あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

本日の収穫『フランク・ザッパ キャプテン・ビーフハート ディスクガイド』

2011年01月18日 | 洋楽
レコードコレクターズ増刊です
『フランク・ザッパ キャプテン・ビーフハート ディスクガイド』
240頁のデータ集

なるべく書籍は買わないようにしてるのだが、これには手が伸びた
ザッパさんのみならずビーフハートさんのディスクガイド

両者の生誕70周年を記念して計画されたそうな
でも牛心隊長は亡くなってしまった まさかの追悼特集

両者とも故人 故人の作品集



両者の仕事を見ると
私は両者の音源を充分に聴いていない事を痛感する

そして やっぱりビーフハートさんの声が好きなのだと
『拷問は果てしなく』もビーフハートさんが歌ったライヴ盤の方がイイもんなぁ

緻密な完璧主義者ザッパさんと、一発勝負の牛心隊長
『ボンゴ・フューレー』のツアーでは途中で口もきかなくなった・・・とか
それ以降は最後まで絶交状態だった・・・とか

そんな残念な話もあったが

牛心隊長のシャウトは鮮度が命
「ワシが何度もリハやったら粋の良さが無くなるだろうが!」とか思ってたんだろうなぁ

まぁ、『Hot Ruts』収録の『ポン引きウィーリー』の名唱・名演も
奇跡的で刹那的な一瞬だったのかねぇ



購入済みの『キャプテン・ビーフハート・アンソロジー』で気に入ってた、
『ハード・ワーキング・マン』が
実は『ブルーカラー』って映画のサントラ収録曲で、結構レアな物だと
今さら知りました
ありがとう御座います

まさに『ブルーカラー』な曲
ブルース曲ながら伴奏と共に「カンカン、カンカン」と響く打撃音
大きな金槌でコンクリを叩くようなブルーカラーな音
解体作業の現場みたいな単調な打撃音だが これがハマる

まさに現代のブルース ブルーカラーのブルース
普通この手の曲はダブルミーニングでエロな響きがあるのだが
牛心隊長の吼えっぷりにはエロさは全く感じられず
ひたすらハードにコンクリートを叩いている印象

たまりません
こんな曲を歌うビーフハートさんには感服するのみです

残ったアルバム、全部買わなきゃなぁ
読後、ひとり反省反省・・・の一冊であります

面白かったですがね

一家でカラオケ②

2011年01月17日 | 生活
・・・で、やっぱり
ちびスケも一緒に歌おうってコトで

プリキュアを選曲しまくった

なぜか、ちびスケは『無印』と言われる初代プリキュアの主題歌を歌い
私を驚かせた 

園のセンパイから御指南受けたらしい 
おそるべし、園児

しかし、それ以降は
やっぱり私が歌い捲くる結果となった

「プリキュアに駄作なし」「プリキュアに駄曲なし」
何を選んでもOK



特に『スプラッシュスター』と『5GoGo』のOP曲はエナジー溢れて盛り上がるので
声を張って歌いました 歌い上げました

『5GoGo』はエンディング曲も勢いあって素晴らしいので
そっちも選曲

『手と手つないでハートもリンク』
歌メロも良いが演奏・アレンジも最高です

「ここ」という時に入るカウベルの音、エレクトリックギターの伴奏
完璧です
「これしかない」って程の完璧なアレンジです

楽曲で「完璧」なんて滅多に感じられないんですが、
このアレンジは そう感じられるから仕方ない

他で「完璧なアレンジ」なんて言ったら
山下達郎さんの『For You』のオープニング曲『SPAEKLE』くらいしか思い当たりません
サックスソロから、ハジけるベースから、ホーンアレンジから、ギターカッティングから、
もう「これしかない」って完璧さ



歌唱で言えば
P・ロジャースさんがバドカンで吹き込んだ『ケイント・ゲット・イナッフ』
その場の勢いで思わず叫んだ合いの手から何から、「これしかない!」って完璧な歌唱

