あるBOX(改)

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北京オリンピック雑感③

2008年08月23日 | 競泳
往年の快速スイマー達の斜陽も印象深かった。

ピーターファンデンホーヘンバンド(オランダ)、
ローランド・スクーマン(南ア)がメダルに
絡めなかったのには寂しさを覚えた。

男子100フリーは予選から世界新の応酬で
「絶対王者」の時代では無い事を感じさせられた。

そして「水の王者」グラント・ハケット。
(こちらは長距離選手だが)

ハケットは、世界選手権で韓国の新鋭・朴泰桓に敗れ、
斜陽は感じていたが
「五輪では王者の貫禄を見せるか」と期待されただけに、
無念の銀メダル。

「彼に勝ったら数億!」と、米水泳界から懸賞金も
掛けられたほどの実力者が、若手選手の後塵を拝する
のは辛かったかも知れないが
それでも最後まで全力で泳ぐ様には「王者の威厳」が
感じられた。

妙な同情は不要か。

とにかく、彼らには「感謝と敬意」あるのみです。