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題名のない音楽会 再び「タルカス」を演奏!

2012年09月10日 | 英国ロック
相変わらずプリキュアの流れで見てるのさ、テレビ朝日の「題名のない音楽会」。
2012年9月9日(日)09:00~09:30は「和太鼓と吹奏楽で演奏」というテーマ。

9月11日は東日本大震災からちょうど1年半。
今回は河口湖ステラシアターからの公録。

本日のゲストは太鼓奏者の林英哲さん。
2000年にはヴァルトビューネ野外劇場でベルリンフィルとの共演も果たし、まだ共演前だった指揮者・佐渡裕氏は「羨ましかった」なんてエピソードも。

今回はロックファンでもある佐渡裕氏が高校生の頃に夢中になったエマーソン・レイク・アンド・パーマーの「タルカス」を共に演奏。

そもそも吉松隆編の「タルカス」は既に番組で演奏済み。
これが余程気持ち良かったのか、佐渡氏は吹奏楽版の「タルカス」を発表。


「タルカス【佐渡裕,シエナ・ウインド・オーケストラ】[AVCL-25763]

何と今回も作曲者のキースエマーソンから、番組宛にメッセージも届いた。
そりゃ嬉しかろう。エマーソンさんは自作の曲でオーケストラとロックの融合とかやって来てるんだから。

更にはNHKの大河ドラマでも吉松隆編の「タルカス」が要所で流れてるってんだから。
いまや日本は世界中で一番「タルカス」が流れている国だと言えるかも知れない。



しかも、とても還暦とは思えない若々しい筋肉と毛髪を誇る林英哲さんが和太鼓を叩くのだ。
カール・パーマーさんも凄いが、林さんの腕っ節も凄いぞ。

和太鼓で「アクアタルカス」導入部を再現。そのままシエナ・ウインド・オーケストラが「タルカス」の主旋律を演奏。

タクトを振る佐渡氏は早くも汗まみれだ。

う~ん、圧巻の演奏だ。
単純に私がタルカス好きだって事もあるが(ライヴの「レディース&ジェントルメン」で聴かせる圧巻の演奏が一番好きですがね)、それにしても佐渡さんが実に嬉しそうだ。



喜び・歓喜、それが演者から発散され、聞き手の心に響くことこそ佐渡氏の理想とするトコロだろうが、まさに私にとっては そんな印象だ。

しかし、エマーソンさんも幸せ者だ。
コメントでも「40年前はこんな事になるなんて露程にも思っていなかった」と仰っているし。

しかし、ここまでくるとアレだな。

あとは本人が来るしか無いな!
佐渡氏のオーケストラとエマーソン氏で共演だな!

いっそ、プログレ・フェスの目玉で来日してくれないかな。