そんな名曲を連想させるほどに素晴らしい『手と手つないで・・・』
ああ、歌い上げましたさ

ちびスケ、ちょっと引いてましたさ



あとは『フレッシュ・プリキュア』のオープニング曲
『ハートキャッチ』のエンディング曲

さらに調子コイて『フレッシュ・プリキュア』ボーカルアルバムから
『LaLaLa Shangri-la(桃・源郷)』

ここで連れから
「なに?キュアピーチの曲?」
「なんでそんなの知ってんの?」
「ボーカルアルバム?そんなの聴いてんの?」

「気持ち悪る~!」

・・・・ハイ、
『気持ち悪い』いただきました!!

いいのだ 
ラブの声でピーチの声で歌われる名曲なんだから!
ワシは構わん ちびスケも納得しておる



まぁ、楽しいカラオケでしたわ
ケロロの曲も歌えたし

ちびスケも楽しんだようだ

まぁ、何年かしたら
「色々連れてってくれて楽しかったけど、今にして思うとキモイよね」とか
言われるんだろうなぁ・・・

一家でカラオケ①

2011年01月17日 | 生活
今年から仕事の休みが日曜になったので
普通に家族で出掛ける事が可能になった

いやぁ、これまでは『ちびスケと私』『ちびスケと連れ』って感じで
バラバラに出掛けるパターンばっかりだったし
一家で出掛けるには誰かが休みを取る必要があったのだが
今後は家族団欒が毎週可能になったワケだ
ああ有り難い

~とはいえ
寒さも厳しく遠出もシンドイので
今週は「近場でカラオケ」となった

結構ちびスケも歌うのよね
もっと声を張って欲しいが、それなりに画面の歌詞を読んで歌うのよ

今回の選曲は
ザ・クロマニヨンズ、マキシマム・ザ・ホルモン、いきものががり・・・などなど

連れとちびスケでKARAの『ミスター』も歌ったりして
「おお、新しドコロも押さえておるわい」と感心
家ではヒップダンスしたりして困りものだが、カラオケでは踊る余裕もなく
一安心



さらに
連れはクロマニヨンズの1stと2ndから選曲
私は最新アルバムから『グリセリンクイーン』

いやぁ、イイねぇ
こんなシンプルな名曲を作れるってのが凄い

談志師匠と一緒に写ったタワレコのポスターを見た時にゃ嫉妬したけど
※以前の日誌参照

許すわ 許しますわ
彼らなら「談志さんがP・タウンゼントと同じくらいロックしてて、キース・
リチャーズと同じくらいパンクである」と
分かってくれてるだろうからイイですわ

そして彼らも同様に存在がロックしてるから喜ばしいですわ



サビしか知らなかった『グリセリンクイーン』、けっこう歌えましたわ
そんなシンプルな歌なんですわ
でも最高にカッコイイんですわ さすがだよヒロトとマーシー

花粉症対策

2011年01月16日 | 生活
今年は例年の10倍だそうな
まぁ、私は1倍だろうと2倍だろうと簡単に症状が出るから
対策する事には変わらないんですがね

ただ
毎年「いそがしい」とか言って対策が遅れてたのだが
今年は「それじゃマズイ」と早めに耳鼻科へ向かった

普通、花粉の飛散は2月あたりから始まり、
対策は1月中旬~下旬に始めるのだが

今年は、しっかり耳鼻科に行きましたよ



そしたら
「量も多いけど、今シーズンは時期も早いんですよ」と医師に言われた

なんと、早い人は昨年末から症状が出てるんだそうな
私も ここ数日、目がゴロゴロしてたんだが
やっぱり花粉が飛んでたのね

連れにも話したら ビックリしながらも
「自分も年末から咳が出てる。花粉かもしれない」と納得した様子
前シーズンの残り処方薬を飲んでいた

効果あったって話だから
やっぱ早めの対策が重要なんですなぁ・・・

我が家の嗜好品 『南部せんべい』

2011年01月14日 | 生活
どっちかって言うと連れの好物

先日貰ってきたのが『南部せんべい/たまねぎ味』

スライスした玉ねぎをカラッと揚げて南部せんべいに乗せた一品
玉ねぎに甘みがあって美味い!

