うつうつひでお日記
著者名:吾妻ひでお 発行:2006年7月10日
出版:角川書店 値段980円
「失踪日記」のヒットを受けて発売された後続本(装丁も激似)。
続編では無く、「失踪日記」執筆中である2004年~2005年
初旬までの日常を、淡々と綴ったプライベートなマンガ日記。
同人誌として売っていた内容を、商業誌で転用した・・・って本か。
「失踪日記」売れたから、パート2あるか?・・と期待してたら
「1ページも描けてません」なんて、この本に書いてありました(笑)。
――で便乗本かよ・・・と。
まぁ、なかなか「失踪日記」も出版を進めなかったくせに、
いったん売れると「ニ匹目のドジョウ」を狙う出版社が悪いんですがね。
(CD売れた途端、そのミュージシャンの過去音源あさって
「コンプリート・ベスト!」とか出すレコード会社と同じですなぁ・・・)
すぐ「失踪日記2」を出せば売れるの確実なのに、なかなか書かない
吾妻先生も悪いんですがね(笑)。
まぁ、しでお先生が、仕事もせずに「読書と抗うつ剤とお笑い番組と
格闘技番組と粗食と女学生鑑賞にウツツを抜かしてる」情景は、
楽しいワケではあるが。
特に編集者との会話が凄い。
「いや~、それが不況で確実に売れる作品以外は、どこの出版社も
出さないんですよね・・・」
「いや~、秋田書店でお出しになった『やけくそ天使』が売れてない
みたいで、それがネックになっててOK出ないんですわ」
「J誌の漫画家さんで知ってるだけでも4人自殺してます」
(吾妻氏「雑誌1誌で4人も殺してるのか・・・」)
――で、『失踪日記』の出版は一向に進まずと
(打ち合わせや描き足しを経た後に、や~っと出版)。
まぁ、和まされるのは、ときおり挟まれる「あじま版・美少女画」か。
(しかし、ベテランなのに新鋭マンガ家の美少女キャラの模写とか、
良くやりますねぇ・・・)
私も足首太い女のコ、嫌いじゃありません。
制服ミニスカートの下にジャージを履くのは許せません(笑)。
そして、例によって「他人事みたいに笑って描く」自虐ネタ。
ファンっぽい編集(?)から
「SF界で大友克洋と並び称された吾妻さん・・・」みたいに言われても
「あっちは『世界のオオトモ』、こっちはプータロー」みたいに呟いたり・・・。
(まぁ、商才の差とも言えますが。世界のオオトモがインタビューで
『ビジネス・スーツにネクタイ』な姿で登場してたのには度肝ぬかれた・・・)
――まぁ、結局は。
吾妻さんの奥さんが偉いよ・・・と。(昔は奥さんをミニチュア化したような
娘さんの登場もあったが。もう独立されたのかなぁ・・・?)
・・・その他「逃亡日記」などという、これまた著者本人をして『便乗本』と
言わしめるインタビュー&描き下ろしマンガ集も、別に発売されているが。
「失踪日記」で書き切れなかった部分の記述あるようなので、ブックオフで
見つけたら読んでみよう。
ちなみに「うつうつひでお日記」もブックオフで購入しました。
著者名:吾妻ひでお 発行:2006年7月10日
出版:角川書店 値段980円
「失踪日記」のヒットを受けて発売された後続本(装丁も激似)。
続編では無く、「失踪日記」執筆中である2004年~2005年
初旬までの日常を、淡々と綴ったプライベートなマンガ日記。
同人誌として売っていた内容を、商業誌で転用した・・・って本か。
「失踪日記」売れたから、パート2あるか?・・と期待してたら
「1ページも描けてません」なんて、この本に書いてありました(笑)。
――で便乗本かよ・・・と。
まぁ、なかなか「失踪日記」も出版を進めなかったくせに、
いったん売れると「ニ匹目のドジョウ」を狙う出版社が悪いんですがね。
(CD売れた途端、そのミュージシャンの過去音源あさって
「コンプリート・ベスト!」とか出すレコード会社と同じですなぁ・・・)
すぐ「失踪日記2」を出せば売れるの確実なのに、なかなか書かない
吾妻先生も悪いんですがね(笑)。
まぁ、しでお先生が、仕事もせずに「読書と抗うつ剤とお笑い番組と
格闘技番組と粗食と女学生鑑賞にウツツを抜かしてる」情景は、
楽しいワケではあるが。
特に編集者との会話が凄い。
「いや~、それが不況で確実に売れる作品以外は、どこの出版社も
出さないんですよね・・・」
「いや~、秋田書店でお出しになった『やけくそ天使』が売れてない
みたいで、それがネックになっててOK出ないんですわ」
「J誌の漫画家さんで知ってるだけでも4人自殺してます」
(吾妻氏「雑誌1誌で4人も殺してるのか・・・」)
――で、『失踪日記』の出版は一向に進まずと
(打ち合わせや描き足しを経た後に、や~っと出版)。
まぁ、和まされるのは、ときおり挟まれる「あじま版・美少女画」か。
(しかし、ベテランなのに新鋭マンガ家の美少女キャラの模写とか、
良くやりますねぇ・・・)
私も足首太い女のコ、嫌いじゃありません。
制服ミニスカートの下にジャージを履くのは許せません(笑)。
そして、例によって「他人事みたいに笑って描く」自虐ネタ。
ファンっぽい編集(?)から
「SF界で大友克洋と並び称された吾妻さん・・・」みたいに言われても
「あっちは『世界のオオトモ』、こっちはプータロー」みたいに呟いたり・・・。
(まぁ、商才の差とも言えますが。世界のオオトモがインタビューで
『ビジネス・スーツにネクタイ』な姿で登場してたのには度肝ぬかれた・・・)
――まぁ、結局は。
吾妻さんの奥さんが偉いよ・・・と。(昔は奥さんをミニチュア化したような
娘さんの登場もあったが。もう独立されたのかなぁ・・・?)
・・・その他「逃亡日記」などという、これまた著者本人をして『便乗本』と
言わしめるインタビュー&描き下ろしマンガ集も、別に発売されているが。
「失踪日記」で書き切れなかった部分の記述あるようなので、ブックオフで
見つけたら読んでみよう。
ちなみに「うつうつひでお日記」もブックオフで購入しました。