・アンド・ウォーター(ニュー・ステレオ・ミックス)
10.ファイアー・アンド・ウォーター(BBCセッション)
11.オール・ライト・ナウ(BBCセッション)
12.オール・ライト・ナウ(シングル・ヴァージョン)
13.オール・ライト・ナウ(ファースト・ヴァージョン)
――元々が短い収録時間のアルバムだから、ボートラ収録されても長くは無い(笑)。
10曲目(ファイアー・アンド・ウォーター/BBCセッション)と11曲目(オール・ライト・ナウ/BBCセッション)を聴けば、「やっぱりフリーはライヴ・バンドだったんだなぁ」と再認識する事になるでしょう・・・。
まぁ、コゾフが「ブルースロックのファンからは『売れ線の曲を出しやがって』って叩かれたよ」とボヤいた「らしくない明るい曲=オールライト・ナウ」は、スタジオ・ヴァージョンで充分に感激できるが・・・。