南部せんべい自体がシンプルな味だから、こういう味付けは大歓迎



「シンプルな味」といえば
南部せんべいをナベに入れる『せんべい鍋』も予想以上に美味かった

『ケンミンショー』で見て気になって
デパートの物産展で買ってみた

プルーンな南部せんべいと鍋用の出汁が包装されて売ってたので、その場で買った
野菜や肉を鍋で煮て、南部せんべいをバリバリ折って入れる

トロッとほぐれたトコロで食べてみる
あら不思議

ほうとうみたい またはダンゴ汁
溶けにくい『なべ用の南部せんべい』ではあるのだが
ぷるぷるしてて食べ応えあり

手軽な食材として、とっても便利だね
だんご汁だったら小麦粉を練って作るところだが
南部せんべいなら買って来てバキッと割って入れるだけ
保存も利くし、メチャメチャ便利

もっとイッパイ買っとくべきだったな
次回の物産展では まとめ買いしておこう

湯たんぽ

2011年01月13日 | 生活
最近、見直されているという湯たんぽ

すこし前は「ビンボー臭い」とか言われてたが
もう、そんなコト言ってられないのよね
「ビンボー臭い」どころかビンボーなんから
日本全体が

・・・で
我が家も買った

理由は
ちびスケに もう冷え性の傾向が見え始めたから

手足が冷たいので「寝るときに使おう」と言う事になったのだ



コレ買うまではね、私が暖めてたんですよ

連れは本物の冷え性なんで、自分以外を暖める以前の問題
ちびスケに足先を擦り付けられた日にゃ「冷た~い!やめて~!」と
悲鳴を上げる始末

そこで私が登場
ちびスケの冷たい足先を『お股』に挟んで暖めてあげてたのでした

まぁ、『オマタ』ったって太ももの暖かいところですがね
それなりに代謝のイイ身体なので、この辺は常に暖かい

正直、ちびスケの足先は冷たいが、そこは我慢して暖めたさ

しかし
本物の『湯たんぽ』登場で、私のオマタも用なしかなぁ・・・

・・・でもマーシーとヒロトは

2011年01月12日 | 生活
48歳なんですがね

・・・ウソだろう!?
若っ!!!!

まぁ、セックスピストルズ登場で衝撃受けた世代なら
そんなもんですがね

それにしても若い
ヒロトはカウントダウンジャパンでも上半身ハダカになってたが
体脂肪一桁なのが一目瞭然

不健康ギリギリのガリガリ体型でありました
30代にしか見えません



マーシーも万年バンダナ青年だし
なんであんなに若いのか不思議でならん程の風貌であります

それ考えると自分の子供くらいの年齢のファンに
「マーシー!」「ヒロトー!」とか声掛けられているんだなぁ
すげえなぁ



※ちなみに画像はタワレコのポスター
 談志師匠と一緒で羨ましい!

