あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

故・金平正紀会長の忘れ形見に逢って来た②

2005年03月14日 | 生活
電話応対の女性は、とても言葉も丁寧で親切に駅からの交通手段を教えてくれた。

もうね、身内を含め、拙い応対に接し慣れた身としては、まずこの点に感動ですよ。

でも「駅からバスです」と言われて、ちょっと困りましたよ。だって町田までが、1時間近く掛かるんですもん。

幸い当日は、小田急線の急行に運良く乗れて、一時間弱で到着したが。

まず、その足で駅前の「ディスクユニオン町田店」に向かう(笑)。
地方都市ゆえ、都心のユニオンより「掘り出し物の中古盤が手頃な価格で置いてある」って話なのだ。

つ~か、その前に。

町田って都会なんだな!駅前にはミロードみたいなのあるわ、東急ハンズはあるわ、デパートもあるわ・・・・で元は田舎者な私、ビックリしてしまいましたよ。

そんで、けっこうユニオン探すのにも苦労。
地図では「ダイソー向かい」ってあったけど、ダイソーが見つからず。

なんか、ショッピングビルみたいな1Fに入居しているのを、なかば野性の勘で探し当てた。

しかし、遠出する時は必ず「レコードマップ」で、そこの中古レコード屋さんチェックするのが癖なのな。

あと、「ラーメンマップ」で評判のラーメン屋(ちょい前は早稲田の「俺の空」に行って来ました。トンコツ風味にカツオ出汁が微妙でした!)。

まぁ、今回は泳ぐのがメインだから。前後にカロリー高いラーメン食うのはタブーってんで。
ラーメンの方はボツ!

ユニオンで、イタリアン・プログレを1枚、ポール・ウェラーの最新作(カヴァー集)、他モロモロをGET。

「ついで」に寄ったトコロで1万円以上使ってどうする!?

「フリースイミング」は、料金578円だぞ!!(←安いですなぁ・・・)

桑田さん、またヤってくれてましたなぁ~<br>「THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK~愛と青春の英国ロック~」

2005年03月12日 | 生活
これまた、些か旧聞に属しますが。

WOWOWさんが、また放送してくれてましたね、サザンの桑田佳祐さんが参加してた「Act Against AIDS 2004」。

まぁ、桑田さんのパート「THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK~愛と青春の英国ロック~」を、たっぷりと見せてもらったワケですが。

一昔前の「メリー・クリスマス・ショー」など、洋楽カヴァーの余興的なイベントで中心人物として活躍した桑田さん(でも、あの時はチャーが一人何役もやって演奏した「ジャンピン’ジャック・フラッシュ」が一番印象に残ってたりして。あと、ユーミンは自分のスタイルやキーに合わない曲では、やたらと歌が下手だったとか)。

これまでも「Act Against AIDS」では、国内ミュージシャンを従えて、60~70年代ロックのカヴァーを嬉々として披露しているのだが。

とうとう「THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK~愛と青春の英国ロック~」とヤらかしてくれましたか。
昨年の11月末~12月にかけて3日間、パシフィコ横浜国立大ホールで行われた同イベント。

WOWOWさんが放送してくれた当日、仕事で遅くなった連れを駅まで迎えに行ってて。序盤の曲は見逃したが。

まぁ、概要は把握できました(しかし、エイズ啓発運動=Act Against AIDS、12年目を迎えたんですなぁ)。

今年のステージは、そのタイトルの通り‘60~70年代周辺の「英国ロック」をテーマに行われ。
収益金は、エイズ啓発に使われる・・・・と。

あとで、サザン関係のサイト覗いたら演奏曲目が載ってまして。
――それによると。

1:For Your Love/The Yardbirds
2:Boom Boom/The Animals
3:You Really Got Me/The Kinks
4:Do Wah Diddy Diddy/Manfred Mann
5:Because/The Dave Clark Five
6:Bus Stop/The Hollies
7:Early In The Morning (しあわせの朝)/Cliff Richard
8:She's Not There/The Zombies
9:Wild Thing/The Troggs
10:Ruby Tuesday/The Rolling Stones
11:The Kids Are Alright/The Who
12:Summertime Blues/The Who
13:Wish You Were Here/Pink Floyd
14:Time/Pink Floyd
15:クリムゾンキングの宮殿/King Crimson
16:21世紀の精神異常者(Including Mirrors)/King Crimson
17:Immigrant Song(移民の歌)/Led Zeppelin
18:Alone Again/Gilbert O'Sullivan
19:Goodbye Yellow Brick Road/Elton John
20:Get It On/T.Rex
21:Metal Guru/T.Rex
22:The Jean Genie/David Bowie
23:Suffragette City/David Bowie
24:Jumpin' Jack Flash/The Rolling Stones
25:God Save The Queen/Sex Pistols
26:Amazing Grace/Trad(?)
27:We Will Rock You/Queen
28:Highway Star/Deep Purple
Encore
1:Fox On The Run/Sweet
2:Every Breath You Take/The Police
3:A Whiter Shade Of Pale(青い影)/Procol Harum

・・・・まぁ、演ってくれてますなぁ。
しかも演奏メンバー10人引き連れて。ギター2人、キーボード2人、シンセあり、パーカッションあり、コーラスあり・・・。

しかも、曲のイメージに合わせてダンサーまで登場するし寸劇みたいのもあるし・・・。

もう、遊んでます、Mr.KUWATA!!
つ~か、生演奏使った豪華なカラオケ・タイムです!!

オレの洋楽カラオケと同じです!!
それを贅沢に楽しんでます!!いつもながら羨ましいです!!!!

楽曲は、ほぼ原曲の完コピで(ツェッペリンの「移民の歌」はアレンジ違ってて面白かったな)。
ギターソロある曲なんて、メンバーが嬉々として弾き捲ってます!!!

「ハイウェイ・スター」、ツインギターで原曲を完コピです!!!
キーボード・ソロは、原ボーが再現してますか!?(最初、「ゲストです!」と紹介されて女性のシルエット・・・客席から歓声が沸き上がって「アイドルか!?」と思ったら原ボーだったなんてシーンあり。さすが、サザン・ファン!!!)

