新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「ルリビタキ」にイリビタキ

2013-02-17 17:59:59 | 里の鳥
イリビタキに深い意味はありません。

「トラツグミ」を見た後、藪から散策路に戻り下の池に下りてきました。
左右の池の間にある木道まで来たときです。木道の上に小さな鳥が出てきました。「ルリビタキ」の雌です。

私以外誰もいない寒い朝の静かなひと時です。始めは木道の板の上をちょんちょん歩いていましたが、そのうち杭の上にとまりました。
しばらく休むと今度は隣の杭の上に移りました。またしばらくすると隣に移りました。

こんな具合に杭の上を移っていきます。私もそのあとを静かについていくことにしました。
数分ですが、「ルリビタキ」の雌を独占することができました。ですから「入りびたり」にかけまして「イリビタキ」とした次第です。


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「トラツグミ」だ

2013-02-16 17:17:17 | 里の鳥
その公園にはまだ三度しか言ったことがありません。公園の様子を調べるために、鳥の姿を探すと一緒に小さな脇道にも入り込んだりしています。
大勢の人の散策に使われている地肌の出た道から、草が茂ったりクモの巣がはられてい最近誰も通っていない道も要チェックです。

その時もクモの糸に注意しながら細い道を歩いていると、左手の藪から中くらいの鳥があわてて逃げだしました。
普通なら奥の藪に逃げ込んで、種類もわからず呆然とするところですが、その鳥は途中で枝にとまりました。しばし私と睨め子です。

あわててカメラを構えたのです。それでも20秒はなかったと思います。手前にも枝や葉がありピント合わせに苦労しましたが、なんとか「トラツグミ」と確認できました。この大きさではっきりとした特徴ある模様です。

数年前に葛西臨海公園の日本庭園で遭遇して以来でした。こんなやぶの中にいるなんて、馬鹿にしてはいけませんです。

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すごい本を買いました「狩蜂生態図鑑」!!

2013-02-15 17:55:53 | 読書
○ジャンルを「ペットの虫」にしようかとも思いましたが、読み物として楽しい本だと思い「本」にしました。

先日ある公園で鳥を撮影している方と知り合いになりました。めったに親しくなることはないのですがこの方とは話が弾みました。その翌日も偶然にもお会いすることができました。

その中でのお話です。「40年蜂を研究しています。2年前に退官(私立女子高の先生)してその研究の集大成で本を出版しました」そんなお話を聞きました。
どのような種類の蜂なのかその時は聞き逃してしまいました。(著者の田仲先生は日本で数名しかいない狩蜂の研究者だそうです)

その数日後、別の公園でやはり先ほどの公園で親しくなった別の方とそれまた偶然にお会いして、その方の話になりました。その出版した本がすごい本だと聞いて、検索してみました。表紙のインパクトから即ネットで購入しました。たぶんこの手の本は本屋で見つけることは困難だと判断したのです。

届いてまずビックリは、そのサイズです。ハンディータイプかと思ったら立派なB5版192頁です。ふんだんな写真です。
この本の評判は高く、ネットでは話題になっていました。このような図鑑の写真は普通本文の解説者と撮影者は別なことが多いのですが、本書はすべて著者が撮影されていたのです。公園で知り合った時も、その撮影のこだわりがちょっと違うなと感じてはいたのですが。

本書のテーマである狩蜂は昆虫の中でも進化したグループであるそうです。ホバリングやバックまでこなすすぐれた飛行技術者であり、子育てのための巣作りの多様さはすぐれた建築家だそうです。

私の好奇心を十分満足させてくれる本です。仲間内での旅行の時の話題は独占でしょうか。

幾つか面白そうな話を書くと。(チェックした付箋は二十数枚です)
①アオムシは葉を探して歩き回ったり敵から逃げるため脚がありますが、狩蜂の幼虫は母親の用意した巣の中で目の前の食べ物を食べればよいので脚はなくなったそうです。
②狩蜂はイモムシを見つけるため木の下でイモムシの糞を探します。見つけるとゆっくり上昇して丁寧に真上の葉を探します。
③クモを狩る狩蜂はクモの糸を手掛かりにクモを探すそうです。

まだまだたくさんありますが、書ききれません。限がありません。
先ほど私と同じように好奇心の強い知人から電話があったのでこの図鑑の話をしたところ、ぜひ見たいと言う事になり近々見せに行くことになりました。

ただかなり強烈な写真もあります。コーヒーショップで読んでいるときに店員に見せたら、気味悪がっていました。



表紙の写真は、解説によると【獲物の触角をくわえるフクイアナバチ】だそうです。
それなりの2500円します。それでも好奇心を抑えきれない方は是非読んでください。

また公園で先生に会うかもしれませんので、しばらく持って歩きます。サインを頂こうかと思っています。
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今年のVtは「アオキサダハルワールド」です。