カウントダウンジャパンでは
やはり私より年長の松尾スズキが踊りまくってたし

昨年の秋以降は年長者に押されっ放しだったワケだ
いかんいかん

「今年こそスイミングを活発化」と言いつつ
まだ一回も泳いでいない私

残業疲れを理由にせず
なんとか泳ぎに行くかないとなぁ・・・

ごちそう

2011年01月12日 | 生活
すこし前に誕生日を迎えまして
すっかりエエ歳になってしまいました



今年のケーキは手作り
ちびスケも粉こねを手伝ってくれたそうな
ふかふかチーズケーキは実に美味

お料理も御馳走
鶏肉のホワートソースや、トマトソース味の
ニョッキは食べ応え充分
ピザは冷凍モノだが、バラエティに富んでて
飽きない味



ありがたい話です
ワシみたいなヲタク家長に・・・

まぁ、エエ歳と言いながら
まだまだ心根はヒヨっ子

実年齢も
クロマニヨンズのヒロトやマーシーより年下ですから・・・

昨年の訃報③

2011年01月11日 | 生活
佐藤史生さんも亡くなってたんだな・・・
24年組・ポスト24年組の一人に数えられる多彩な漫画家
SF物が得意だった



絵的には萩尾望都さんの影響大・・・か?
萩尾さんのSF世界の系譜を踏襲し
やがて拡大させた才能

やはり大泉サロン関連の人物
残念・・・


そして
ROXY MUSICなどを紹介した今野雄二氏も鬼籍に入られてたんだな



なぜかグラム~ポップ方面に造詣が深かった印象あり
TVの深夜番組で映画なども紹介されてたな

80年代
『アヴァロン』『ボーイズ・アンド・ガールズ』で
ブライアン・フェリーが人気になった時、この人は
良く語っていた印象あり

2010年ロキシーも再編したが、今野さんは何を思った事だろう

『伊達直人』現象

2011年01月11日 | 生活
全国の孤児施設に
『タイガーマスク』の主人公・伊達直人を名乗る人物から
ランドセルや文房具・現金などが贈られる現象が続いてますな



それに追随し『矢吹丈』や『星飛雄馬』の名前で贈り物する人物も現れ
『肝っ玉かあさん』など名前もバラエティー豊富となり
しまいにゃ『涼宮ハルヒ』など最近のキャラクターまで登場した

私なら
どんな名前にするかなぁ?

『クモジャキー』さんにするか?またプリキュアか?

いっそ『坂本博之』にするか?

・・・実在の人物じゃん
実際に慰問や寄付活動してる人じゃん

・・・なんて言ってたら
御本人インタビューとかされてるじゃん

そりゃそうだ
現役時代から自分の出身施設の慰問や寄付活動を行ってきた坂本氏は
元東洋太平洋ライト級王者

ボクシング界の伊達直人ともいえる存在なのだ

坂本氏は、喜ばしく考える一方で『これが特別なことではなく当然のように行われる事が理想』と
一過性ではなく定着するよう希望を述べておられる

まぁ、暗い話題じゃなく『心あたたまる話題』だからイイですけどね



しかし
今は亡き梶原一騎先生も
自身が作り出したキャラクターが ここまで光を放ち続けるとは
考えてなかったろうなぁ・・・

思い出の名勝負「アルフレド・マルカノvs小林弘 」

2011年01月10日 | ボクシング
青森県立体育館 
1971年7月24日
【WBA世界Jライト級タイトルマッチ】

直前の9戦で5敗している挑戦者(計8敗マルセルに2敗)。
組みし易しの声もある反面、中南米の強豪に揉まれたキャリアと、
32勝中22KOの高いKO率を警戒する声もあった。

第1R。
マルカノの先制が有効。身体にバネがあるからジャブが伸びる。
少し今で言えば、まるでレオ・ガメスのようだ。
王者もアッパーで威嚇するが、挑戦者は止まらない。逆に4連打で
ロープへ追い、右フックを叩きつける。
ボディを叩いて再び顔面に伸びるジャブ。
小林の顔が大きく上を向く。早くも鼻血を出した王者、ややピンチ。

第2R。
マルカノは中々上体も柔らかい。リズミカルに振って、またジャブ。
小林も負けじとジャブ。
挑戦者のパンチに合わせ、左右フック。様子を見ていたのか?
しかし終盤再び攻勢を許す。

第3R~
静かな序盤からマルカノの手数がジワジワと増え出す。
小林の右カウンターも当たるが、挑戦者も輪をかけて反撃。

会場も暑そうだ。
観客は団扇で顔を扇ぎ、選手の身体が汗で濡れている。

ここらから王者の足が有効に動き始め、ジャブにキレと数が増してきた。
しかし左ガードを下げた所にマルカノの右(これは解説の田辺清氏に、
ややオープンと指摘される)。決して王者ペースでは無い。

第7R。
マルカノの攻め手に、パターンが尽きてきた。
ジャブ突いといて、左右フック、少し置いて身体ごと伸ばすジャブ。
出所を読んで来た小林だが、かと言って完全には防げず。
後半、身体で押して左右フック。
体格で劣るマルカノ、やはりフェザーでも出来る身体か?

