「夢チカLIVE クリスマススペシャル」と言うライブイベントをご存じでしょうか。
地元のローカルテレビ局HTB(あの「水曜どうでしょう」のHTBですね)で放送されている、「夢チカ18」と言う深夜の音楽番組のライブなんですが、毎年冬に「Zepp Sapporo」で開催され、今回で十回目。毎回たくさんのお客さんが足を運びます。
つまり十年続いてる訳で、僕は第一回目から欠かさず行っています。
出演するのは、押尾コータローさん、フライドプライド、デパペペ、そして今回は残念ながら出演は無かったのですが、福原美穂さん。人気も実力も間違いない皆さんですから、たとえ名前は知らなくとも、曲をテレビやラジオなどで耳にしたことはあるのではないでしょうか。
そんなギターやボーカルの超絶技巧を持つ方々が勢揃いしているので、ソロはもちろんセッションでも毎回見事なステージが繰り広げられます。
十年続いているという事実も、この「夢チカライブ」の素晴らしさを示しているのではないでしょうか。
これだけ続くと、出演者も観客もお互いに信頼しきっているというか、とてもアットホームな雰囲気になります。
そんな雰囲気だからこそ、出演者も終始リラックス。セッションなどでも普段では観られないような、壮絶なテクニック連発の演奏を目の当たりにすることができるのも、そのせいではないかと。
今年も、とある土曜日に開催されたんですが…
その前日の夜、突然、聡咲のマスターからメールが。
「お店に来ませんか」と言うお誘い。
いわゆる「営業メール」的なものは出さないマスターですから、これは何かあるな、と。
たまたまススキノに居ましたんで(笑)、しばらくしたら伺いますとお返事を。その時、脳裏には何となく「ある予感」が。
その後、聡咲のカウンターで飲んでいたら、やがてその予感は的中。
入口から押尾コータローさん、フライドプライドのお二人、デパペペのお二人が続々と入ってきた訳でして…
ファンなら卒倒するような状況。嵐のファンの方が聡咲で飲んでたら、嵐のメンバー全員が入ってきたようなもんです(笑)。
でも、そこは聡咲の「暗黙の了解」に従い、慌てず騒がず。
奥から微かに漏れ聞こえる笑い声や、料理が運ばれる度に起こる歓声を耳にしながら、静かに飲んでおりました。
皆さん、聡咲には単独で何度かお越しなんですが、「夢チカ」の出演メンバーが勢揃いしたのは初めて。
実に楽しそうに飲んでらっしゃいました。
マスターも食べ物の好みを知ってますから、皆さんが喜びそうな料理を次々と繰り出してましたね。
ライブに行く前夜に、そのライブに出演する方々と会うどころか、同じ空間で飲むと言う贅沢。なかなか無いですよね。マスターのお気遣いに感謝。
翌日のライブは、もちろん最高だったんですが…
「今、目の前で演奏してる皆さんは、昨日の夜、マスターのカレー食べてたんだよなぁ…」
なんてことを、ついつい思い浮かべてしまいました(笑)。
そんな楽しみ方ができた客は、Zeppに居た沢山の観客の中でも、自分一人だったのではないかと。
(^_^;)
そんな貴重な体験をさせてくださったマスターへのせめてものお礼に、会場では聡咲のオリジナルTシャツを着用していたんですね。
周りのお客さんは、アーティストのグッズでも無ければ、ライブのスタッフTシャツでもない、食材の入った手提げ袋を持った、目の細いスキンヘッドのキャラクター(作成時、マスターはスキンヘッドでした)が描かれ、「聡咲」と書いてるシャツを何故着てるのか不思議そうでしたね(笑)。
でも、このシャツについてはさらにエピソードが。それは後程。
前振りが長くなりました。
m( _ _ )m
通いつめると客にもミラクルが起きる(笑)、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。
今回もこちらで最近いただいた、数々のアーティストも魅了するお料理をご紹介。
一枚目の写真はオムカレー。メニューにオムライスとカレーがあったので、合体を。これが出された瞬間、周りにいらっしゃったお客さんからも歓声が(笑)。
味付けは軽めのチキンライスに、旨味たっぷりのカレーが絡むその味わいは、食欲を無限に沸き上がらせます。
朝イカ納豆。
こういう酒肴の渋さも相変わらず。歯応えと甘味際立つ新鮮なイカに、納豆を合わせたシンプルさが素敵。
煮込みハンバーグ。
「寄生獣」をイメージしたとマスターが。最近公開された映画の「寄生獣」ですね。えーと。イメージはともかく(笑)。ジャガイモ、なす、玉ねぎにピーマンと、野菜もたっぷり添えられた、ボリュームも抜群なハンバーグでした。
ホッキバター。