あとでメンバー表を見たら、ギターに「中シゲヲ」の名前あり。
「うぉぉ、“ガレージ・サーフ”と言われたギターインスト・バンド“サーフ・コースターズ”の中心人物じゃないか~!!!!」「ハイウェイ・スターにおけるリッチー・ブラックモアの速弾きを『サーフ・インストの影響大、ディック・デイルの系統と言って良い』と大胆に喝破した一家言ギタリストではないか!?その中クンがハイウェイスターのギターソロを演るか!?!?」と妙な感激。

皆さん楽しみ過ぎですぞ!!(笑)

「The Wh♂はね、メンバーの小田原君が大好きでね」と桑田氏が語り、ライト浴びた小田原氏がガッツポーズ!

ハイ、小田原さん担当はドラマーでした!!
キース・ムーン好きかよ、コノヤロウ!!!!(笑)

「サマータイム・ブルース」をThe Wh♂の曲として演るかコノヤロウ!!!英国ロックで演るとは嬉しいじゃないかコノヤロウ!!!

――で。
英国ロックと言えばプログレ(笑)。

ピンク・フロイドの「タイム」では時計の音を響き渡らせて。
まさかのキング・クリムゾンの「宮殿」では、バックにバレエ・ダンサーが登場!!
笛吹くピエロまで登場して、原曲の雰囲気だし過ぎ!!
バックのスクリーンでは、宮殿と魔法使いの影絵が映し出され、「あんたの趣味だけで演ってんじゃないよ!!!」とジェラシー感じてしまうワタクシ(笑)。

「21世紀の精神異常者(←今は諸事情あって、この邦題使えないらしいが、関係ないわ ヴォケ!!!)」では床から炎の柱が何本も上がり、桑田さんのヴォーカルにはフィルターが掛かったような効果が抜群!!

「おおおおおお、原曲みたいじゃないか!!」「カラオケ・マイクにも、こんな効果つけろ!!歌うぞオレは――!!!!!」と吠えるワタクシ。

一息ついてMCで「いや、もうね、催しの主旨から言ったら、いつか終わらなきゃならないシリーズなんですけどね」と思い直したように神妙に語る桑田さんだったが。

そりゃエイズが撲滅されて終われば良いイベントなんだが。

やってて楽しいから終わりたく無いの丸出しですがな。
まぁ、また別の名目で演ってくれればイイですけどね。

マニアックな選曲としては、スウィートの「Fox On The Run」かな?
曲は知ってたがタイトル知らんかったし、そのへんハッキリ知れて収穫だったな・・・と。

まぁ、自分が大好きで音楽やるキッカケになるような名曲を、大きな舞台でカネかけた演出で、腕利きのメンバー従えて演りまくれば、最高に楽しいですわな。

羨ましい。
最高に羨ましい春の夜だったのでした。

そして。
曲が始まる度に「うぎゃ~!」と吠える私に、連れは、ただただ呆れ果てていたのでした。

「噂の真相」岡留さん、名誉毀損で有罪②

2005年03月11日 | 生活
さてさて、「前科者」となってしまった岡留さん。
噂の真相のHPは、どんな事になっているのやら・・・・と覗いて見たら「TVウワサの真相」のPRかよ!?

――ってな話だった前回の日記だが。
今日、トップを覗いたら、取り敢えず「各メディアの記事」を転載し、「噂の真相裁判をどう伝えているか」を冷静に呈示しているに留まっていた。

「あぁ、でも『編集長日記』があったな」と思い起こして、そちらへ移動すると。

あぁ、やっぱり「デタラメな裁判」「紙切れ一枚送り付けて終わり…」「表現の自由を…」「日本の司法が終わっている事を…」とケチョンケチョン。

「まぁ、拘留されたワケじゃないし」「むしろ勲章みたいなモノ」と、こたえてる素振りないのが頼もしい。

まぁ、でも岡留さんは良いけど、女性編集員さんに「前科」が付いてしまうのは可哀想だなぁ・・・。名前も出ちゃったし。

ご本人も「岡留同様、覚悟は出来てます」くらい言ってるんだったらイイですがね(まぁ、あそこで働いてた位だから根性すわってるでしょうけど)。

編集長日記で「TVウワサの真相」に関する記述があったが。
岡留さん、思った以上に関わるようで。「休刊で寂しい思いさせてきた元読者に顔向けできる番組になりそう」みたいなコメントもあり。
「おぉ、これでは『談志・陳平の言いたい放題』の岡留さん版になりそうじゃないか!」と期待が膨らんでいるのでした(←なんか違うぞ!)。

4月2日が楽しみですなぁ(スカパーや各ケーブルTVで視聴可)。
再放送も結構あるそうだが、その辺は放送する朝日ニュースターのサイトで・・・。

◆3/10(後楽園ホール)の試合結果
○4R
冨田祥宏 判定 藤原俊介
櫛部好充 TKO1R 松田一城
越知俊光 TKO3R 寺沢直記
進藤 悠 判定 野口一登
○6R
鳥海 純平 判定 伊藤健剛
鈴木啓太 判定 角田卓穂
○8R
飯田幸司 KO8R 鈴木 学
○日本ライト級王座決定戦
田中光吉 負傷引分 久保田和樹

「噂の真相」岡留さん、名誉毀損で有罪!

2005年03月10日 | 生活
ネット・ニュースによると。

いまは休刊した「噂の真相」の記事を巡り、名誉棄損を未だに「西川りゅうじん」「和久俊三」と争ってる(元)編集長の岡留安則さん(57才)と、編集部員の神林広恵さん(39才)に対し、最高裁は、上告を棄却する決定を下した・・・と。

判決は、岡留さんに懲役8月・執行猶予2年。神林さんに懲役5月・執行猶予2年。

「あ~あ」って感じですが。
当事から推移を見ている者としては、93年6月号と94年1月号に、「作家の和久峻三が原稿をスタッフに代作させている」「コンサルタント西川りゅうじんが怪文書の送付に関与している。酒席でスタッフに無理強いを行っている」・・・などの記事を掲載してた記事は知ってるワケだが。

メンツを気にする両者が、他の連中なら「取り上げられるのも人気のうち」「書かれても無視」を決め込んでる「噂の真相」を相手取って過剰反応してしまった・・・・て感じだったのだが。

バッサリと「有罪」が下されたのね・・・。

岡留さん達は、「ウチの検察批判キャンペーンに対する報復的な起訴」と抗議。
上告でも「言論と出版による被害は民事訴訟での救済が可能なのに関わらず、刑事事件で立件するのは、表現の自由を実質的に奪う行為である」と主張しており。
95年から10年近い長期裁判となっていた。

一方、噂の真相HPはと言えば。
「本誌岡留が顧問を務める朝日ニュースター新番組」開始!

