仕事の関係で道東へ。札幌から特急で釧路駅に降り立ち、そのまま釧網線に乗り換え。
釧路と網走を結ぶ釧網線は、道中、釧路湿原を駆け抜けて行きます。
なので、中々に雄大な景色を眺める事ができたりします。
いつか、釧路湿原で川下りとかしてみたいもんです。
仕事も終わり、釧路駅に再び戻りまして…
札幌行きの特急の発車時刻までは、まだしばらく時間があったので…
向かったのは、釧路の「レストラン」と言えば…の「泉屋」さん。「マ・マースパゲティ」の看板も燦然と輝く入り口。
風格を感じますね。この「マ・マースパゲティ」の看板が掲げられてる経緯も昔聞いたことがありますが、つまりは老舗ならではの、重厚な歴史がこの看板から滲んでるわけで。個人的感想ですが、港町にはステキな洋食屋さんが必ずあるもんです。
洋食屋さん、となるとサラダも必ずお願いしてしまいます。豪快に盛られた野菜に、このフレンチドレッシングが良いんですよ。
で、釧路市民の皆さんがこよなく愛する…
「スパカツ」の登場です。注文してからあっという間に来ます。この洋食らしいスピード感もカッコいい。
熱々の鉄板に載せられ、パスタから溢れたミートソースがジュウジュウと音を立てた状態で運ばれてきます。
カツも揚げたて。鉄板付近のパスタは、徐々にカリカリになって行きます。コレを味わうのは後のお楽しみ。
粉チーズにタバスコは、最初からかけるのが正しい作法ではないかと。
フォークで持ち上げると、猛烈な湯気が。夏場に食べると汗ダクになります。
歴史と伝統に裏打ちされた味…と、言うと仰々しいかもしれませんが、ビジュアルといい、食べ応えといい、この横綱相撲感はさすがです。
似たような鉄板に載ったスパゲティは札幌にもありますが、これはまさしく、ココでしか食べられない唯一無二の味ですね。