じゃ、僕の話をします。

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雪まつり

2012-02-12 | 日記
今年も札幌では雪まつりが開催されました。

強い寒波が来て冷え込みが続いたので、今年の雪像は出来が良いとのことでしたが、確かにどの雪像も綺麗な感じでしたね。

色白な雪像ばかり。雪も沢山降り、原料(?)も豊富でしたからね。

一枚目の写真は会津の鶴ヶ城。確か、震災の支援で実際に福島に行かれた自衛隊の方が作ったはず。

近くで見ると…

精巧です。

あまり一般的には知られてないようですが、雪まつりの雪像の多くは、自衛隊の皆さんが演習の一貫として作製しているんですよね。共同作業の演習、ってところなんでしょうか。

作製中の雪像の近くには細かな工程表が掲示されていて、何度か見ましたが、まさにその通りにきっちり進められていました。

雪像のデザインも自衛隊の方がやってるんですね。長年やってきているので、そのデザイン、実際の雪像作成のテクニックなどは、代々の担当者に伝わってきたものだとか。あの精巧な雪像は、まさに匠の技です。

これはタージ・マハル。

壮観でした。近くにはインド料理店の屋台もあって、極寒の中でインドの雰囲気が味わえました。

写真だと解りづらいかもしれませんが…

テーマは水族館。イルカやアザラシなど、様々な海の生き物の雪像が。まるで海中にいるかのような躍動感でした。

この雪像、自衛隊の方が雪で海を表現できないかと考えて、数年前にデザインされたものだそうです。

大雪像は、その時節柄の流行りをデザインに取り入れて作られる事が多いので、このデザインは中々陽の目を見ることがなかったそうなんですが、ついに作製されたんですね。

雪像で海を作り上げることが、現時点では最難関と言われていたようですが、この雪像は会心の出来栄えだと担当された自衛隊の方も話しておられました。熱い情熱が注がれた雪像なんです。

他にも…

ライトアップの色合いがキレイ。

やはり人気の…

ワンピース。チョッパーが可愛い。

横には…

トリコも。

この雪像、お子さんが大喜びしてましたが、大人も楽しそうに写真を撮ってましたね。さすがの人気です。

そして、ある意味、今年の主役とも言える雪像が。

初音ミクですね。通称雪ミク。



開催期間中に暖気が来た日があって、その際倒壊し、残念な事故が起きてしまったんですが、まさかの再作製。

これはその二代目の雪ミク。突貫工事で週末に間に合うことができたんですね。写真を撮る人も多かったです。

他にも沢山、大雪像も市民雪像もあったんですが、行ったのが土曜であまりに人が多くて早々に引き上げてきました。

でも、日本中、世界中からお客さんが来ていて、楽しそうに雪像を見ていましたね。

地元民にはやっかいものの雪ですが、それでこれだけの笑顔が作れるのは何だか凄いです。

明日の朝には重機で壊されてしまいます。それも中々壮観らしく、見物に来る方も多いようです。

そして大通公園は、雪が横たわるいつもの風景に戻ります。あとは春を待つばかりです。
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