・・・なんて呑気な物(笑)。
今日あたりは抗議の更新がUPされてるかも知れないが、「TVウワサの真相」第1回放送も気になる情報ではありますなぁ。

まず、4月2日午後10時05分~11時55分まで放送されるってんで。

キャスターに小西克哉氏、ゲストコメンテーターに田原総一朗、佐高信、宮崎学氏ら豪華メンバーが勢揃い!!
顧問には、岡留(元)編集長も名前を連ねており。

裁判より(笑)、こっちの方に注目ですな!!

「きいちのぬりえ」の蔦谷喜一先生、逝去

2005年03月10日 | 生活
いささか旧聞に属しますが。
数年前、進学校のCMに絵柄が使われ(車内吊りの広告でも良く見かけた)、その愛らしい少女キャラクターに再び脚光が当てられた「塗り絵作家の蔦谷喜一(つたや・きいち)」先生が、2月の24日午前、老衰のため埼玉県春日部の病院にて死去されたとの事。

享年91歳。
少女漫画家の内田善美さんが描く日本人形の原型のような、素晴らしく可愛らしい少女を描かれる方で。
主に和服のシチュエーションが多かったが、塗り絵だけでなく彩色も施されたイラストも、様式美とも言える完成度を誇り。
最近では雑貨店などで「きいち」文字の入ったイラスト和紙なども売っていたと記憶しています。

誰もが必ず見た事がある絵柄だと言えるでしょう。
また、画集やカード集なども発表されており。和服で鞠を抱きながらこちらを見ている少女の(主に上半身の)構図・・・など、心和み癒される作品ばかりで。

ご本人の「著者近影」も、優しげで品ある御老人・・・な雰囲気で。
スタイルこそ違え、「女性らしい女性」「愛くるしい乙女」を描き続けた故・中原淳一先生同様に「女性以上に“乙女の心”を持った男性クリエイター」だったと言えるでしょう。

両者とも子孫を残されておいでだから、「乙女なのは心だけ」だったのでしょうが・・・(中原シンパには女性も多いが、美輪明宏さんや、おすぎ&ピーコなどの「完全にあっち系」の人も多々いらっしゃる)。

「女は女らしく」なんて言うと、反感買いそうだが。
中原淳一先生など、戦前から既に売れっ子イラストレーターとして活躍されていたが、戦後の物も無い時代に、いち早く「こんな時だからこそ、おしゃれで美しく、たしなみを知りましょう」と欧州などの女性文化を紹介(こちらの絵柄は、最近「日東紅茶」のCMに使用されていましたな)。

人がもっと豊かに暮らす為の、もっと美しくなる方法などを提唱するため「それいゆ」や「ジュニアそれいゆ」などの雑誌を創刊し、「美学の啓蒙」を行っていかれたのですね。
決して大上段からでなく、「こうありたいものですね」「・・・して行こうではありませんか」と云った口調で。

そのイラストの女性&少女たちが、これまた蔦谷喜一先生の描く少女にも通ずる「愛らしさ」「品の良さ」で。
蔦谷少女は「和風」、中原少女は「洋風」の違いこそあるが、相通じる物は感じられるのです。

中原先生は「ジュニアそれいゆ」でも、イラストの少女たちが「部屋を飾りましょう」「身だしなみを美しく」などと当事の小中生に身を持って示しているのだから、思春期の少女達が心トキめかせたのは理解できるし、元ピチカート・ファイヴの野宮マキさんが「それいゆ」のバックナンバーを集め捲っているのも「なるほど」って感じではある(そういや、小西康陽さんも「心は乙女」系だな・・・)。

――もっとも。
女って、男が思ってるほど「乙女」じゃないんだよな・・・(苦笑)。
姉とか「身近な女」の生臭さとか体験している者なら良いが、そうじゃ無いと「現実的」「生臭い」「残酷」といった女の別の面に接して引き篭もってしまう・・・・。

そんな感じなのが、最近の「おたく文化」なんだと勝手に私は解釈してるのですが。まぁ、私も遠からずソッチ系なのですが(笑)。

そこで引き篭もらず、「女性の中にある美意識」を信じて、啓蒙に掛かったのが「それいゆ」などの中原ワールドだと、勝手に解釈しているワタクシ。

そして。
ぬりえ作家の蔦谷喜一先生は、同様の啓蒙を もっと「もの言わぬ」形で行われていたのではないか・・・とも感じられ。

提唱は、ぬりえ少女の仕草と視線だけ。
愛らしい少女を描き続け、それを見た現実の少女たちに「あぁ、こうありたい」と思わせる・・・ささやかな提唱。

勝手ながら、そんな物を感じたのです。
私も一応「心は乙女」「ひそかに美意識あり」・・・な、つもりの人間ですから(笑)。

まぁ、中原先生の「小物を飾りましょう」「クッキーなど作ってみましょう」のイラストの、小物を描く画力がイマイチとか、料理の絵がおいしそうじゃない・・・とか言って中原ファンの「連れ」に怒られたりしてるのだが(笑)。

モノによっちゃ、欧州ファッション誌のデザイン画のポーズに、自分のキャラクターの顔をくっ付けただけの構図もあって。
「これは無理があるだろう!」とか言いそうになったが、それを言ったら“連れ”に激怒されそうなので黙っていたりしているのだが(笑)。

――いかんいかん。
蔦谷先生を持ち上げて、中原先生を貶めるみたいなコト書き込みしてどうする。
故人を称える時に良くある手・・・メディアの常套手段を私が使っちゃダメじゃないか!!!!