第8R。
王者がジリジリとプレッシャーを掛ける。
1分過ぎ、右左右のフックでマルカノがロープへ後退。
王者の追撃に負けじと反撃するマルカノだが、小林の左ボディで失速。
右アッパーも貰って効いている。

第9R。
形勢は王者に移った。
さすが日本の誇る技能のボクサーだ。第1Rあれだけ攻められながら、
結果的に もう相手のパンチの出所を読んでいる。

はっきり言って並の日本選手なら最初のラウンドで致命的なダメージを
受けて、立ち直れない筈だ。
距離を見切り、上腕で相手のパンチを殺し、自分は速いパンチで反撃する。
目に見えやすい上手さ、技巧と云うよりインサイドワークこそが小林の
最大の武器だろう。

相手が弱ったと見るや、左右を連打し追撃。
酷暑もあってマルカノは両腕さえも下がりがち。そこへ王者の左フックの
ダブル。力ない表情でコーナーに詰まった挑戦者を連打で追いたてる小林。

会場は王者のKO防衛への期待で一杯だ。
やや的確さに欠けるかと思われた王者の攻勢だが、吉田勇作レフェリーは
ロープダウンを取った(結果的に これが凶と出る。マルカノは完全には
効いていなかったのだ)。

再開後、なおも攻める王者。小林自身も疲れている為、どうしてもクリンチ
状態になる。
レフェリーが引き離した瞬間、強打の間合いが出来た。
前に突っ込む小林にマルカノがタメの効いたアッパーを掬い上げる!

重心が浮いて、足の力が抜けるようにダウンする王者!
形勢逆転の一発だが、直前にも狙っていたパンチだ。
ラッキーでは済まされない。

第10R。
前のラウンドは終了ゴングに救われた王者だったが、ダメージは残っている。
頭を くっ付けて反撃しようとするが、挑戦者も勝負を賭けた。

開始10秒過ぎ、打ち合いからの左フック・右ストレートで倒れかけ、
ロープに引っ掛かる小林。

ここぞと攻める挑戦者の追撃。力強く、手数も出る。ゲスト解説の大場政夫が
「あぁっ」と悲鳴にも似た叫び声を上げる(他人の勝負には淡白かと思ったが、
兄貴分の小林は別だったようだ)。

右フックで前に倒れる小林。
平衡感覚を失ったかのように右へ傾いで再度キャンバスへ。
もうストップの状態だが、吉田勇作レフェリーは例によって止めない。
この後 計4度目のダウンがあるが、それでもカウントを数えている最中に
王者陣営からタオルを投入された。

小林は6度守った王座に別れを告げた。
物が投げられる中、勝利を喜びつつグッタリと疲れた表情を見せるマルカノ。

私にはラッキーな勝利とは見えなかった。
序盤から最後まで繰り出されたジャブ、要所で有効だった右フック、タメの
効いたアッパー。

当時の記者には、プロポーションの悪さ(頭デカイんだ!)や、泥臭く見える
左右フックの振り、攻められた時の不恰好な頭の動きなどで、お粗末な新王者に
見えたかも知れない。

しかし
2流、3流王者を見なれた今の目でビデオ観戦すると、マルカノの身体能力の
良さが目に付くのだ。
決してオソマツの一言で片付けられる選手ではないと思う。

そして(もちろん全て見ている訳ではありませんが)小林さんの試合の中でも、
この試合は負け試合でありながら最高にスリリングで面白い試合の一つだった
のでは無いかと思う次第です

