あるBOX(改)

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北京オリンピック雑感⑤

2008年08月27日 | 競泳
「自分色のメダル」と
銅メダルを見つめながら語った松田丈志。

世界選手権でメダル獲得の経験ある選手だが、それでも五輪のメダルは格別だろう。

「ビニールハウス・ヒーロー」として有名になった松田だが、
それとは別に、その努力家ぶりから「正しい日本男児」の趣きあり。

世界選手権での200mバタフライでも
「良かった、松田の努力が報われた!」と思った人は少なくなかっただろう。

もちろん、選手はみな努力していて、ファンや関係者は全ての選手にメダルを獲って欲しいのだが、
なにか松田には、特にそう思わせる雰囲気がある。同情とかでなしに。
今回も松田のメダル奪取に深い感慨を覚えた人は多いだろう。

松田には、北島康介とは別の人間的魅力がある。

北島は「自分が勝つことで皆に影響を与える勝負師」。
松田は、別の意味での「好青年」「好男子」。

彼には、日本チームをまとめるリーダーとしての人格が備わっているのはないか。
または地域の名士として、九州のスポーツ界に貢献する可能性もある。

そういった意味でも「今後の松田丈志」に興味がある。