新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「昭和の名人アンコール 六代目三遊亭圓生」

2012-03-21 18:02:22 | 芸術鑑賞
続いて六代目三遊亭圓生です。
私の一番好きな落語家です。先日小学館からDMが来まして、「圓生百席」のCDセットが207,000円だそうです。私は当時LPで全巻購入したのですが、安月給でよく購入したと思います。

さて今回の演目です。
①百年目
なんと57分を超える大きな話です。
日頃堅物で通っている番頭が、主人に内緒で芸者や幇間を連れて花見に出かけます。そこで主人に出会い、・・・

滑稽な明るい噺や軽い噺もいいですが、私はやはり「百年目」のような堂々たる話が好きですね。ところどころに笑いもありますが、全体に芝居を見ているような、しっかりと生活をしている人間の出てくるそんな話が好きです。まじめな格調のある話が好きです。
ですから人情話の系統になるのでしょうか。

②四宿の屁
「艶笑落語十八番会」にて収録とありましたので、ちょっと期待したのですが、圓生の話です。結婚したての新妻のおならや、廓での女郎のおならの小話集です。軽い噺です。

落語独特の発想による無茶苦茶な滑稽な噺も好きですが、この「百年目」などのどっしりとした話が好きです。DMに百席の演目一覧がありました。暇なときにチェックしてみようと思います。



次回は金馬です。
コメント
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