あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

金属恵比須「猟奇爛漫Fest Vol.2」に行った(8)

2016年09月22日 | 邦楽
「新中野に行きたいかーッ!」
史上最大 第1回チケット争奪ミニトラクイズ
※BGMは「スタートレックのテーマ」

10/23の金属恵比須・大徳ライヴのチケット争奪クイズ大会。
すべてが金属恵比須に関する問題。
難問も多く、私は2問目で不正解、脱落となりました。



でも金属恵比須ウンチクを色々と知れて楽しかったです。
メンバー全員が鍵盤教育を受けてるとか。
宮嶋さんが始めて買ったアルバムがボンジョビだとか・・・。

「高校の同級生である、稲益宏美と髙木大地。実は交際して
 いたことがある」という問題は、当然「×」。

総主席の「手も握った事ありません!」に客席一同、
どっと笑う。

チェックはマスヒロさんら各メンバー。こちらも大変そう。
「野鳥の会がいるね~」とは稲益さん。

枚数と正解者が合わなかったりしたけれど、そこは遡って
調整して15名が決定。

不正解のファンも潔く、そして快く正解者に拍手。
そんなこんなで、いよいよアンコール曲のスタンバイ。

しかしドラムのスツールに座ったマスヒロさんは、
「なんか演奏するテンションじゃねーなー」。

これまた場内は大笑い。
アンコールでクイズやってから演奏するロックバンドなんて
ないもんねぇ~(笑)


そう言いつつも楽曲始まりゃパワフル演奏。
まずはボクたち大好き「ミストゥリーテッド」のリフ!
※ハイ、私ゃ宮嶋さんに促される前にバスドラに合わせ拳を
 突き上げてました!

そして飛び出した恒例の「紫の炎」!
総主席やりたい放題です!
※前回の「キル・ザ・キング~スポットライト・キッズ」も
 驚かされましたが!そこでジョー・リン・ターナー期を
 持ってくるか!別の意味でシブいじゃねぇか…と!

そこから繋がる「イタコ」!

そう来たかっ!!
やっぱりかっ!!

髪を振り乱して頭を振る稲益さん、この時ばかりは鬼女の如し!
今回は赤いドレス、腕も出されて中々セクシーです。
※メンバー全体、和装じゃない。もう衣装で気をてらう必要なし
 って事かな。
 多良氏は、まごころロック居酒屋「ROUNDABOUT」さんゆかりの
 Tシャツを着用。
 来場されてたマスターは「3周年イベント」を紹介され、手を
 振って応えられてましたねぇ。 



例によって最後はカオスな弾き捲くり。
ギターは床に押し付けられ、宮嶋氏は当日数度目のリボン
コントローラー擦り捲くり!
ああ、最高ー!

(続く)

金属恵比須「猟奇爛漫Fest Vol.2」に行った(7)

2016年09月22日 | 邦楽
ステージにメンバーが出揃って8曲目。
「みつしり」。
私が好きなアップテンポ曲。
ただしサビで拍が入り込んでくるプログレ曲。

もう安定の盛り上げ曲になっております。
※でも私が大好きなキーボード・ソロの音がオフ気味だった。
 あの絡み付くようなシンセ、最高なのに・・・。



9曲目は「阿修羅のごとく」。凄い定番感。
風格さえ感じるぞ、現・金属恵比須。

10曲目は「猟奇爛漫」。
恒例の『猟奇爛漫体操』。両手を交互にプルプルと上下して、
シビレビレ。

ユーモラスな前振りに反して曲はド・ハードな「猟奇爛漫」、
ヘンタイ・ソング。

炸裂する総主席の妄想に「イヤー!」「ヘンターイ」と
叫ぶ稲益さん。

拒否感が増してる気がする。
前回は「キャ――――ッ!」だったが
今回は「ギャ――――ッッ!!」と悲鳴がパワーUPしてる。

ブレイクの間に差し込まれたのは、
サバスの曲や「ブラック・ドッグ」、「スターゲイザー」!

「スターゲイザー」は、またしてもマスヒロさんがスタジオ盤
『ライジング』と同じフィルインを叩いてくれましたよ!
※コージーだってライヴじゃ省略してたのに!

怒涛のエンディングで盛りがった中、ソデに引っ込むメンバー。
アンコールの拍手は続くが、そんな中、手に紙を持った総主席が
ヒョイと登場。



「クイズ大会やりまーす」
「アメリカへ行きたいか――!?」(お――!)

