あるBOX(改)

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9/4(日)NHK Eテレ『クラシック音楽館』に特撮ソング登場!

2016年09月01日 | アニメ・特撮
9/4(日)、NHK Eテレの『クラシック音楽館』にて
「N響ほっとコンサート」が放送される。

7月31日に行われた「N響ほっとコンサート」。
なんと、内容は「ヒーロー&ヒロイン大集合」!



当初コンサート予告で使われた写真は「サンダーバード」だったし
今回も「スーパーマン」「サンダーバード」「千と千尋の神隠し」
「魔女の宅急便」「ウルトラセブン」他・・・なんて紹介されてますが 
そんなもんじゃないですよ!
こりゃ、そうとう凄い選曲ですよ!

~以下、番組紹介

●NHK Eテレ『クラシック音楽館』
<N響ほっとコンサート〜ヒーロー&ヒロイン大集合〜>
9月4日(日)午後9時~

「毎年恒例の親子で楽しめるコンサートとして行われる。
 今年のテーマは“ヒーロー&ヒロイン大集合!”
 正統派ヒーローから、ダークサイドのヒーロー、戦国時代の
 ヒーローまで、あらゆるヒーロー&ヒロインにちなんだ名曲を、
 N響のダイナミックな演奏でお送りします」



1.「スーパーマン」から スーパーマン・マーチ(ジョン・ウィリアムズ)
2. SF交響ファンタジー 第1番から(伊福部 昭)
3.「サンダーバード」から(バリー・グレイ)
4. 大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽(服部隆之)
5. カルメン幻想曲(ワックスマン)
6.「千と千尋の神隠し」から「あの夏へ」(久石 譲)
7.「魔女の宅急便」から「海の見える街」(久石 譲)
8. 交響詩「ウルトラセブン」から(冬木 透)
9. ワルツ「皇帝円舞曲」(ヨハン・シュトラウス)

管弦楽:NHK交響楽団
ピアノ:小林愛実 バイオリン:服部百音 指 揮:広上淳一
ナビゲーター:平井理央
(2016年7月31日 NHKホール)

はい!伊福部昭先生の『SF交響ファンタジー』が演奏されてます!

伊福部先生です。
「シン・ゴジラ」で再び注目を集めている、オリジナル・ゴジラソングの
コンポーサーです!



そもそも「SF交響ファンタジー」とは、
伊福部先生自身が自ら作曲した東宝特撮映画の音楽を1983年に演奏会用
管弦楽曲として編曲した作品なのです。

ご本人は「映画音楽は映画音楽」「繋げて交響詩のようにするなんて」と
乗り気じゃなかったと言われてますが、余りに要望が大きくて応じるしか
なかったという・・・そんな楽曲なんです。

※伊福部マーチも「マーチじゃなくてアレグロなんだけどなぁ」と
 仰っていたそうですが、ファンが呼ぶのだから仕方がないとなって
 しまったとの事。

~で、「伊福部昭作曲の東宝特撮映画曲」ったって、そんなの殆どが
「ゴジラ」です!
「ゴジラ」以外でも「宇宙大戦争」や「地球防衛軍」といった超名曲が
目白押しです。

「シン・ゴジラ」で使われて、私を泣かせた超名曲ばかりなのです。

「シン・ゴジラ」の長いエンドロールの中、映画の余韻ととともに
席を立つのも忘れるほど観客を圧倒した「あの名曲群」です。

まぁ、第1番“から”となってるから、どれくらいの長さで収録して
くれているかは分かりませんが、「シン・ゴジラ」を見て伊福部昭に
興味を持った方にはうってつけと言えるでしょう。



私にとっては終盤の「交響詩ウルトラセブン」も楽しみ。
伊福部先生同様、もともとクラシック畑だった冬木透先生がホルンを
大胆に使用したOP曲は余りにも有名だし。
これをN響がどう練り上げてるか、本当に興味深い。

最後の曲は、ヨハン・シュトラウスの「皇帝円舞曲」。
純クラシック曲だが、「皇帝」もまたヒーローと云う事でしょう。

まぁ、ナポレオンだってヒーローだから、いっそチャイコフスキーの
「大序曲1812」でも良かったんですけどね!

