新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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オスカー受賞「つみきのいえ」観ました。

2009-02-23 17:47:44 | 芸術鑑賞
アカデミー賞情報をチェックしていましたら、偶然「つみきのいえ」を観ることができました。
まったくの偶然で、それも1度しか見られませんでした。

水面が上昇していく中で、一人ですんでいる老人の生活を描いた映画です。

暖かい気持ちになる映画との解説がありましたが、私はそんな気に離れない感想を持ちました。短篇ですから、ちょっとしたことも説明することは出来ません。単純なストーリーですから。

また何故かもかけませんが、こんな世界に長生きはしたくない、そんな気にもさせられます。子どもは独立、奥さんに先立たれ、廻りは水ばかり。

生れた以上生きていかねばならないから、とはいっても思い出だけで生きるのも辛い。チャンスががあればぜひこの短編映画を観てください。水面上昇という環境問題というよりは、私は自分のすぐそばに近づいている老人の生活の問題として捉えています。孤独老人はどう生きていくのか。対策は出来ているのか、考えてしまいます。

私は、辛い映画としてこの映画を観終わりました。アカデミー賞選考委員はどのような理由で、選定したのでしょうか。

以前作者にインタビューを観ました。この映画が鉛筆画だそうです。
コメント
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