あるBOX(改)

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NHK 第44回 思い出のメロディー②

2012年09月07日 | 邦楽
話題を本編へと移らせたいと思います。

歌い手は、小林 旭さん。大御所だけに代表曲4連発。 
「ダイナマイトが百五十屯」(昭和33年)
「アキラのズンドコ節」(35年)
「自動車ショー歌」(39年)
「熱き心に」(60年)

いや~、「ズンドコ節」は、やっぱりアキラ兄ぃですね。
そして大滝詠一さん作曲の「熱き心に」。どの歌も兄ぃの曲。素晴らしい風格です。
御歳を聞いてビックリしましたが、まだまだ御健在。元気で歌い続けて欲しいものです。

そして続いて海援隊 
「思えば遠くに来たもんだ」(53年)

良いグループだと改めて思いました。
良いフォーク・ソングだと思いました。

そして荻野目洋子 
「ダンシング・ヒーロー」(60年)
森川由加里 
「SHOW ME」(62年)
麻倉未稀  
「ホワット・ア・フィーリング~フラッシュ ダンス」 (58年)
昭和だけれど、なぜか新しく感じる曲。

人気ドラマ「スチュワーデス物語」の主題歌「ホワット・・・」では、
バックダンサーがキャリー・ケースを引いたスチュワーデスの格好・・・という演出に参りました。

松崎しげる 
「愛のメモリー」(52年)
シゲル松崎、相変わらず力強い歌声です。黒い肌の色です。
一般視聴者からのハガキで「カラオケでこの曲を歌った夫と結婚しました」なんてエピソードも。

そういえば、舟木一夫さんも色々あった人だが
「いまも同級生が集まると皆で歌う」「一瞬であの頃が蘇る」と言われて、「自分の歌でそんな気持ちになってくれるのなら」と
今も詰襟で「高校3年生」を歌うんだそうな。
そんな舟木さんは還暦過ぎても瑞々しくて素敵だと本気で思いましたよ。

そして
46年の「第22回 紅白歌合戦」での尾崎紀世彦さんの映像が流れる。 

「また逢う日まで」(46年、尾崎紀世彦)
これを、尾崎さんの親友だった尾藤イサオさんが歌うんですよ。
 
歌う前に、尾藤さんから今年5月31日に69歳で逝去した尾崎紀世彦さんへのメッセージが贈られた。

「キーヨ、いつもオレに悪戯することばかり考えていただろう?」

そして歌われる「また逢う日まで」。

・・・うおお!
これが完全に尾藤流の「また逢う日まで」だ!!!
尾崎紀世彦さんとは違った意味で迫力ある歌唱だ!



さすが「明日のジョー」の主題歌を歌った男だ。
「叩け!叩け!叩け~!」「おいらにゃ~♪」のノリだ!!

そのノリで「ふったりで、ドアをしめて~」だ!

ダテにキ~ヨとイサオで「夜もヒッパレ!」を席巻したワケなじゃいのだ。
二人とも声量・歌唱力・表現力・個性がハンパじゃないのだ。

しかも今回は亡き友への思いも こもっているのだ。
汗まみれの歌唱だ。大変な迫力だ。

凄いものを見せてもらった。
ありがとう日本のヴォーカリスト。

尾崎紀世彦よ、永遠なれ。
尾藤イサオよ、哮らかに!