あるBOX(改)

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木村充揮ライヴに行ってきた②

2006年07月31日 | 生活
ハコは江古田の小さなライヴハウス(ルイード系らしい)。
江古田には結構ライヴハウスあるが、私ゃ「バディ」くらいしか行った事なく。
入ってすぐが客席となっている今回のハコには軽い驚きを感じた。

おかげで、木村さんを凄く間近で見れたが。

エレクトリック・ギター1本抱え、椅子に座って「ほんじゃ」とばかりに歌い始める木村さん。

曲は「俺の村では俺も人気者」「いつか来た街」「ジョージア・オンマイマインド」「嫌んなった」「ボクサー」「おそうじオバチャン」 「出稼ぎブルース」 ・・・などなど(順不同)。

足をウネウネと動かしながら独特の歌唱を聴かせてくれる。
ジョージアの歌詞は「ジョジョ」にしか聞こえず。

曲間ごとに、まったりとタバコを一服したり、ドリンクお代わり頼んだり。

「チューニングしてまんねん」と
見たまんまな事まで説明してくれて・・・会場は脱力。

終いにゃスタッフさんが、ドリンク3杯目を気を利かせて運んでくれて。
「あ・コリャすんまへんな!」と笑顔の木村さん。

親父ファンから「アホはイイな~」と何度も突っ込まれるもマイペース。

その度に
「アホにアホ言うな!」
「アホ言うヤツがアホじゃ!」
と返して、会場の笑いと拍手を誘う。

「アホはイイな~、酒飲んでタバコ吸って歌うたって生きていけんだもんな~」
と野次られた日にゃ

「ならヤってみ~や♪」
と言い返し、会場からヤンヤの喝采を浴びる始末(同時に本人も「ウヒャウヒャ!」と大笑い。もう、故・桂枝雀さんの域ですな)。

まぁ、クドくて、いい加減ウザい野次だったが。

曲にはイチイチ反応してたし、サビを一緒に歌ったりしてたし。
「あれ歌ってくれよ~」とリクエストしたり、かなり曲を聴き込んでる感じだったし。

まぁ、「客席との遣り取り」も往年の憂歌団の醍醐味だったろうから。
ちとイヤな感じはしたが、これも生演奏の面白さ・・・と、その親父を野次るのは止めておいた(笑)。

なかなか聴き入られなかったリクエストに応えてもらった時は、すっごく喜んでたしね。

――続く