あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

プリキュアミュージカルで感じた事

2011年01月09日 | プリキュア
良い子たちのパワーは凄い

上演前に司会のお姉さんと「応援のれんしゅう」やっても
「がんばれ~」の大合唱

「じゃ、お父さんお母さんで」と言われてるのに
「がんばれ~」

「じゃ、みんなで」と言われて
「がんばれ~」

・・・3回とも叫んでるがな



その結果、上映中のピンチでも「がんばれ~」の大合唱
プリキュは「皆さんのパワーを貰いました」「ちからがみなぎっているよ」
・・・と大逆転

普通は「ハートキャッチ・オーケストラ」でも出さないと勝てないダークさんに
逆襲し、「決着は元の世界でだ!」と離脱させてしまった

まぁ、ミュージカルで「ハートキャッチオーケストラ」出しても面白い気がするが
でっかいハリボテの拳が天井から降りてきて悪役を『グシャ』なんて
モンティパイソンみたいでメチャメチャ面白いじゃないか

まぁ、笑い転げるのは私だけだろうが



そして、終演後の花束お渡しコーナー
一緒に踊ったり・・・の参加型ミュージカルらしく
プリキュアと触れ合って良い子たちは大喜び

こりゃリピーターが増えるわ
※実際にリピーターらしき一行も見受けられた

ダンスも「みんなもいっしょに~」「通路でおどってもいいよ~」と
2階席以外は自由だったし

中間部で『20分の休憩』が挟まったし
小さな子供は集中が続かないし、トイレだって行きたくなるだろうし
合計90分以上はシンドイだろうから
懸命な構成だな・・・と思った

劇場版映画も、いっそ休憩挟んで90分構成とかすれはイイのに・・・
70分の括りがネックになって
「人数増えすぎて、これいじょうDX映画は作れない」なんて
言われてるんだから

ここは黒澤映画の「赤ひげ」や「七人の侍」みたいに
中間の『休憩』を挟む構成も考えて良いのではないでしょうか?

(今の映画じゃ無理なんですかねぇ・・・)

『休憩』

中盤に休憩を挟んでの全後編
これでチビッ子たちを飽きさせずに
長尺の上演時間を持たせてしまうなんて

まるで黒澤映画じゃないか!(←なんか違うぞ)

『赤ひげ』『七人の侍』なんて3時間強の超大作
中盤、唐突に暗転し『休憩』の白文字が現れたのには
ドギモを抜かれたっけ

私が観たのは銀座並木座の『黒澤明特集』
お客は淡々とトイレに立ち、一服しに喫煙コーナーへ移動し、
または缶ジュースの自販機前にたむろしていた

その間、真っ暗のスクリーンには白文字の『休憩』
和太鼓の効いた音楽が流れ続けた・・・



それをプリキュア映画に応用できないものか?
よい子のみんなが真っ暗なスクリーンに『休憩』の文字を確認し
各々トイレに立って、缶ジュースを飲みに自販機脇のソファへ・・・
淡々と移動する親子連れ
その間流れる和太鼓の効いたBGM・・・・

違う!



スクリーンには歴代プリキュアの映像だろうが!
そしてBGMは『DX4サントラ』だろうが!

はぁはぁ・・・

そんなに観たいのか、オレ
まぁ、観たいです

またラブちゃん達に逢いたいのです・・・