両方、「美意識」を貫いた立派な方です。女性から、乙女の心を持った男性まで、大きな支持を集めていらっしゃる偉大な人です。

よく考えれば、長い闘病を経て80年代半ばに70才で亡くなられた故・中原先生と、05年に91才で亡くなられた故・蔦谷先生は、奇しくも同世代ではないか。

ご両人、ともに相手を意識されていたのであろうか?
そうであって欲しい。

そして、今頃は美しい場所でお互いの「美意識」を語り合っておいでだと思いたい。

蔦谷喜一先生の御冥福を、心よりお祈りしたいと思います。

◆3/9(後楽園ホール)の試合結果
○4R
山本 忍 KO3R 末原功太郎
西口正和 TKO2R 増田岳之
○6R
市毛優希 判定 中山義久
長沼亮二 引分 益山智行
○8R
大嶽正史 判定 佐藤康史
○10R
ジュン・エラハム TKO10R 横山啓介
中広大悟 判定 高橋 巧

そして3月に入り、私は風邪を引いた

2005年03月09日 | 生活
3人体制の職場、他の2名が足を負傷。
長期療養の1人(ナイスガイ)が足を引き摺りつつ復帰。

なんとか体制が戻って・・・・気が抜けたのか?
それまで張ってた気持ちが緩んだか・・・・?

風邪を引いた。
強烈に喉が痛くなり、ハナが出まくり、微熱でボー。

花粉の影響かとも思ったが、鼻水の粘度がドンドンあがり、「こりゃ花粉症の鼻水じゃないわ」と思ったら発熱。

だめだ・・・・。
これで最初に頭に浮かぶのが「プールに行けない・・・」ってのは社会人失格か?

まぁ、病欠にならぬよう、普通の休みに合わせたように発病するのは「社会人として立派!」と我ながら思うのだが(笑)。

プールとセットで予約した積もりだった歯医者に、手ぶらで向かうのは辛かった(いま、前歯を治してます)。

・・・とはいえ、風邪で風呂にも入ってないから。せめて「暖かい風呂に入りたい」ってんで(ウチの風呂寒いのよ)、タオルだけ持ってフィットネス・クラブへ行く。

なかなか設備の整った風呂なんで、ジャグジーとサウナを満喫。備え付けのシャンプーとボディソープで体を洗う。

サウナでは、毛穴から吹き出す汗も確認。「効果あるに違いない」と自分を納得させる。

この後、競泳用のスパッツ履いて泳ぎたい欲求と戦うのが大変だったが(笑)。
必死に我慢。

もう習慣化してる・・・つ~か、水泳依存症か?
「これまで、せっかく泳いで来たのに」「やっとフォームも覚えてきたのに」「せっかく体重に比較して体脂肪が落ちて来てるのに」・・・と「これまでヤって来た事がチャラになる恐怖」に襲われるオレ。

まぁ、すべてにおいて「セコイ」って事ですがね(笑)。

もう少し、我慢ですなぁ・・・。

◆2/24(後楽園ホール)の試合結果
○4R
高橋拓海 引分 滝田優二
松田竜輔 判定 福田貴政
野中孝政 判定 亀岡崇行
○6R
円田洋介 判定 尾曲克巳
小森光幸 判定 トム岡川
○8R
中掘智永 判定 岡田山金太郎
室井啓宏 判定 下田修平

◆3/1(後楽園ホール)の試合結果
○4R
芝田けいほう 判定 岩城さとし
吉田真樹 TKO3R 藤巻 学
阿部孝洋 KO2R 井熊隆英
○6R
十二村喜久 TKO1R 上石 剛
高吉勝之 判定 牧島洋介
阿部伸吾 TKO4R 表西 勲

◆3/3(後楽園ホール)の試合結果
○4R
深山一裕 KO2R 保科芳和
鈴木雄大 TKO3R 高橋和矢
新井俊行 判定 村田芳典
池沢貴明 引分 伊藤彰浩
上俣智人 判定 横山将伍
○6R
角村晋輔 KO5R 笠 康次郎
青田義隆 KO5R 大木鉄也
○8R
江尻大尊 KO6R パーンチャイ・ウアサンパン
○10R
大嶋宏成 判定 ルークトン・トーペンロンポン

◆3/5(後楽園ホール)の試合結果
○4R
田中絹人 TKO1R 茂木 豊
○6R
池原繁尊 KO4R 荻原尚一
高橋直文 引分 渡部哲也
○10R
石井一太郎 KO6R フェルナンド・モンティーリャ(比)
○4R
小松太十志 負傷判定 西垣 恵

○日本Sライト級タイトルマッチ10R
木村登勇 判定 佐々木基樹

○OPBFタイト級タイトルマッチ12R
稲田千賢 判定 デニス・ローレンテ(比)

◆3/6(大阪市中央公開堂)の試合結果
○10R
フランシスコ・ロサス 判定 戎岡淳一

辰巳水泳場は海の要塞のようだった⑧<br>「北島、50mで負けた」と言うけれど

2005年03月08日 | 生活
私が生で見た初日の100mでは、リソゴール(50m世界記録保持者)やデュボス(アテネ銅)を押さえて堂々の優勝を果たし、自己の新記録を更新した北島康介だったが。

注目の最終日は苦戦。
50mではりソゴールに敗れ2位。日本選手ばかりの200m決勝(あれ?こっちでも海外選手が参加するんじゃなかったの?)でも後半タイムが伸びず、1位にはなったものの記録は平凡に終わったとか・・・。

これにはスポ紙も「北島、負けちゃった」「北島、練習不足を露呈」と後ろ向きの記事が多かったが。

はてさて、どうでしょう?
調整の遅れは事前から分かっていた事だし。

しかも50mなんて、相手はリソゴールですよ!?世界記録保持者なんですよ!?

「北島、“まさかの”50m敗退!」は無いでしょう!?

