じゃ、僕の話をします。

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初夏を告げる「サリュ」の冷製ウニのパスタ。

2017-06-04 | イタリアン・フレンチ


毎年一度、食べるのが楽しみな料理がいくつかありまして。

使う食材が旬の時に、そのお店に行くと食べられる一皿。

そのひとつが「サリュ」で6月ごろになると供される、冷たいウニのパスタ。

「サリュ」は札幌のススキノ北側の「Gダイニング」一階にある、ワインと道産食材を使ったイタリアンが楽しめるお店。

ここに通うお客さんにも、このパスタを毎年楽しみにしている方が多い模様。

クリーミーでふんわりと仕上げられた冷たいウニのソースに、太目のパスタを絡めています。

その香りや甘さ溢れるソースは、ウニの魅力全開。空気を含んで、緩めのメレンゲのようになっているので、軽やかな口当たりです。

そのソースをパスタとともに噛み締めると、小麦の風味も相まって旨味が口の中で華麗に拡がっていきます。

皿に残ったソースは、焼き立てのフォカッチャを別にオーダーして、ちぎったそれにたっぷりつけて食べる。これだけで別の料理。一滴たりとも残さずに食べ切ります。

「洗わなくていいですね(笑)」と、食べ終わった皿を戻した時に、スタッフさんからも言われました。
(^_^;)

これを食べると、札幌にもまた夏が来るんだなとしみじみ思います。