「ランボー 最後の戦場」借りてきました。まずこの映画は15歳未満貸し出し禁止でした。なぜ禁止なのかというと、ミャンマー政府軍の残虐な虐殺シーンの連続、婦女子に対する暴行などが描写されているからです。
さてこの映画の感想を一言で言うと、スタローンがなぜこんな映画に出演したかわからないことです。映画の前半はミャンマー政府軍の残虐行為、後半はランボー達の報復殺人シーンの連続です。
兵士や現地人が何百人も死ぬのですが、そのきっかけは熱狂的なキリスト教団体のボランティアが薬を持って少数民族のに立ち入るからです。微妙なバランスが成り立っている地帯に、自分達の正義感で入り込むのは、なにかイラクを想像させてしまいます。
「プライベートライアン」の戦闘シーンの描写も話題になりましたが、この映画の描写も嫌になるほどリアルです。また少年愛のシーンもあります。この辺も15歳以下禁止の理由かもしれません。
いずれにしても、ランボーが出かけて行かなければならない理由の描写が、まったくありません。傭兵を運ぶために、ジャングルの河川に詳しい船頭がいればいいだけですから。
少数民族の人たちに対する教会のボランティア活動も描写が僅かです。薬を配るだけです。確かにミャンマー政府軍はひどいですが、なにかアジア人を馬鹿にしているような感じも受けてしまいます。
ナチスドイツ、ソ連、中国、北朝鮮とアメリカ映画は敵役を探してきましたが、この様な書き方の限界が来ているのではないでしょうか。
スタローン、そしてセガールと上手に年をとらなかった俳優を見るのは辛いです。ショーン・コネリーのようにはいかないのでしょうか。
マイコレクションにするか、大変悩む作品です。
さてこの映画の感想を一言で言うと、スタローンがなぜこんな映画に出演したかわからないことです。映画の前半はミャンマー政府軍の残虐行為、後半はランボー達の報復殺人シーンの連続です。
兵士や現地人が何百人も死ぬのですが、そのきっかけは熱狂的なキリスト教団体のボランティアが薬を持って少数民族のに立ち入るからです。微妙なバランスが成り立っている地帯に、自分達の正義感で入り込むのは、なにかイラクを想像させてしまいます。
「プライベートライアン」の戦闘シーンの描写も話題になりましたが、この映画の描写も嫌になるほどリアルです。また少年愛のシーンもあります。この辺も15歳以下禁止の理由かもしれません。
いずれにしても、ランボーが出かけて行かなければならない理由の描写が、まったくありません。傭兵を運ぶために、ジャングルの河川に詳しい船頭がいればいいだけですから。
少数民族の人たちに対する教会のボランティア活動も描写が僅かです。薬を配るだけです。確かにミャンマー政府軍はひどいですが、なにかアジア人を馬鹿にしているような感じも受けてしまいます。
ナチスドイツ、ソ連、中国、北朝鮮とアメリカ映画は敵役を探してきましたが、この様な書き方の限界が来ているのではないでしょうか。
スタローン、そしてセガールと上手に年をとらなかった俳優を見るのは辛いです。ショーン・コネリーのようにはいかないのでしょうか。
マイコレクションにするか、大変悩む作品です。