ミュンヘンクリスマス市

もはや札幌の冬の風物詩となった、ミュンヘンクリスマス市。

今年も大通公園二丁目で開催されています。

札幌市とドイツのミュンヘンが姉妹都市とのことで2002年から始まったイベント。もう十年目です。

クリスマスリースやツリーの飾り、キャンドルなど、クリスマスにちなんだグッズが数々並び…


ソーセージやアイスバインなどのドイツの味覚も楽しめます。

でも、寒かったんでビーフシチューを食べてしまいました(笑)。ザワークラウト入りです。

で、やっぱり横にはドイツビール。カウンターにそのまま並べられてるものを、そのまま渡されます(笑)。まさに天然の冷蔵庫ですね。外に出しておくだけで十分に冷えます。

そして、ミュンヘンクリスマス市と言えば…

ローストアーモンドですね。

アーモンドに、溶かした砂糖をコーティングしたお菓子。その甘さとカリッとした食感が病み付きになります。香りも素敵。シナモンやココア、チェリーなど色んな味があります。

アーモンドが山盛りになってるカウンターは中々壮観。

陽気なドイツ人のおじさんが売ってます。(写真はお店の方の了承を得てから撮影しています。)

これにはやはり、グリューワインですね。

シナモンなどの風味を効かせたホットワインです。

寒い日に、外で飲むととても暖まります。

店によって味が違うので、飲み比べるのもいいかも。ただし、かなりいい感じで酔いますが(笑)

ちなみに、ドイツから毎年出店している「バイリッシェ・シュマンカル」のグリューワインが僕は一番好きです。(会場の東側(テレビ塔側)、ローストアーモンドの「ハンセン」横にあります。)

今回は昼間に行きましたが、夜はイルミネーションがきれいで、また格別です。

クリスマスまで、約一ヶ月間の開催。

すっかり札幌の冬の楽しみとなりました。

昨年は四回ほど行きましたが、果たして今年は何回行けるかな…

「麻ほろ」

札幌駅直結のステラプレイスにあるラーメン屋。

実は、ここで出るようなラーメンが一番好きなのです。

あっさりとしてて、出汁の風味がしっかりしたスープ。

しかも、ここは化学調味料無添加。いわゆる「無化調ラーメン」ですね。

スープの味に自信がなければできません。

僕は化学調味料が入ったラーメンを食べると、頭が痛くなるんですが、もちろんこの店ではそんなことはありません。

まあ、駅前の食堂で出るような昔ながらのラーメンには、多少の化学調味料が入っていてもそれはそれでいいですし、そんなざっくりした昭和の香りがするラーメンも嫌いではないですが…

最近はもう山盛りで何杯も化学調味料を入れて、その味しかしないようなラーメンが多いですよね。

そんなのを食べてしまうと、舌がマヒして、翌日まで頭が痛いんです。

今の人は、それぐらい入れないと美味しいと感じないんでしょうね。何にでも化学調味料が入ってますから。僕も含め、かなり化学調味料の味に舌が慣らされてしまっているんですね。

だから今時、無化調ってのは、かなりの挑戦なんじゃないかと。

でも無化調なら必ず旨いかと言うとそうでもなく、以前、とある無化調ラーメンの店に行ったら、出汁の味はせずに、ひたすらしょっぱいだけのラーメンが出てきて困ってしまいました。

お湯に醤油を入れただけみたいな感じになってました。塩辛さだけが前面に出てしまって、出汁の味が打ち消されてましたね。
(^_^;)

その点、この店はしっかりと出汁の味がして、味付けも穏やか。クセがなくて素直な味わい。

安心してスープを飲み干せます。

お子さんにも是非食べていただきたい。このスープを飲んで美味しいと感じるような、そんな味覚を身に付けてほしいです。

濃い味全盛ですが、それとは対極の味。

見た目もシンプルですが、これぞ生真面目に作られたラーメンという感じ。

ここのラーメンは、大切にいただきたい一杯ですね。