ニッカウヰスキー余市蒸留所見学、後編。
行った頃は、実はまだ桜が咲いてるような頃でして。
敷地内には何本かの桜が咲いていました。この桜の香りも、ウイスキーに溶け込んでいるのかもしれません。
ウイスキーの博物館もあります。
前編の最後に触れた話ですが…
これが最初の頃に売っていたリンゴジュース。
そして…
第一号のウイスキー。減ってるのは誰かが飲んだわけではなく(笑)、展示しているうちに蒸発して減ってしまったとか。
他にも蒸留所の歴史や竹鶴さんご夫妻に関する資料、樽の作り方など、ウイスキーに関わるあらゆる展示があります。僕は時間が許す限り、いくらでも居られますね。
(^_^;)
敷地の至るところには貯蔵庫が。結構奥行きが長いんです。
この中には、たくさんの樽が眠っています。
熟成中にはウイスキーが減っていくんですが、これを「天使の分け前」と呼ぶのは酒呑みには有名な話ではないかと。
実際に呼吸をしているんですね。
この日通りかかった貯蔵庫で眠っていたウイスキーと、数年後にどこかで出会うかもしれない…
そんな想像をしたら、妙にワクワクしました。飲兵衛の習性です(笑)。
改めてお二人の肖像を眺めると…
これからウイスキーを飲むときは、グラスに一礼してから飲まなくてはなと思いました。
ウイスキーを知り、ウイスキーをさらに好きになりましたね。
ここでの体験は、ウイスキーに限らず、ひとつの事に情熱を傾け続けることの素晴らしさを知ったように思います。
最後はお楽しみの…
試飲です。
眺めがよく、清潔で解放感のある試飲会場でゆったり飲むことができます。
水や炭酸水もあるので、好きな飲み方ができますが、僕はもうもちろん…ストレートで(笑)。
竹鶴さん、リタ夫人の半生や、ウイスキーの製造行程を知ってから飲むと味わいも格別です。で、実際に「いただきます」と言ってしまいました。つい。
飲んでいたら、ガイドをしてくださったスタッフさんがわざわざ挨拶に来てくださいました。
最後まで爽やかな応対でした。素晴らしい。
ちなみに試飲はリンゴジュースもあるので、お子さんやアルコールがNGの人でも喉を潤すことができます。
試飲後はしばし自由見学を。ここでしか売っていないウイスキーもたくさんあります。
販売スペースでは試飲はできませんが、薫りを嗅ぐことはできます。
その種類ごとに全く違っていました。実際に余市ならではの個性豊かなウイスキーが、色々と産まれているんですね。
そんな訳で、やはり(笑)一本買いました。シングルカスクと呼ばれるウイスキーを。同一の樽のウイスキーを瓶に詰めたので、ラベルには樽の番号が刻まれています。この番号ごとに味わいも違うそうです。
これにて見学も終了。
ここに来て良かったなと、率直に、心から思いました。自分の目の前の一杯のために、あらゆる人がたくさんの手間をかけてくれている。それも自分が生まれるずっと前から連綿と、竹鶴さんの想いを何代も引き継ぎながら作り続けている。
そんな想いに見守られながら余市で育まれたウイスキーだから、日本はもちろん、世界中の人々の胸をうつのでしょう。
竹鶴政孝さんとリタ夫人に敬意を抱きつつ、蒸留所を後にしました。
帰り道にふと見ると…
「リタ幼稚園」なる名前の幼稚園が。
(^_^;)
やっぱり地元の方にも愛されてるんですね。
そして余市からは小樽に向かい、小樽のバル「Collage」で一杯。
シェフ手作りの薫製がメニューにあったので、それと一緒にシングルモルト「余市10年」をハイボールでいただきました。
蒸留所での体験の余韻を楽しむには、最高の時間でありました。
今回は春の訪問でしたが、秋や冬にも来たいですね。
秋はもちろんですが…雪に埋もれた蒸留所も、きっと趣があることでしょう。