河野公平はルイス・コンセプシオンに判定負け

2016年09月01日 | ボクシング
プロボクシング ダブル世界戦 
8月31日、東京・大田区総合体育館

【WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦】
河野公平(ワタナベ) 判定 ルイス・コンセプシオン(パナマ)

35才の王者・河野が同級1位で暫定王者のコンセプシオン(30才)に
0-3の判定負けを喫し、4度目の防衛に失敗した。

初来日のコンセプシオン、リングに上がって河野と並んだら小柄に見え、
「これは体格差を活かして長い距離をキープすればイケるかな」と
思ったが、暫定王者の強打はそれを許してくれなかった。



初回の河野は警戒しつつガードを上げ、フットワークを使うスタート。
コンセプシオンも初回は慎重だったが、2回に入ると攻勢に出てきた。

最近の河野はアウトボックスで機会を窺う上手さも得たが、如何せん
今回はジャブが少ない。少なすぎる。
第2R終盤にはコンセプシオンがコーナーに詰めて打ってくる。

第3R、河野は逆に前に出る作戦に変更。今度はコンセプシオンが後退
する展開に。
ここらは押さば引け、引かば押せの駆け引き。
4回あたりから打撃戦スタート。
河野の右オーバーハンドも当たる。右右右と立て続けに打ち込む。
左フックの返し、ボディ打ちも有効だ。

熱戦ペースは河野の十八番だが、相手もしぶとい。
要所で強打を打ち込み、クリンチとジャブで休んでいる。

それでも第7Rには河野の粘りをコンセプシオンが嫌がる様子も見え始め、
ボディへのダメージも溜まり始めている。

しかし、8回の左アッパー1発でグラついた河野、一気にピンチ。
カサに掛かって攻めてくるコンセプシオンを一旦やり過ごして応戦。

以降は河野が旺盛に攻めつつも、コンセプシオンに誤魔化される展開へ。
コンセプシオンは消耗したが最終ゴングまで逃げ切った。

採点は115-113が1人、116-112が2人でいずれも暫定王者の
勝利を支持。
河野は以前のボクシングに戻ってしまい「ポイントが取れない展開」に
終始してしまった。

相手の強打や右クロスが怖くてもジャブを打ち続けなければならない
試合だった。
またしても惜しい星を落としたなぁ~。

田口良一は宮崎亮に判定勝ち

2016年09月01日 | ボクシング
プロボクシング ダブル世界戦 
8月31日、東京・大田区総合体育館

【WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦】
田口良一 判定 宮崎亮

WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(29才/ワタナベ)が、
同級1位の指名挑戦者・宮崎亮(28才/井岡)を3―0の判定で降ろし、
4度目の防衛に成功。
宮崎はミニマム級に続く2階級制覇はならなかった。

「身体能力なら宮崎が上」と思われた顔合わせだったが。
身体のバネやスピード、距離感などで田口が上回る試合ぶりを見せた。



敬愛する内山高志の進退にも影響を及ぼしかねない一戦。
田口は気合が入っていた。
パンチもここ数戦中で最も切れていたし、序盤から宮崎を逆にジャブで
煽るシーンも。

宮崎がジャブと出入りで良いように翻弄する展開も大いに考えられたが
足も使う王者は相手に主導権を渡さない。

離れたら長いパンチを伸ばし、くっついたらボディとアッパーで試合を
コントロール。
ダウンシーンこそ無かったが、ここ数戦で最も安定感ある試合を見せた。

宮崎は中盤で「いちかばちか」で展開打開の手を打ちたかった。
言っちゃなんだが「倒すか倒されるか」の覚悟が決まらないままズルズル
終盤まで行った印象。

採点は119-109、117-111、116-112の3-0。
攻めの姿勢で序盤をスタートした田口の「気持ちの勝利」である側面も
特筆すべきだろう。