椎茸と合わせたのが絶妙。シャキッとしたホッキの歯応えに、椎茸の柔らかな食感と風味がよく合います。
牡蠣グラタン。
厚岸産の大きな牡蠣を、マスター手作りのベシャメルソースが優しく包み込みます。焼き上げることで、牡蠣の旨味がソースにも移り込み、牡蠣もふんわりと柔らかく仕上がります。
「ベシャメルソースは本当に手間がかかるんだよね」と、マスターがボヤいてましたから…再びメニューに載ることはしばらく無いかと(笑)。
カツとじ。
味付けは実にあっさり。でも、しっかり出汁が利いています。上品なおでんの出汁で炊き上げたような感じ。
蕎麦屋さんのつまみで出るような、濃い味付けのカツとじも良いですが、この軽やかな味付けが聡咲流。
さらに再び煮込みハンバーグ。
今度は寄生獣ではなく(笑)、チーズがたっぷり。このままご飯に載せて丼にしていただいても素敵でしたね。
豚のスペアリブ。
実は隣のお客様のオーダーしたものだったんですが、このブログをご存知で、「写真撮ってください!」とのお言葉に甘えさせていただきました(笑)。
肉を求める気持ちを正面からガッチリ受け止める、堂々たる迫力。カリッと焼き上がった脂身の甘味がたまらない…のは相変わらずだったのではないかと。
知床鶏クリームシチュー。
先ほど、牡蠣グラタンで使っていたベシャメルソースで丁寧に仕上げた、温もり溢れるシチュー。
鶏と野菜の旨味を含んだまろやかなベシャメル。口にすれば豊かな滋養が体に染み込みます。これにはご飯もよく合いますね。
さて「夢チカライブ」終了後。
会場でCDを買うと、フライドプライドのお二人が終演後にサインをしてくださるとのことだったのですが、既にほとんど持ってるわけで(笑)どうしたものかと眺めていたら、まだ手元に無かったかなりレアなアルバムがあったので、これは幸いと購入。
サインの列に聡咲のオリジナルTシャツを着たまま並んだところ、サインをいただく際にギターの横田さんが「(書かれてるローマ字を見ながら)それは"マジショク"って書いてるの?」と。
すかさず「はい、聡咲です!」と告げると、ボーカルのシホさんが「あ…。」と反応(笑)。
「昨夜のお店です。私もカウンターに居ました。」と言うと、お二人ともニッコリ。さすがに「カレー美味しかったですよね?」とは聞きませんでしたが(笑)、再び、他のファンの方とはひと味違う交流ができたのでした。
いやはや。
マスター、恐るべし。
(^_^;)
地元のローカルテレビ局HTB(あの「水曜どうでしょう」のHTBですね)で放送されている、「夢チカ18」と言う深夜の音楽番組のライブなんですが、毎年冬に「Zepp Sapporo」で開催され、今回で十回目。毎回たくさんのお客さんが足を運びます。
つまり十年続いてる訳で、僕は第一回目から欠かさず行っています。
出演するのは、押尾コータローさん、フライドプライド、デパペペ、そして今回は残念ながら出演は無かったのですが、福原美穂さん。人気も実力も間違いない皆さんですから、たとえ名前は知らなくとも、曲をテレビやラジオなどで耳にしたことはあるのではないでしょうか。
そんなギターやボーカルの超絶技巧を持つ方々が勢揃いしているので、ソロはもちろんセッションでも毎回見事なステージが繰り広げられます。
十年続いているという事実も、この「夢チカライブ」の素晴らしさを示しているのではないでしょうか。
これだけ続くと、出演者も観客もお互いに信頼しきっているというか、とてもアットホームな雰囲気になります。
そんな雰囲気だからこそ、出演者も終始リラックス。セッションなどでも普段では観られないような、壮絶なテクニック連発の演奏を目の当たりにすることができるのも、そのせいではないかと。
今年も、とある土曜日に開催されたんですが…
その前日の夜、突然、聡咲のマスターからメールが。
「お店に来ませんか」と言うお誘い。
いわゆる「営業メール」的なものは出さないマスターですから、これは何かあるな、と。
たまたまススキノに居ましたんで(笑)、しばらくしたら伺いますとお返事を。その時、脳裏には何となく「ある予感」が。
その後、聡咲のカウンターで飲んでいたら、やがてその予感は的中。
入口から押尾コータローさん、フライドプライドのお二人、デパペペのお二人が続々と入ってきた訳でして…
ファンなら卒倒するような状況。嵐のファンの方が聡咲で飲んでたら、嵐のメンバー全員が入ってきたようなもんです(笑)。
でも、そこは聡咲の「暗黙の了解」に従い、慌てず騒がず。
奥から微かに漏れ聞こえる笑い声や、料理が運ばれる度に起こる歓声を耳にしながら、静かに飲んでおりました。
皆さん、聡咲には単独で何度かお越しなんですが、「夢チカ」の出演メンバーが勢揃いしたのは初めて。