プリキュアミュージカルで感じた事

2011年01月09日 | プリキュア
良い子たちのパワーは凄い

上演前に司会のお姉さんと「応援のれんしゅう」やっても
「がんばれ~」の大合唱

「じゃ、お父さんお母さんで」と言われてるのに
「がんばれ~」

「じゃ、みんなで」と言われて
「がんばれ~」

・・・3回とも叫んでるがな



その結果、上映中のピンチでも「がんばれ~」の大合唱
プリキュは「皆さんのパワーを貰いました」「ちからがみなぎっているよ」
・・・と大逆転

普通は「ハートキャッチ・オーケストラ」でも出さないと勝てないダークさんに
逆襲し、「決着は元の世界でだ!」と離脱させてしまった

まぁ、ミュージカルで「ハートキャッチオーケストラ」出しても面白い気がするが
でっかいハリボテの拳が天井から降りてきて悪役を『グシャ』なんて
モンティパイソンみたいでメチャメチャ面白いじゃないか

まぁ、笑い転げるのは私だけだろうが



そして、終演後の花束お渡しコーナー
一緒に踊ったり・・・の参加型ミュージカルらしく
プリキュアと触れ合って良い子たちは大喜び

こりゃリピーターが増えるわ
※実際にリピーターらしき一行も見受けられた

ダンスも「みんなもいっしょに~」「通路でおどってもいいよ~」と
2階席以外は自由だったし

中間部で『20分の休憩』が挟まったし
小さな子供は集中が続かないし、トイレだって行きたくなるだろうし
合計90分以上はシンドイだろうから
懸命な構成だな・・・と思った

劇場版映画も、いっそ休憩挟んで90分構成とかすれはイイのに・・・
70分の括りがネックになって
「人数増えすぎて、これいじょうDX映画は作れない」なんて
言われてるんだから

ここは黒澤映画の「赤ひげ」や「七人の侍」みたいに
中間の『休憩』を挟む構成も考えて良いのではないでしょうか?

(今の映画じゃ無理なんですかねぇ・・・)

『休憩』

中盤に休憩を挟んでの全後編
これでチビッ子たちを飽きさせずに
長尺の上演時間を持たせてしまうなんて

まるで黒澤映画じゃないか!(←なんか違うぞ)

『赤ひげ』『七人の侍』なんて3時間強の超大作
中盤、唐突に暗転し『休憩』の白文字が現れたのには
ドギモを抜かれたっけ

私が観たのは銀座並木座の『黒澤明特集』
お客は淡々とトイレに立ち、一服しに喫煙コーナーへ移動し、
または缶ジュースの自販機前にたむろしていた

その間、真っ暗のスクリーンには白文字の『休憩』
和太鼓の効いた音楽が流れ続けた・・・



それをプリキュア映画に応用できないものか?
よい子のみんなが真っ暗なスクリーンに『休憩』の文字を確認し
各々トイレに立って、缶ジュースを飲みに自販機脇のソファへ・・・
淡々と移動する親子連れ
その間流れる和太鼓の効いたBGM・・・・

違う!



スクリーンには歴代プリキュアの映像だろうが!
そしてBGMは『DX4サントラ』だろうが!