正直ワタクシ、これを危惧してたのよね・・・。
今の北島選手には「平泳ぎでは負ける姿を見せられない」十字架を背負ってるワケなんですが。
やっぱり、餅は餅屋。リソゴールには、50mで紹介された時で既に「これはオレの土俵」とばかりの余裕の表情だったワケなのよね。

そもそも、50mと100mでは泳法が、かなり違ってきて。
速いピッチとパワーでワシワシ掻いて行く選手が得意とする距離なワケで(これはW杯の短水路50m平で認識できた。解説の田中雅美さんも指摘してたし)。

水中での伸びを、しっかりと稼ぎながら加速を付けて行く北島選手の泳法は、必ずしも50m向きでは無いのだ。

おそらく陣営は「100mなどでの後半スパートでのハイピッチ泳法」を試行する為に50mでリソゴールと対戦したかったのだろうが。

さらに「北島が、1レースでも多く泳ぐ事によるファンサービス」を行おうとしたのだろうが。

メディアさんは、ただただ「北島、負けた!」と書き綴ってくれたのね・・・(一部、同情の記事や「まぁ、調子を戻せば記録挑戦も可能」の文字も見えたからイイですが)。

ま、調整の遅れの原因だった論文もクリア出来て大学院にも進めたようだし。

ここは4月の「日本選手権」を経て、やはり7月下旬からモントリオールで行われる「世界選手権」(一時、資金難で危ぶまれたが、やっぱり開催される事に・・・。なんだかなぁ、日本から横槍入れて辰巳あたりで出来なかったのかなぁ)への、ピーク調整を行って欲しいものですな!

「現状でも、これだけ泳げた。記録は、まだ伸ばせる」と、本人も平井コーチも手応えを語ってらっしゃるワケですから!

頼みますぞ、水泳ニッポンの第一人者どの!!!

辰巳水泳場は海の要塞のようだった⑦<br>中村礼子と中西悠子は世界記録に肉薄!

2005年03月08日 | 生活
やはりアテネのメダル組は強し・・・ってんで。
女子100m背泳ぎは、日体大4年の中村礼子(22才/東京SC)が58秒60で快勝。
これまた、50m・200mに続き3冠を達成した・・・と。

「100mでは負けないわよ」みたいな雰囲気満々だった、身長180cmの美人スイマー・コマロワ(ロシア/アテネ銀)に、まさかの2タテ!
国内でも、寺川綾・伊藤華英に差をつけての優勝!
完全に「第一人者の貫禄ありあり」ではないですか!?
200mの時など、折り返しの100mのタイムが電光掲示板に表示された時点で、会場に「どよめき」が起き、ゴール時には拍手と共に「あ~」という大きな嘆息も聞かれ。

場内アナウンスが「新記録が生まれました。中村選手、日本記録を樹立です」と知らせて、電光掲示板に「おめでとう!日本新記録!」の文字が表示されて拍手が巻き起こるも。

「世界記録には、もう少しで及びませんでした」の声。

さすが、お客さんは「100mの時点のラップタイム」で世界記録ペースな事を知っていたのだね。
そんで「うおお!」と盛り上がり期待を露にするも、ゴールで「もう少し及ばず」と溜息ついた・・・と。

いやぁ、さすが見慣れてる人たちは違うわ!

オレも、今度から電光掲示板と平行して見よ・・・っと思うも、なかなか読めず。

中西悠子選手の女子200mバタフライで、折り返し時に同様の「どよめき」聞いて、また良いペースなんだな・・・と思うもタイムは読めず。

やはりゴール時の「あぁ~!」って観客の溜息で、「世界記録に及ばなかったんだな」と分かった・・・と。

これまたコンマ数秒で及ばず。当然、日本記録は樹立なったが。
今の日本水泳界、国内記録更新は当然みたいな勢いあるのよね。

特に、中村礼子&中西悠子の銅メダル・コンビも、充分に世界記録を狙える位置に居る事を確認できた、意義のある観戦だったな~と。

そんな事を思った収穫の多い短水路選手権なのでした。

――も少し続く。

辰巳水泳場は海の要塞のようだった⑥<br>柴田亜衣、独泳!

2005年03月07日 | 生活
アテネ五輪女子800m自由形の金メダル・柴田亜衣(22才/鹿屋体大)も、400m自由形にて、4分2秒61で圧勝したワケだが。

アテネでも、400mに出場した柴田選手だったが。こちらでは決勝に残るに留まっており。

今回の短水路選手権では「400で勝てるスプリント力」を実戦で掴むためか、200mにも登場。初日に優勝を決めているの(これは海外からメチャメチャ強い選手が参加してないのもあるが)。

200mで1位に続き、得意の800mでも1位。
これは2位以下をブッチ切った独泳で。遂に悲願の日本一の座を射止めたのでした。

しかも、一気に3種目で。
もう、「亜衣ちゃんスマイル」炸裂だし(なんか、山崎邦正に似た笑顔とも思えるが)。

しかし、キック数を押さえた(2ビート泳法ね)泳ぎながら、速かったこと速かったこと。コースロープの流れが速い速い!

プール底のタイルが余裕で数えられる私とは大違いだ(笑)。
あと、背泳のバサロで言えば、私のは「死にかけのスルメ」で(笑)。気が付いたらコースロープを潜ってしまい隣のコースに侵入していたがな!!!!!!

ハアハア・・・・・(また取り乱してしまいました・・・)。

オレの全速力より速いタイム(しかも、オレは25mでゼーゼー)にて、余裕で800m泳いじゃう亜衣様は神ですか!?(体もオレよりデカイし。腕も長そう・・・)

まぁ、一日の練習で数十km泳ぐ選手なんて、神か怪物か・・・・って感じだから。
今回も、その力をまざまざと見せて戴いたワケで御座います。

ただ1つ。
今回は「もう一人の第一人者」が不参加だって事で。
「日本一」も、ほんの少し割り引いて考えたいトコロです。

その「もう一人の第一人者」・・・とは?