実に楽しそうに飲んでらっしゃいました。
マスターも食べ物の好みを知ってますから、皆さんが喜びそうな料理を次々と繰り出してましたね。
ライブに行く前夜に、そのライブに出演する方々と会うどころか、同じ空間で飲むと言う贅沢。なかなか無いですよね。マスターのお気遣いに感謝。
翌日のライブは、もちろん最高だったんですが…
「今、目の前で演奏してる皆さんは、昨日の夜、マスターのカレー食べてたんだよなぁ…」
なんてことを、ついつい思い浮かべてしまいました(笑)。
そんな楽しみ方ができた客は、Zeppに居た沢山の観客の中でも、自分一人だったのではないかと。
(^_^;)
そんな貴重な体験をさせてくださったマスターへのせめてものお礼に、会場では聡咲のオリジナルTシャツを着用していたんですね。
周りのお客さんは、アーティストのグッズでも無ければ、ライブのスタッフTシャツでもない、食材の入った手提げ袋を持った、目の細いスキンヘッドのキャラクター(作成時、マスターはスキンヘッドでした)が描かれ、「聡咲」と書いてるシャツを何故着てるのか不思議そうでしたね(笑)。
でも、このシャツについてはさらにエピソードが。それは後程。
前振りが長くなりました。
m( _ _ )m
通いつめると客にもミラクルが起きる(笑)、札幌ススキノ「本気食聡咲(まじしょく・そうさく)」であります。
今回もこちらで最近いただいた、数々のアーティストも魅了するお料理をご紹介。
一枚目の写真はオムカレー。メニューにオムライスとカレーがあったので、合体を。これが出された瞬間、周りにいらっしゃったお客さんからも歓声が(笑)。
味付けは軽めのチキンライスに、旨味たっぷりのカレーが絡むその味わいは、食欲を無限に沸き上がらせます。
朝イカ納豆。
こういう酒肴の渋さも相変わらず。歯応えと甘味際立つ新鮮なイカに、納豆を合わせたシンプルさが素敵。
煮込みハンバーグ。
「寄生獣」をイメージしたとマスターが。最近公開された映画の「寄生獣」ですね。えーと。イメージはともかく(笑)。ジャガイモ、なす、玉ねぎにピーマンと、野菜もたっぷり添えられた、ボリュームも抜群なハンバーグでした。
ホッキバター。
椎茸と合わせたのが絶妙。シャキッとしたホッキの歯応えに、椎茸の柔らかな食感と風味がよく合います。
牡蠣グラタン。
厚岸産の大きな牡蠣を、マスター手作りのベシャメルソースが優しく包み込みます。焼き上げることで、牡蠣の旨味がソースにも移り込み、牡蠣もふんわりと柔らかく仕上がります。
「ベシャメルソースは本当に手間がかかるんだよね」と、マスターがボヤいてましたから…再びメニューに載ることはしばらく無いかと(笑)。
カツとじ。
味付けは実にあっさり。でも、しっかり出汁が利いています。上品なおでんの出汁で炊き上げたような感じ。
蕎麦屋さんのつまみで出るような、濃い味付けのカツとじも良いですが、この軽やかな味付けが聡咲流。
さらに再び煮込みハンバーグ。
今度は寄生獣ではなく(笑)、チーズがたっぷり。このままご飯に載せて丼にしていただいても素敵でしたね。
豚のスペアリブ。
実は隣のお客様のオーダーしたものだったんですが、このブログをご存知で、「写真撮ってください!」とのお言葉に甘えさせていただきました(笑)。
肉を求める気持ちを正面からガッチリ受け止める、堂々たる迫力。カリッと焼き上がった脂身の甘味がたまらない…のは相変わらずだったのではないかと。
知床鶏クリームシチュー。
先ほど、牡蠣グラタンで使っていたベシャメルソースで丁寧に仕上げた、温もり溢れるシチュー。
鶏と野菜の旨味を含んだまろやかなベシャメル。口にすれば豊かな滋養が体に染み込みます。これにはご飯もよく合いますね。
さて「夢チカライブ」終了後。
会場でCDを買うと、フライドプライドのお二人が終演後にサインをしてくださるとのことだったのですが、既にほとんど持ってるわけで(笑)どうしたものかと眺めていたら、まだ手元に無かったかなりレアなアルバムがあったので、これは幸いと購入。
サインの列に聡咲のオリジナルTシャツを着たまま並んだところ、サインをいただく際にギターの横田さんが「(書かれてるローマ字を見ながら)それは"マジショク"って書いてるの?」と。
すかさず「はい、聡咲です!」と告げると、ボーカルのシホさんが「あ…。」と反応(笑)。
「昨夜のお店です。私もカウンターに居ました。」と言うと、お二人ともニッコリ。さすがに「カレー美味しかったですよね?」とは聞きませんでしたが(笑)、再び、他のファンの方とはひと味違う交流ができたのでした。
いやはや。
マスター、恐るべし。
(^_^;)