はぁはぁ・・・

そんなに観たいのか、オレ
まぁ、観たいです

またラブちゃん達に逢いたいのです・・・

『ハートキャッチプリキュア!ミュージカルショー』へ①

2011年01月08日 | プリキュア
行ってきた ちびスケと二人で

昨年、予約券を購入していたのだ



文京シビックホールは後楽園駅から近かった
出入り口に豪華なイベント看板あるワケでもなく なんか地味
映画館にあった記念撮影用のパネルが目立つくらいか

しかし 
「ここでプリキュア・ミュージカルが行われている」一番の目印がイッパイあった

それは
『プリキュアなりきりコスチューム着た幼女たち』

すげえ 普通に着て来てる
お母さん連れ、お父さん連れ・・・ゾロゾロと

うちのちびスケは音楽教室の帰りだから大人しめの服
ハートキャッチ柄のシャツを着せて、髪ゴムをさせるのが精一杯

すでに圧倒されてる私とちびスケ

入場したら売店に並ぶイベントグッズ
旧作のパンフまで



これに行列が出来ている すごい

とりあえず新作のパンフを購入 席で読む
ちなみに席は2階の隅
2階では前の方だが なんか余計な物が見えそうだなぁ

パンフは写真、キャラ紹介、ストーリー紹介など 常識的な作り
しかし
粗筋すごいな

「敵が『プリキュアの居ない時代にタイムスリップして心の大樹を枯らそうとする話」
「プリキュアも巻き込まれて過去に飛ばされてしまうが、なんとそこは江戸時代!」



浪人は出てくるし お姫様は出てくるし ご家老も出てくるし
見世物小屋でプリキュアは踊るし

なんじゃそりゃ
ブッ飛んどる ブッ飛んどるぞプリキュア

特にハートキャッチのブッ飛びっぷりは凄いわ
本編は宇宙での戦闘だし、映画の舞台はパリだし、ミュージカルは江戸時代ですか

訳わかりませんよ

プリキュアの皆さんはキモノ着ちゃうし
いつきは着流しだし(本人は「可愛いキモノ着たかった~!」)

さて上演時間だ

上演前の注意をスナッキーと説明してくれる司会のお姉さん
緞帳が上がると おなじみのキャラクター登場

さっそく歌に合わせてダンス!
声は事前に本物の声優さんが録音したもの
それに合わせて仕草で演じる劇団飛行船の皆さん

う~ん凄い ちゃんとミュージカルになっている
歌は主題歌やキャラソン

ギリギリまでデジタルウォークマンで予習してきた「ボーカルアルバム」
声優さんが歌ったアルバム、聴いてて良かった

司会のお姉さん再登場
劇中での踊りを「みんなも一緒に」と振り付け指導



敵キャラも踊る
舞台下に降りて「プリキュア好きの子は誰だ~!」とやるが
なぜかペタペタさわられて人気

やっぱ味のある敵キャラは子供にも好かれてる
クモジャキーさんなんて子供と握手して舞台に戻る さすがだ

ただダークプリキュアはそんなことせず
やはり無双の強さ

プリキュアピンチ!
そこで妖精たちの「みんな~プリキュアをおうえんして~」の声

はい、出ました
ちびっ子たちの「がんばれ~」「ぷりきゅあ~!」

売店で売ってた光るキュアスティックの玩具も大活躍
ああ、ウチのコはフレッシュプリキュア映画で使った『ミラクルライト』だ
それはそれでイイんですが



良いコの応援でパワーを得たプリキュアは敵を撃退
めでたしめでたし・・・のエンディング

しかし
ここからが長かった

花束手渡しコーナー
子供たちが各々買って来てる花束をプリキュアたちに渡す列の長いこと!

さすがに我々は準備してない
甘かった まだビギナーだった

だいたい2階席じゃ「あぶないから」と踊れなかったし
やっぱり最初の変身シーンは仕掛けが少し見えちゃったし

※2度目の変身はフレッシュのミュージカルと同じで
  親もどよめく仕掛けがありましたが・・・

次回は1階席を買わなきゃな
そんな事をちびスケと確認しながら後楽園駅にむかった私なのでした・・・

『ふたりはプリキュア』終了後のMXテレビさん

2011年01月07日 | アニメ・特撮
MXテレビさん、『ふたりはプリキュア』終了後は
『ハートキャッチ!プリキュア』を放送

いやぁ、毎度ありがとう御座います
再放送ありがとう御座いますです



トコトンやってくれますね この勢いで『スイート』もヤって下さい

『スイート』が終わったら歴代の『劇場版』をヤって下さい
そんで映画『プリキュア・オールスターズ』も、お願いします

それが終わったら『おじゃ魔女どれみ』かな?
いっそ『ケロロ軍曹』を1stシーズンから再放送してくれませんか?