――はい、山田沙知子さんです!
柴田選手自身が「国内では山田さんに勝った事が一度も無い」と言わせた(元)女王。

同世代ながら、早くから頭角を表していた山田選手には、高校時代に(長距離とは言え)50秒の差を付けられていた柴田選手。

アテネの大舞台で一気に地位逆転となったワケだが、再度の直接対決で勝たないと実感が涌かないのも事実だろう。

今回の短水路選手権、山田選手は不出場。
アテネでの惨敗の傷心からか、海外で活動を続けており、標準は春の日本選手権(長水路)に合わされているだろうし(しかし、KONAMIの田村コーチが「優秀コーチ」の一人として表彰されてるのには違和感ある。KONAMIチームは五輪での実績まるで無いし、今回の短水路でも五輪代表の田渕晋選手の予選敗退のような事もあった・・・)。

格の劣る「W杯」や「日本選手権」などでは強いが、「世界水泳」「五輪」などでは結果の出せない山田選手に「精神面の弱さ」も囁かれているが(世界記録出したのも「KONAMI招待試合」なんて身内興行だし)。

まぁ、人によっては「ピーク・コントロールの稚拙さ」を指摘するが(世界選手権では「食事が合わず体調を落とし」アテネでは、本番数日前にピークが来てしまい、決勝では落ちる一方だったとか・・・)、それも「技術・実力」だから、自分たちで克服するしかない。
田村コーチも含めて・・・。

海外コーチに教えを乞いに言ったのも良かったかもしれないが、少し前に「海外大会で優勝」なんてニュースもありまして。

これで、柴田vs山田の女王対決の準備は出来上がったワケですな!!

う~ん、4月に横浜国際プールで行われる「日本選手権(長水路)」が楽しみになってまいりましたなぁ~!

辰巳水泳場は海の要塞のようだった⑤<br>森田智己、出場レース全て日本新

2005年03月06日 | 生活
競泳・日本短水路選手権の初日。

いまいちバラバラだった観客席から一斉に、どよめきの声が上がった瞬間があった。

50m背泳でのスタート直後、脅威的なスピードでコース中央に躍り出た森田智巳(20才)とM・ウェルシュの「ロケット・スタート」に、スイマーが大半を占める観客席から「うおぉ、すげぇ!!」と声が上がった。

プール底に背を向け、潜水しながら下半身の「うねり」で水中を進む「バサロ」。

水中カメラで見ると、一斉に水中を疾走する「イカの大群」に見える驚異の推進力。

最初の12、5mに関しては全競技最速じゃないかと思える程のスピードで。これには、ただただ感嘆。

50mこそ「世界最速」のウェルシュに敗れたが、解説の高橋氏に「この2人のスタートは世界中の背泳ぎ選手の見本になります」とまで言わせた森田選手のトップスピード。

そりゃ、背泳には「アーロン・ピアソル(米)」という第一人者が居るが。

それを割り引いても、この日の辰巳で「世界最高レベルでのロケット・スタート」が見れたのは間違いない。

まぁ、アテネ五輪の男子100m背泳ぎで銅メダリストとなった森田智己(セントラルスポーツ)であったが。

昨年9月の埼玉国体中には、「女性との下半身トラブル」を週刊誌にスッパ抜かれ、活動を自粛の憂き目にもあった。

その間は、体の軸となる筋肉(コアストレングス)を鍛えるトレーニングに終始したそうで。
バサロや水中での流線型姿勢(ストリームライン)を支える背筋や腹筋などを強化。バランスボールやウエイトも導入し、下半身もいじめ抜いたとか。

それが結果的には好奏し、「ワールドカップなどの試合出場はならなかったが、逆にじっくり鍛えられて良かったかも」と心情を吐露した・・・と。

まぁ、欧州などを転戦するツアーは、移動疲れなどもあり、体調管理も難しそうだから。「気まぐれ天才型」丸だしの森田選手には、不参加で良かったかも。

それを「ケガの功名」なんて書くスポ紙は、如何なモノかと思いますが。

ほんと、勝った時の「どんなもんだい」的なポーズといい、勝っても記録に不満な場合の「フテ腐れ気味」の表情といい・・・。

なにかと誤解されそうな森田選手(ちょっと感じが、ボクシング・ミニマム級王者の新井田豊選手にも似ている気がする。新井田選手は、そっち方面のトラブルは大丈夫だと思うが)。

余計な事で選手生活への影響が出ないよう、くれぐれも脇を締めて・・・と申し上げておきましょう(笑)。

ま、50mで日本新だしながら2位に終わり(まぁ、1位が世界記録保持者だから仕方ないが)、インタビューでも「もっと記録だすつもりだったから不満すね」と自嘲気味だったワケだが。

「次は200mですが」と声を掛けられても「まぁ、200mはしんどいんで苦手なんだけど。頑張り・・・ま・す」みたいに、やる気があるんだか無いんだか分からないようなコメントしてた森田選手だったが。

200mで、M・ウォルシュを降して日本新でトップ。

翌日の100mでも、自身の記録を0秒50更新する51秒85の日本新で優勝。

結局、50・100・200mと今大会出場3種目すべてで、日本新をマークする活躍となった・・・と。

100mでも、スタートから0秒50の反応の良さを見せ、直後のバサロで驚異的にスピードに乗り。
50m世界記録保持者のマット・ウェルシュ(豪)を終始リードしてのトップ。
「51秒台を出す事だけ考えていた。ウェルシュに勝てたのは驚き」と語った。

スタミナ不足で苦手だった200mも克服。筋トレで鍛えた体幹のおかげで泳ぎがブレなくなり、ラスト50mでも負けない自信がついた模様。

それでも、「世界記録に比べたら全然遅い。2008年の北京五輪までに、世界記録にどんどん近づきたい」と貪欲な姿勢を見せ。

今年4月の「日本選手権」、7月の「世界選手権(モントリオール)」を経て「北京五輪」に向けて世界記録を狙う気マンマン。

大型のウェルシュ(50mのインタビューでは森田選手の事を認識していない臭かったぞ!)に比べ、160cm代の森田選手は頭ひとつ以上小さいのだが。

ロケットスタートとバサロ、後半の伸びに磨きを掛け、ぜひ「金」を獲得して欲しい。

逸材だと思います。ほんと、色々気をつけてね(笑)。

辰巳水泳場は海の要塞のようだった④

2005年03月04日 | 生活
――で。その「ぱちゃぽ君の投げ入れ」。

通訳に説明されて「良かったら投げ入れて下さい」みたいに言われても首振ってた選手あり。

はい、「競泳界のシャラポア」こと、背泳アテネ銀メダリストの「コマロア(ロシア)選手」でした(笑)。

意味が通じなかったのか、思いのほか“ぱちゃぽ君”が気に入って「記念に持って帰る気だった」のか(←そりゃねぇだろ!)。

花束まで投げ入れる選手もいましたが。
ぱちゃぽ君を「自慢の肩」で遠投してくれる選手も居ましたが(客席中段の私の頭上を越えてったぞ)。
まぁ、その辺は人によってまちまちでしたが。

