1ヶ月くらい前から予約しまして。
たとえ一人でも、今は「ふらりと寄る」のは難しいくらい人気のお店、新札幌ガード下の「とり久」で、一人忘年会を決行していた2021年の年の瀬。
実際、カウンターはもちろん、小上がりも満席で、次々と予約無しのお客さんが訪れては、スタッフさんが申し訳なさそうに断る、と言う光景が。
このお店のお料理を食べて締め括りたい、と思う人が多いんでしょうね、やはり。
多少の優越感(笑)。
本当に予約は大事です。
そんな準備万端で堪能したのは…
マグロ、ホタテ、カンパチのお刺身。
たまらず熱燗もお願いしました。
いつもなら名物の「若鶏半身焼き」をお願いするのですが、色々食べたかったので…
いつもなら名物の「若鶏半身焼き」をお願いするのですが、色々食べたかったので…
鳥串とひな皮を。パリッと絶妙な焼き加減。
春菊とベーコンエッグのサラダ。
卵の黄身はもちろん半熟。
これをドレッシングのように絡めつつ食べる訳です。
春菊の食べ方としては、これがベストなのではと思ってしまいます。
穴子の白焼き。
ワサビと共に頂きます。素敵。
「忘年会」ですから。
多少の贅沢も許される…はず。
「とり久」のご主人は、しょっちゅう革新的なお料理を繰り出すのですが…これまた秀逸。
カマンベールチーズの天ぷらのおでん。
厨房を見ていたら、注文があってからカマンベールを揚げて、そこに傍らにあるおでん鍋から出汁を注ぐ。
見事におでん。トロトロのカマンベールに、出汁を吸った衣が絡み合う。
また新たな「発明」だな…と、一人でひっそりと唸りながら頂いてました。
鮭の飯寿司。広尾産のようでした。
ほのかな酸味と、鮭の旨味が口の中に広がり、それを熱燗で流す幸せ。
ついつい頼んでしまうポテトサラダ。
相変わらず丁寧な味がします。
締めのラーメン。
ひたすらあっさり。
まさに、酒呑みがうっとりするラーメン。
出汁がしみじみ、身体に染み渡る。
見事に2021年を締め括ることが出来たのでした。