新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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DVD「レッド・ウォール」

2009-05-28 17:36:55 | 芸術鑑賞
しばらくDVDを借りていなく、今日明日雨ならと先ほど借りに行きました。

そこで借りた「レッド・ウォール」の感想を書きます。

イエローストーン国立公園で発生した大規模な森林火災に、消火を挑む消防士たちの活躍を描いた映画です。いわゆるパニック映画ですが、実話を参考にした現実のパニックです。特殊効果を多用した森林火災の恐ろしさを描いています。

いくつか感想を書きます。

①何時頃の映画なのか、大変画面が汚い。特に火災風景がボケている。ひょっとすると、現在の技術ではなく昔の特殊技術映画のプリントかと思わせるほどです。

②それほど新規の消火技術は出てこない。これだけの火災でも、最前線では消防士が手作業で消火しているのが、現実でしょう。
でも、飛行艇が湖から直接水を汲んで消火するなって言うのが紹介されていない。情報機器の画面の古さから少し前の映画かもしれません。

③消防隊が気に囲まれて逃げ場がなくなったとき、防火シートをかぶって地面に伏せ、火が通り過ぎる場面は驚きました。防火シートは500度まで耐えられるが、ヘルメットは300度過ぎで解けてしまうなんていうセリフがありました。火災が通り過ぎるとき、その辺りの酸素は如何なっているのでしょうか。

④イエローストーン国立公園は、米国で最初に制定された国立公園と聞いています。とても自然保護に厳しく、当然キャンプ場もそうなっていると聞きましたが、映画では、夏の書入れ時に多数のキャンパーを入場させていました。日本のその辺のキャンプ場と同じ様なものすごい混雑でした。これは本当でしょうか。

⑤お決まりの、中央省庁と現場の軋轢があります。観光客に火災が近づいているのを隠し、入場客を増やそうとする役人と入場制限をする消防隊とのつばぜり合いです。

⑥最後のメーセージテロップが良く分かりませんが、実話に基づいた話のようです。最近のカルフォルニアの大火災も、こんな状況でしょうか。

私がなりたかった仕事の一つが消防士です。消防士の映画はかなり作られています。「タワーリング・インフェルノ」や「バック・ドラフト」もそうでした。
2作に比べるとダイブ劣ります。マイコレクションには多分無理でしょう。
コメント
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