コマロアさんは奇麗だったので許す。
あと、寺川綾ちゃんも許す(←彼女は投げ入れてたのでは?)。
伊藤華英ちゃんも手足がスラリと伸びて素敵だから何をやっても許す(←なにも悪い事してませんがな)。
まぁ、競泳選手って、皆ムダないスラリと四肢が伸びた素晴らしいプロポーションの持ち主なんですがね。

まぁ、生で見た競泳選手はTVの印象以上に細かった(やっぱTVって横に広がって映るのね)。
足なんて実に細かった。
まぁ、背中・胸・肩の筋肉は凄かったですがね。

オレも、あんな風になれるのかなぁ・・・・?(←あんた休憩が多過ぎるから無理!!!)

オーストラリアのマット・ウェルシュなんて、背も高く、四肢は細長く、上半身と太腿は逞しく、体幹は引き締まり・・・すんばらしいプロポーションであった。

オレも、あんな風に・・・(以下略)。

――それにしても。
長水路(50m)プールの辰巳、真ん中で区切って25mにして短水路に変えるなんて言われてもピンと来てなかったのだが。

「トップ選手が泳ぐんだから波だって凄いだろうし、ターンだって『ド~ン』と蹴るぞ。そんな頑丈な仕切りが仮設できるのか?」なんて思っていたが。

なんの事は無い、「50m×25m」のプールを真ん中で仕切り、コースは縦に区切っていたのでした。

気になったプール底のラインだが。
良く見ると、青い長水路用のラインとベージュ(?)の短水路用のラインが交差しており、最初は「見辛いな、選手も泳ぎにくいだろうな」なんて思っていたのが。見続けて行くうちに、すっかり慣れてしまったのでした(笑)。

・・・人間の目って面白い(←オマエの目がおかしいんだよ!)。

――まだまだ続く

辰巳水泳場は海の要塞のようだった③

2005年03月04日 | 生活
――で、競泳・短水路選手権。

表彰式の拍手も、まばらで。まぁ、インタビューで外人選手が「コンニチワ、アリガト」って日本語で言うと少し盛り上がる・・・みたいな感じ。

こんなもんか。
まぁ、客席こそ埋まっているが(つってもプールを四方で客席が囲んでるワケじゃなく、1面のみなんですがね)。

「まぁ、なんだかんだ言ってもアマチュアの大会だから、仕方ないか・・・」なんて思ってると、退場口上部の客席に子供などが集まり、手を広げたりしながら選手を待っている。

「ほぉ、選手を見届けようとしてるのか。感心感心」・・・なんて思ってると、選手が緑色の玉みたいな物体を客席に投げ入れた!

奪い合う子供達!
「な、なんだ!?使用済みのスイミング・キャップでも丸めて投げ入れてるのか!?だったらオレも欲しいぞ!!」・・・と、思ったら

「大会キャラクター『ぱちゃぽ君』のヌイグルミ」でした(笑)。

カッパの顔から手足が生えた「ゆるキャラ」寸前の物体・・・さっきから表彰台の回りをウロウロしてますがな(笑)。

競泳版の「バボちゃん」みたいなもんか。
まぁ、キャンペーンに力入れるのは良い事です。

この「表彰者からのヌイグルミ投げ入れ」は、競技毎に行われ、その度に子供達は喜んでいたワケだが。

第3レースあたりの「投げ入れ」では、なぜか客席に座っていた、鈴木大地氏が「はっし」と“ぱちゃぽ君”をキャッチして「立ち上がってガッツポーズ!」みたいなシーンもありました(笑)。

「アンタが取ってどうすんだよ!!」と笑ってしまったのだが。さすが金メダリスト、近くのお子さんに「はい」と、あげてました。

残念ながら、そのハプニングに気付いてたのは小人数だったが。
まぁ、サイン貰いに行ってるファンも居ましたがね。割りと年配の人だったなぁ・・・。

しかし、こういう時ならイイとして。
競技中も通路前をウロウロするガキの多かった事!!
通路に突っ立つ子供などは、会場係員さんや警備さんが注意してたが。
後から後からだから、モグラ叩き状態。

まぁ、学生選手などもいたが、大半はスイミングスクール所属だから。そこに所属してる子供も来てるんだろうな。
「健康の為に」と子供に水泳やらせてる親も同伴で。

時々そこらで、クロールの動きしてる子供が居たりして。トップ選手の泳ぎに感化されたか、「シャドウボクシング」ならぬ「シャドウスイミング」(笑)。

いやいや、笑っては失礼か。立派な「S字プル」になってましたぞ!

――まだまだ続く

辰巳水泳場は海の要塞のようだった②

2005年03月03日 | 生活
――しかし。

「辰巳水泳場は海の要塞のようだった①」の最後は「①」なのだが。

見ようによっちゃ「の」に見えるじゃないか。
「辰巳水泳場は海の要塞のようだったの」って、乙女チックな言い回しに見えるじゃないかっ!!!

つ~か、ネカマか!?
ネカマになってまでアクセスカウンター回したいのかっ!?!?

いや、そんな気は無いんですがね。
まぁ、ワタクシ確かに「心は乙女」なのですが(笑)。

――で、「辰巳水泳場」ですよ!
もう、3月だってのに何を引き伸ばしてカキコしているのか!?

――つ~か。
もう、自分では「あるちゃんドコドコへ行く」がシリーズ化しているので。ど~か「付き合って下さいまし」って感じなのだな(笑)。

――で、「辰巳国際水泳場」ですよ!

まぁ、会場の雰囲気ですが。
TV朝日が製作していると思われる「レース毎の(英語訛り)アナウンスや映像」こそ、デカいモニターで派手に流れているが。

拍手や声援は、まばら。
選手の紹介でも、拍手は少なめ。

・・・そんなモノなのか?

