新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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高山長野紀行①長野水野美術館

2009-05-25 18:06:52 | 芸術鑑賞
高山長野旅行の二日目、八千穂高原に登る前に予定を変更して入れたのが、この水野美術館です。

日曜日の1時ごろ、市内のNHKや日赤のある中心街に美術館はあるのですが、美術館の前の広い通りもそれほど車もなく、長野市と言っても郊外都市かと羨ましくなったのでした。

水野美術館は、実業家水野正幸が長年かけて収集した絵画を元に平成14年に開館した日本が専門の美術館です。

美術館の報告ですから、撮影は制限されます。ですから資料からの報告です。


私以前から伊東深水が好きで、一度じっくりまとめて作品を見たいと思っていました。鳥取県の足立美術館がその深水の収蔵が多いことは知っていましたが、なにせ遠いのであきらめていました。
今回、高山に行くことになり周辺の美術館をチェックしますと、「鏑木清方 伊東深水師弟展」が今月いっぱい展示されていました。何をおいても鑑賞になったのです。


流石広い駐車場の入ると白い塀に囲まれた、大きな建物が見えます。入り口はこんなです。


門を入ると右手には日本庭園、ゆったりとした3階建ての建物です。


美術館で絵葉書は買わないのですが、今回の深水ですから、複製色紙などは非常に高く、残念ながら絵葉書を8枚ほど好みの絵柄を買いました。その1枚です。

鏑木清方はあまり知識は持っておりませんでしたので、どれも目新しく新鮮でしたが、私にはやはり古い美人画の感じを持ちました。彼女達の顔つきも惹かれませんでした。
深水のほうは長年好きでしたし、画集も持っておりモデルの女性もなじみがあると言うか画集では知っていたのが、実物も見る事が出来感激でした。
宝くじでも当たれば、そして売りに出ればぜひその内の一人はお招きしたいと思っています。
そうは思っていますが、名画を私しても私の死んだあとどうするかどうなるかを考えると、やはり美術館預かっていただいたほうが宜しいのではないかと思ってしまいます。
保管の心配をするより、こちらから会いに行けば良いのですからす。

友の会の会員になろうかと考え始めています。長野までのドライブも丁度よい距離ですので。
コメント
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