2013-02-14 18:02:22 | グルメ
毎年バレンタインにチョコレートを贈ってくれる知人が芦屋にいます。昨年は「フィフス アベニュー」でした。

今年は何を贈ってくれるか楽しみにしていますと、今朝届いたのが「Sadaharu AOKI」の「ボンボンショコラ」でした。
男性の私でさえも知っている有名な、フランスをメインに活躍している世界的にも有名なパティシエです。最近は日本にも何店舗か店を構えているそうです。

この季節になりますと、TV特集で今年の話題のチョコを取り上げていますが、そこで必ずと言っていいほど紹介されるのがこの「ボンボンショコラ」です。素敵な色の組み合わせが記憶に残る商品です。ですから「これを贈ってくれるといいな!」と思っていたチョコでもあります。そしてそのスイーツを食べてみたいと思っていたパティシエでもありました。




華やかな色違いは、もちろん味が異なります。リーフレットによりますと左から、(まだ一つも頂いていませんので)
①ブルーベリーの甘みをショコラ・ノワールで・・・
②抹茶の使い手アオキサダハルが、品の良い抹茶の味わいが・・・
③これ程までにワサビとショコラの相性が良かったの・・・
④パリで大評判、高知・馬路村のユズの・・・
⑤心地よい食感のプラリネとバレンシアオレンジの・・・
⑥赤い果実の香りはカカオの持っている香り・・・
俺からまず、ワサビを頂いてみます。

さてお返しを何にするか考えるのが楽しいひと時です。候補は一つありますが、どうしますか。








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DVD[黄色いリボン]

2013-02-13 18:02:22 | 芸術鑑賞
いまさら何をと年配の方はお思いでしょうが、最近ジョン・ウエインの映画が無性に見たくなっています。
何本か持っているのですが、いずれも昔購入したVHSを保存用にDVD化したものです。

何時も昔の映画を探しに行く新星堂の3本3000円コーナーには、不思議とどの店も在庫が少なくなっており、纏め売りの峠が終わったのかと心配です。当然西部劇のジャンルもそんなにありません。

そうなると手に入らないなら尚更欲しくなるもので、アマゾンで見繕ってまとめ買いするかとも思っています。一応リストは作りました。
さて本作はそんな中、500円コーナーにありましたので即購入です。

物語】
退官間際の老騎兵隊大尉の数日間の活躍を描く、抒情的と言いますか大西部の中での騎兵隊の活躍を掻いています。「黄色いリボン」は娘が恋人のために髪につける黄色いリボンの事です。広大な西部の中では圧倒的に男の世界です。特に若い女性は貴重な存在です。
当時の映画にありがちなインディアンンを差別的に描くことも少なく、一応インディアン側の立場も描かれています。

何よりもすばらしいのは、大西部の景色です。日本にはない雄大さです。行ってみたい気がします。昔の西部劇のロケ場所を見て回るツアーがあったような記憶があります。
ガンの派手な撃ち合い話ありません。有名なテーマソングに載せて展開する大西部の景色は、素晴らしいです。

さらにもっと素晴らしい西部の景色が登場するジョン・ウエインの作品があるようで、次にそれを狙っています。
この映画は良き時代の良い映画です。

でも白人は、この広大な西部の自然の中で生活していたネイティブを追い出して勝手に柵をこしらえてしまったのですから、彼らが怒るのも当然ですよね。

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御朱印拝受「瀧泉寺」

2013-02-12 18:02:22 | 神社仏閣
今月初めてのお参りです。東急沿線に出かける用事があり、以前から気になっていた「瀧泉寺」に出かけました。「瀧泉寺」とはあの「目黒不動尊」の事です。

さすがにもう2月です。さらに平日の寒空で、参拝者はちらほらでした。御朱印を頂く寺務所も私だけで、受付に掲示されていた三種類の御朱印をすべて頂くことにしました。


関東三十六不動霊場 第十八番札所になります


江戸三十三観音霊場 第三十三番札所になります。


山の手七福神巡り 恵比寿神です。
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落ち葉クイズ「どこに、何羽?」

2013-02-11 18:02:22 | 里の鳥
近くの公園での出来事です。
池から池へと水がながれる細いくぼみが、水が枯れていて一面の落ち葉が敷き詰められていました。
と、周囲の枝から次から次へと小鳥たちがその落ち葉のくぼみに下りてきます。一斉に枯葉に頭を突っ込んで餌を探し始めました。

犬の散歩の人たちや散策者が通りかかると、すぐに近くの枝に戻りますが、また誘い合ったようにその窪みに下りてきます。
落ち葉の中にいると全くその姿が見えなくなります。ですから通りすがりの皆さんは、すぐ近くにたくさんの鳥がいることに気が付きません。
レンズを引いて撮影すればいいのですがそれでは全く彼らの姿が見えなくなります。
手前の鳥たちの一部ですが、1カット紹介します。その画像の中に何羽の鳥がいるでしょうか?