ついつい後楽園ホールでボクサーがコールされた時のように、いちいち拍手してしまったが。
浮いてたのか、オレ?

北島康介選手の時でさえ、満場の拍手ってワケじゃなかったし。

やっぱり、選手の身内が声援してる感じ。
競技中でも、選手と思しき人々が通路をウロウロと歩き回り。
レース終わって順位が電光掲示板に出ても「ふ~ん」てな感じ(例外もあったが、それは また後で)。

やっぱり「アマチュアの競技会」な雰囲気。

出場する選手の身内が、その選手の登場の時のみ盛り上がってる感じ。

どっかの会場にも似ている雰囲気だなぁ(笑)。
鶯谷のカバレットもそんな雰囲気あったし。

ことごとく そんな会場に「唯の客」とそて出向く私ってドウよ!?

ただの好事家って事かぁ(笑)?

――以下、続く。

辰巳水泳場は海の要塞のようだった①

2005年03月03日 | 生活
ま、厳密に言えば「運河」なんでしょうが。

「夢の島」「木場」などが地図に並んでいる「辰巳国際水泳場」。

普段は一般開放されてるそうだが。今回は完全に「短水路選手権」の競技のみ。飛び込み用のプールも選手のウォーミングアップ用に使われていた(当たり前か)。

全行程が終わった時には「これより、プールを開放します。皆様、好きに泳いで下さい」なんて言ってくれないかなぁ・・・・なんて本気で思わされましたが。さすがにソレは無し(←当たり前だっちゅ~の!)

まぁ、さっきまでメダリストや世界記録保持者が泳いでいたプールだから、おこがましいとは思いますが(笑)。

透明度も素晴らしいし、帰ってBS朝日の番組をDVD録画したヤツ見たら、水中カメラの映像も素晴らしく(まぁ、場内の大型モニターにも映っていたが)・・・。

やはり辰巳プールの偉大さに感激。

新木場駅で降りた時には、段ボール紙に「チケット求めます」なんて掲げてる若者が居て。
「おぉ!それほど盛り上がってないかと思ったら、凄いじゃん短水路選手権!」なんて思ったら。
段ボールには「スーパーカー・ライヴのチケット」の文字が続いててガックシ(笑)。

まぁ、そんなもんですな。
後から聞いたら「スーパーカー」って邦楽バンドの解散ライヴが その辺であったようで。

ビデオクリップで「PK外したら、知ってる人間が次々と銃殺されていく映像」なんて流れてて、それが矢鱈と面白かった印象があるが。

解散ならば仕方ない。好きなバンドの解散を惜しむ気持ちは分かる。

若者よ、「ガックシ」なんて言ってスマンかった・・・・。

競泳・日本短水路選手権、豊潤に終了

2005年03月01日 | 生活
森田、全て日本新で3冠。
北島、200mは勝つも、50mでは苦杯。
柴田、余裕の3冠。
中村、日本の第一人者へ。

・・・などなど、日本新も連発され。解説の高橋繁浩さんが「水泳って競技が、そうそう記録が更新されると思われても困るのですが・・・」と苦笑される程の結果となった。

まぁ、世界記録こそは出なかったが・・・。

取り敢えず、2/27の結果など。

◆日本短水路選手権最終日(辰巳国際水泳場)。
○女子100m 自由形決勝
 1位:H・M・セッパラ(FIN)
 2位:浦部紀衣(KONAMI/高3)
 3位:上田春佳(東京SC/高1)

○男子100m 自由形決勝
 1位:マイケル・クリム(AUS)
 2位:細川大輔(SAT/大4)
 3位:リチャード・セイ(CAN)

○女子50m 平泳ぎ決勝
 1位:中村沙耶香(ニッタイSC/高2) 
 2位:縄田さなえ(セントラル/大1) 
 3位:林 由記(中京大/大33)

○男子50m 平泳ぎ決勝
 1位:オレグ・リソゴール(UKR)
 2位:北島康介(東京SC/大4)
 3位:H・デュボシュ(FRA)

○女子100m 背泳ぎ決勝
 1位:中村礼子(日体大/大4)
 2位:S・コマロア(RUS)
 3位:3寺川 綾(近畿大/大2)
 4位:伊藤華英(日本大/大2)

○男子100m 背泳ぎ決勝
 1位:森田智己(日大/大2)*短水路日本新
 2位・M・ウェルシュ(AUS)
 3位:宮下純一(筑波大/大3)

○女子200m 個人メドレー決勝
 1位:藤野舞子(ファースト/大3)
 2位:リン・マンシュ(台湾)
 3位:井上 恵(明大/大2)
 5位:天野美沙(桐蔭学園/高3)

○男子200m 個人メドレー決勝
 1位:佐野秀匡(明大/大2)*短水路日本タイ
 2位:奥出泰史(法政大/大3)
 3位:内田 翔(群馬SS/高2)
 4位:D・ケント(NZL)
 5位:三木二郎(東京SC/大3)

○男子200m 個人メドレーB決勝
 1位:田渕 晋(KONAMI)

○女子100m バタフライ決勝
 1位:中西悠子(枚方SS)
 2位:渡邉 梢(群馬渋川SS/高3)
 3位:矢野友理江(KONAMI/高3) 

○男子100m バタフライ決勝
 1位:高安 亮(ミキハウスK)
 2位:N・スクボルトフ(RUS)
 3位:河本耕平(ZEN)

○女子400m 自由形決勝
 1位:柴田亜衣(鹿屋体育大/大4)
 2位:貴田裕美(群馬藤岡SS/大1)
 3位:上田春佳(東京SC/高1)
 4位:H・ノーフォーク(NZL)

○男子400m 自由形決勝
 1位:Y・プリルコフ(RUS)
 2位:松田丈志(中京大/大2)*短水路日本新
 3位:パク・テファン(韓/16歳)

○女子200m 平泳ぎ決勝
 1位:北川麻美(イ大教大宮東/高2)*短水路高校新
 2位:坂口結子 中京大大学院)
 3位:種田 恵(イトマン宮森/高3)

○男子200m 平泳ぎ決勝
 1位:北島康介(東京SC/大4)
 2位:川越大樹(中京大/大3)
 3位:今村元気(東海大)