わぁ、ノリノリでアメリカ横断ウルトラクイズだ。

ちなみにウチの連れ合いは昔「高校生クイズ」に参加したが、
球場の時点で脱落している。
それを嬉しそうに思い出として語るんです。
そのうえ三島由紀夫も好きなんだよ。

でもね、金属恵比須のライヴには付き合ってくれないんだよ。
※あれ?私は何を言ってるんだろう・・・

(続く)

金属恵比須「猟奇爛漫Fest Vol.2」に行った(6)

2016年09月22日 | 邦楽
総主席はハウさんの「ムード・フォー・ア・デイ」を
始めるも、なんか指先が怪しい。
やりなおしても音数が怪しい。

そこで稲益さんからリクエストが出ました。
・・・なんと「ラウンドアバウト」!。



アコギのイントロから宮嶋氏も加わってオープニングが
再現され、稲益さんは喜ぶ。

「プログレあまり知らないけど、ジョジョの曲だから」。

・・・そっちかよ!
※いや、私も好きですけどね荒木飛呂彦先生。



『PROJEKYT2』は、
プログレ四畳半フォークと「光の雪」、
ハウさんリスペクト(?)で終了。



続いて、
変則編成その2『PROJEKYT2』
「ドラムン・ベース・プロジェキュト」との事で、リズム隊
だけ登場し主役を務めるコーナー。

私の思い込みでは「手数王マスヒロさん、ドラムソロは得意」
だったのだが、ソロを叩く機会は殆ど無いって事で。



勝手に驚いたのだが、でもやっぱり叩き捲くりで胸熱。
そこに参加したベースも強力にウネり、ジャズセッションを
思わせるリズムと技の応酬に発展・・・。

それぞれに見せ場のある、素晴らしいコーナーでした。

(続く)

金属恵比須「猟奇爛漫Fest Vol.2」に行った(5)

2016年09月22日 | 邦楽
そして演奏された「紅葉狩」フル・ヴァージョン。
予想以上にカッコよかった。

前後に積み上げたキーボードを両手で自在に弾きまくる宮嶋氏、
うねるベースをブンブン鳴らす多良氏、パワフルな手数で楽曲を
牽引するマスヒロさん。

「さぁ、フルート音は?」と思ったら、ギターを抱えた総主席が
現われ、そのまま鍵盤を演奏。
ギタリストだけど鍵盤を弾く、ロバート・フリップの如し!

そして稲益さんの歌が始まり、体験した事ある展開に突入。
しかし、スケールアップ甚ただしいから新鮮にして圧倒的!



曲が終わった時点では呆けて立ちすくむ私がおりました。
※もちろん歓声と拍手は忘れませんでしたが。

そんなこんなで休憩タイム。
10分の間にトイレ行ってドリンクも追加。



自身のTwitterをアップし、ほかの人のツイートをチェック。

そうこうしてるうちに第二部開始。
メンバー分割してのプロジェクト。
『PROJEKYT1』。アコースティック・プロジェキュトだそうな。
総主席のアコースティックギター、稲益さんのボーカルに加え、
宮嶋氏が小型キーボードを膝に抱えて登場。
※良い音が出てました。カシオトーンだったそうです。

全員座って「バカバカしい事を」。
そうやって始まったのは宮殿クリムゾン~四畳半フォーク~
宮殿クリムゾンという繋ぎ。

ネタですか。

でも、この面子で演るからネタでも凄いですけど。
私は竹中直人がヤってたフォーク・ネタ=「高井戸」を少し
思い出しましたよ・・・。

(続く)

金属恵比須「猟奇爛漫Fest Vol.2」に行った(4)

2016年09月22日 | 邦楽
続いて
いよいよ今回のハイライト。「紅葉狩(第1部~5部)」。

観客が既に知ってることを不思議がる稲益さんに
「前説で演奏曲は伝えてあるから」と説明する高木総主席。
「あぁ、そっか~」と納得する稲益さんは、どこまでマイ
ペースなのか・・・。



総主席が「20分ある曲です」と言うと、客席から拍手が。

「あぁ・・・。以前は20分と言っただけで『え~!?』と
 言われたものなのに・・・」と感慨深げに呟く総主席。

・・・フッフッフ(笑)。

我々を何だと思ってるんですか。
プログレ・ファンですよ。

HRだってライヴ・アルバムじゃ「スペーストラッキン」や
「胸いっぱいの愛を」で長尺モノに鍛えられてるんですよ。
※いま聴くとチトつらいけど・・・

ましてや「紅葉狩」の第1部はカッコイイ鍵盤ロックだって
知ってるんですから。

そっから歌モノになってクリムゾン・テイスト溢れるギター
あって、規律系ギターもあって・・・の凄い展開あると知って
いるんですからね。

それを通しで聴けるってんで、今回は期待でワクワクして
来てるんですからね。



~という観客の雰囲気に呼応してか、まずはトリオ編成だ。
宮嶋・多良・マスヒロ組(敬称略)がステージ残留。

引っ込む前にリーダーは「多良君もうちょっと、こっち!
・・・いいね、ジョン・ウェットンみたい!」。
「曲もUKみたいでカッコイイからね!」と言っていく。

・・・あ、言っちゃうんだ。

(続く)