行った頃は、実はまだ桜が咲いてるような頃でして。
敷地内には何本かの桜が咲いていました。この桜の香りも、ウイスキーに溶け込んでいるのかもしれません。
ウイスキーの博物館もあります。
前編の最後に触れた話ですが…
これが最初の頃に売っていたリンゴジュース。
そして…
第一号のウイスキー。減ってるのは誰かが飲んだわけではなく(笑)、展示しているうちに蒸発して減ってしまったとか。
他にも蒸留所の歴史や竹鶴さんご夫妻に関する資料、樽の作り方など、ウイスキーに関わるあらゆる展示があります。僕は時間が許す限り、いくらでも居られますね。
(^_^;)
敷地の至るところには貯蔵庫が。結構奥行きが長いんです。
この中には、たくさんの樽が眠っています。
熟成中にはウイスキーが減っていくんですが、これを「天使の分け前」と呼ぶのは酒呑みには有名な話ではないかと。
実際に呼吸をしているんですね。
この日通りかかった貯蔵庫で眠っていたウイスキーと、数年後にどこかで出会うかもしれない…
そんな想像をしたら、妙にワクワクしました。飲兵衛の習性です(笑)。
改めてお二人の肖像を眺めると…
これからウイスキーを飲むときは、グラスに一礼してから飲まなくてはなと思いました。
ウイスキーを知り、ウイスキーをさらに好きになりましたね。
ここでの体験は、ウイスキーに限らず、ひとつの事に情熱を傾け続けることの素晴らしさを知ったように思います。
最後はお楽しみの…
試飲です。
眺めがよく、清潔で解放感のある試飲会場でゆったり飲むことができます。
水や炭酸水もあるので、好きな飲み方ができますが、僕はもうもちろん…ストレートで(笑)。
竹鶴さん、リタ夫人の半生や、ウイスキーの製造行程を知ってから飲むと味わいも格別です。で、実際に「いただきます」と言ってしまいました。つい。
飲んでいたら、ガイドをしてくださったスタッフさんがわざわざ挨拶に来てくださいました。
最後まで爽やかな応対でした。素晴らしい。
ちなみに試飲はリンゴジュースもあるので、お子さんやアルコールがNGの人でも喉を潤すことができます。
試飲後はしばし自由見学を。ここでしか売っていないウイスキーもたくさんあります。
販売スペースでは試飲はできませんが、薫りを嗅ぐことはできます。
その種類ごとに全く違っていました。実際に余市ならではの個性豊かなウイスキーが、色々と産まれているんですね。
そんな訳で、やはり(笑)一本買いました。シングルカスクと呼ばれるウイスキーを。同一の樽のウイスキーを瓶に詰めたので、ラベルには樽の番号が刻まれています。この番号ごとに味わいも違うそうです。
これにて見学も終了。
ここに来て良かったなと、率直に、心から思いました。自分の目の前の一杯のために、あらゆる人がたくさんの手間をかけてくれている。それも自分が生まれるずっと前から連綿と、竹鶴さんの想いを何代も引き継ぎながら作り続けている。
そんな想いに見守られながら余市で育まれたウイスキーだから、日本はもちろん、世界中の人々の胸をうつのでしょう。
竹鶴政孝さんとリタ夫人に敬意を抱きつつ、蒸留所を後にしました。
帰り道にふと見ると…
「リタ幼稚園」なる名前の幼稚園が。
(^_^;)
やっぱり地元の方にも愛されてるんですね。
そして余市からは小樽に向かい、小樽のバル「Collage」で一杯。
シェフ手作りの薫製がメニューにあったので、それと一緒にシングルモルト「余市10年」をハイボールでいただきました。
蒸留所での体験の余韻を楽しむには、最高の時間でありました。
今回は春の訪問でしたが、秋や冬にも来たいですね。
秋はもちろんですが…雪に埋もれた蒸留所も、きっと趣があることでしょう。