新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「ハシビロガモ」の嘴のブラシ

2009-12-06 18:00:51 | 水辺の鳥
鳥の撮影をしていますと、自然の神秘と言いますか自然の妙と言いますか、こんな仕組みになっているのかと感心させられる事が多いです。
こんな事をわかりやすい写真で紹介することは、ある意味私達の義務でしょうか。

折角知ったことですから、良かったら聞いてください。

「ハシビロガモ」は嘴が極端に広く、一目で「ハシビロガモ」と分かります。

○図鑑の解説によりますと、
「採食は独特で1,2羽や、時には何十羽もの群れで、水面をぐるぐると円を描くように泳ぎ回って渦をつくる。渦の中心にプランクトンなどを集め、扁平な嘴を左右に振りながら水ごと吸い込み、嘴にある歯ブラシ状のものでろ過して食べる」(山と渓谷社 日本の野鳥)とあります。
私はまだ見たことがありません。でもTVでザトウクジラがオキアミを食べるシーンでこんな光景を良く見ます。


エクリプスです。


体の前部をトリミングしてみました。嘴のブラシ状のものが良く分かります。
コメント
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