じゃ、僕の話をします。

『本気食聡咲』の記事は「居酒屋・和食」カテゴリーよりご覧下さい。/※各掲載店の閉店情報等は基本的に追記しておりません。

最近の「聡咲」~2013・『祝・水曜どうでしょう祭フードコート参戦』編その2~

2013-08-28 | 水曜どうでしょう
このブログをご覧いただいてる方の中には、「『水曜どうでしょう祭』とは一体何ぞや?」と思ってる方もいるのではないかと。

そもそも、聡咲のマスターご自身が「水曜どうでしょう」と言う番組自体、実はよく知らなかったりするんですが(笑)。

つまりは「北海道ローカルの深夜番組」の一言になってしまうのですが、もはやその一言では収まらないような絶大な人気番組。

道内での人気はもとより、全国の放送局で流されるやいなや、人気も全国区に。そのファンは「藩士」とも呼ばれ、番組のDVDは出せばチャートの一位に。東急ハンズなどで売られるグッズも大人気。車のリアウインドウに「水曜どうでしょう」のステッカーを貼った車(僕も貼ってます(笑))が全国を走り、番組開始当時は無名の大学生だった大泉洋さんは、もはや言うまでも無い人気俳優に。

その番組のイベントとして、今回八年ぶりに「水曜どうでしょう祭」が開催される訳です。そのチケットは発売した瞬間、完売。何万枚も準備されていたようですが、まさに瞬殺。

今回の「祭」も、真駒内オープンスタジアムとアイスアリーナを三日間使い、さらにはファンのためにキャンプサイトまで作られました(これも番組のとあるネタと繋がったりします)。そこへ、日本全国から「藩士」が集まり、JTBではオフィシャルツアーまで組む…

真駒内のスタジアムとアイスアリーナを両方使うなんざ、よほどのビッグネームのアーティストでも無いのでは。当然、飛行機やホテルは軒並み満杯。経済効果は数十億…。そんな「祭」のフードコートに聡咲は出店するんですが…

そんな話を聡咲のマスターにしてもですね、「あいつ(藤村さん)の書いた字が、東急ハンズで(ステッカー等で)売れてるとか冗談じゃない」とかおっしゃるわけで(笑)。

確かに、マスターと番組ディレクターの藤村さんは古くからのお知り合いとのことでして、逆にマスターには、どうにもこうにもピンとこないらしく(笑)。

昔からのサッカー好きの友達が、いつの間にか日本代表になって、今ではイタリアで活躍してるらしいけど、サッカー知らないからよく解らない。…と、いった感じですかね。
f(^^;

でも。

何だか知らないけど、昔からの盟友が大切にしてる「藩士」とやらが、全国から来ると言うなら、全力でおもてなしするだけだ。

…と、言うような心境で、今まさに聡咲のマスターは「祭」の準備に燃えております。

実際、藤村さんや嬉野さんをススキノの聡咲で何度もお見かけしましたが…

このお店の暗黙の了解で、ここに来るお客さんはお店に有名人がいても騒がないのですが、真横で繰り広げられる「生どうでしょう」はさすがにドキドキします(笑)。

もしススキノのお店に行って偶然どうでしょう班と遭遇しても、慌てず騒がず、ジッと漏れ聞こえる「じゃあ、じゃあ、じゃあ」のお声を楽しみながら、お酒と料理を味わってください。
m(__)m

では。

今回もススキノの「聡咲」にいった際に食べた料理をご紹介。(「祭」当日のメニューとは異なります)

一枚目の写真はナスとズッキーニ、ピーマンのカレー。これもいわゆる「夏野菜」のカレー。今回は具材が大きいので食べ応えもありました。「夏野菜」だけに、「祭」のメニューにもして欲しかったのですが(笑)、九月は夏野菜と言うには若干季節がずれてしまうので残念。

カツとじ。

おつまみにこれを食べつつ、ビールなんて最高です。

シャコ。

春から初夏ぐらいにとれる北海道の味覚。シャコの中でもかなり大きい方なのですが、味の濃厚さは格別。しかも横には手作りの鯨ベーコン。

生ウニの冷製パスタ。

初夏にウニ漁が解禁になったころ、初物が入ったと言うので、メニューには無かったのですがお願いしたら作ってくださいました。塩水ウニで作った何とも贅沢な一皿。これに合わせたのは日本酒の純米大吟醸。この店だから味わえる組み合わせかと。

カツカレー。

メニューにトンカツとカレーがあったので、合わせていただきました(笑)。

新鮮野菜のチーズ焼き。

素材勝負の一皿。マスター自ら京極町の畑で収穫した野菜をシンプルに。

ポークソテー。

この時も無性にポークソテーが食べたくて、相談したら材料があるとのことで作ってくださいました。客のワガママには、できる範囲で全力で応えてくださいます。

ハムカツ。

間にチーズが挟んであります。ハムカツと言うだけで酒呑みの心はときめくのに、さらにチューンアップしてくるのが素敵。

インスタントラーメン。

スープは、そのままお吸い物にしても良いくらいのいつもの渾身の出汁で、インスタントラーメンに付いてくる粉末スープを溶いてます。ハイブリッドなスープ。麺の茹で加減は絶妙な歯応えで、具材はこの時はあっさり系でまとめていただきましたが、いつもは肉だ魚だ蟹だホタテだと、マスターの気まぐれで様々な具が載ります。世界最高峰のインスタントラーメン。食べれば納得。



他にもご紹介したい料理は沢山ありますので、良ければこのブログの「居酒屋・和食」カテゴリーの記事をご覧ください。

いよいよ、祭まで一週間ほど。徐々に全国の藩士の熱気が高まっているのを感じます。

実際は、熱いながらもユルい感じになるのかなとは思いますが(笑)、特に南の方からお越しになる方は、北海道は朝晩冷え込むようになってきましたので、体調を崩したりしないようにお気をつけくださいね。