全体では15羽近くいたでしょうか。


この画面には、「シジュウカラ」4羽と、「アオジ」1羽でした。
ありふれた鳥たちですが、こんな採り上げ方も面白いのではと、ちょっと工夫してみました。
分り易いように、「シジュウカラ」の白い頬が見える画像にしてみました。
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ドラマ「上意討ち~拝領妻始末」を観なかったわけ

2013-02-10 18:02:22 | 芸術鑑賞
時代劇の連続ドラマが無くなってから、時代劇作成ノウハウや技術の継承が切れると心配されています。
その後単発で、その心配を払拭する様な力作が時々放送されます。

昨日のテレビ朝日の「上意討ち~拝領妻始末」も原作、脚本、出演者と有力者をそろえた作品で期待できました。録画も考えていました。
そこで、以前から気になっていたこの作品のストーリーを調べてみて、頭を抱えてしまいました。私の一番苦手な展開になるのです。

そこで物語を説明します。放送終了しましたから良いでしょうか。

物語】
側室を家臣にめとらせる、これを拝領妻と言います。田村正和演ずる笹原伊三郎の息子・与五郎に拝領妻の沙汰が下ります。断れば笹原家断絶となり、与五郎はそれを受けます。側室いちは男子を生んでいるのですが、殿の不興を買い拝領妻にさせられたのです。
与五郎といちは愛し合うようになり、子をもうけます。

幸せな生活が続く中、殿の世継ぎが早死にしいちの生んだ男子が世継ぎになりました。そうすると殿の世継ぎの生母が家臣の妻ではまずいと、与五郎と離縁の上側室に戻るように命令が下ります。非常な命令に怒った伊三郎たちに上意討ちの命が下ります。
与五郎に申し訳なくといちは自害し与五郎も後を追い腹を切ります。上意討ちにそむけば切腹、家禄は没収です。

伊三郎は上意討ちに赴いた重役や役人を討ち果たし、この非道を幕府に訴えようと藩を出ようとするが、伊三郎の長年の剣の友松平健・浅野が県境で待ち受け決闘となります。かろうじて浅野に勝った伊三郎が旅立とうとするとき、なんと、藩の追手の鉄砲が彼を殺してしまうのです。

小説やドラマで、一番苦手なストーリーが、これです。
国家や権力者や極悪人が理不尽なふるまいをする。そこでは、ほとんどのストーリーでは主人公が戦いに勝ってハッピーエンドになるのですが、たまに主人公やその仲間が権力の理不尽なふるまいに負けて、ずたずたになる結末があります。
この拝領妻始末でも主人公家族はすべて死に絶えてしまいます。こんなやりきれない話はありません。読みたくないです。
若い夫婦だけでも町人になっても、他国に逃がしてやりたかったです。

現実には、実際あるかもしれません。記者会見で遺族の方が話している様子を見ていますと、やりきれなくなり悲しくなります。
私は感情移入しやすいのかもしれません。もし私がその立場ならどうするか、ずっと考え込んでしまいます。

そんな始末で、このドラマを見るのを泣く泣くやめました。もちろん録画もやめました。
余計なことですが、いち役の仲間由紀恵、髪を結ぶと(もちろん鬘ですが)けっこう丸顔なんですね。

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晴れていれば、「ヤマガラ」も

2013-02-09 18:02:22 | 里の鳥
昨日はとても寒い一日でした。午前中近くの公園に出かけたのですが、しっかり曇っておりました。さらに強い北風で、尾根筋はとても歩けません。
仕方なくくぼみの池の近くで、震えながら何か撮影をと考えたのです。自販機のホットお茶も保温袋に入れておいても冷めてしまいます。

くぼみの一番底は一面の落ち葉です。その寒いなかでも落ち葉の下にいる虫や木の実を探している小鳥がいます。

最初に見つけたのは「ヤマガラ」です。もともと地味な色合いですが、曇り空でさらに地味になっていました。


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さらにしばし「コゲラ」と

2013-02-08 18:02:22 | 里の鳥
本当にこの公園では近くで鳥を見ることができるので驚きます。

昨日の「ヒガラ」が飛んで行った後、しばらくして今度は「コゲラ」が頭上の枝に飛んできました。「ヒガラ」とか「コゲラ」とか、外国人が聞いたら混乱すると思います。
昼休みの時分で、近くには誰もいない静かな公園で、枝をつつく音だけが響いています。

「コゲラ」は最近都市公園によく姿を見せます。桜の古木などにえさを探しに来ています。でも枝が太いので影になってあまりうめくは撮影できません。
この時は、ご覧のように、比較的太くない枝でさらに陽が当たっている好条件でした。





この公園では初日に「アカゲラ」に会いましたし、さらに「アオゲラ」も人の近くに出てくるような話を聞きました。二度その後挑戦したのですが今のところ遭遇していません。
早朝かなり低い幹にくるようなことを目撃した人が言っていました。そのうち会えればと思っています。

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