新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

ミヤマアカネの雌

2014-10-23 18:02:22 | 生き物たち
今日も一日寒い日でした。冷たい雨が降っています。

で、在庫の中から1枚です。
何気なく撮った「ミヤマアカネ」です。近くの里山でです。
投稿するためいつものように「ミヤマアカネ」を調べてみるとこれがまた色々面白い事ばかりで、1時間は遊べました。

アカトンボの仲間で翅に赤い帯のあるトンボは、「ミヤマアカネ」だけだそうです。「深山茜」と言う和名も何かいい漢字ですね。

私が撮影した時も、ただ翅に帯があるから撮影しただけだったのですが。もっと言いますと近づいても逃げなかったからです。
本来成熟した「ミヤマアカネ」はもっと鮮やかな赤色をしております。このトンボは雌です。全体に黄土色で縁紋も白い。
つまり、翅の帯の端、縁紋と言うそうですが白色です。これが雄ですと成熟する段階によって白色からピンクにそしてあざやかな赤色にと変化していくそうです。

さらに横から見てトンボの雌雄を簡単に判別する特徴があるそうです。腹の付け根に雄の場合副性器があって、複雑な形をしているので肉眼すぐに分るそうです。雌の場合は副性器がなくすっきりした腹部の付け根だそうで、すぐに判別できるそうです。最も飛んでいるときはそれは無理ですけど、とありました。

この画像はちょっとずれれば腹部の付け根が見えるのですが、残念です。でも翅越しにすっきりした様子はうかがえます。勉強になりました。

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モズの高鳴き

2014-10-22 18:02:22 | 里の鳥
今日明日と寒い雨の日が続きます。
さて先日の晴れた日、いつもの里山に行ってみたと思ってください。

いつもの河川敷の茂みに下りてみましたが、居るのはモズだけ。聞こえるのはモズの声。

仕方がないので、モズが鳴いているところでも撮ってみるかと試したのが下の画像です。




私が下から見え下ているのが分っているのに、知らんぷりで鳴いています。
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一級水準点を見っけ!!

2014-10-21 18:02:22 | ウオーキング
境川遊水地情報で報告を忘れていたものがありました。
藤沢市の一級水準点を見つけたのです。

境川遊水地公園に行くには、湘南台駅下車、国道467号を右折、国道沿いにしばらく歩くのですが、その国道に出たところに湘南台公園があります。
かなり大きな都市公園です。

先日2回目の撮影行の帰り、その湘南台公園の南端に戻ってきたとき、公園の南端の角の草地に白い標柱が立っていました。塗料が剥げていてほとんど読めません。
しかし標柱下部の様子を見てすぐに分りました。基準点です。
そう言えば最近基準点の報告をしていません。以前伊豆急ウオーキングの道中報告で何度か報告したことがありましたが、その後見かけることが無かったのです。
柱の文字は読めませんが、地面の鋲にははっきり情報が刻まれていました。
あ、今思い出しました。2月の幕張の港の地理院と県の基準点の報告をしましたね。「2月19日・基準点だらけ」



こんな風の公園わきの歩道からすぐに見える所にあります。


鋲の表面にはこのような情報が刻まれています。
藤沢市の水準点ですから、この場合1等水準点ではなくて1級水準点と表記するのが正しいのではないでしょうか。
地方公共団体が設置・管理する公共基準点は~級と表記されると思いますが。

久し振りに見た基準点です。半日遊水地を歩いていた疲れもどこかに行ってしまいました。
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初見「ハジロクロハラアジサシ」か

2014-10-20 18:02:22 | 水辺の鳥
一連の境川遊水地公園情報は、本日で一段落です。

先日の「コウノトリ」の撮影後、捕食のシーンを撮影したくて三日後の再度訪問したのですが二日前の午後静岡県焼津方面に移動してしおりました。
その代わりに、台風に乗ってとばされてきたのでしょうか珍しい「ハジロクロハラアジサシ」が飛んできておりました。

現場でそう教えて頂いたのですが、「ハジロクロハラアジサシ」と「クロハラアジサシ」は区別が難しく特に幼鳥の時期にはかなり困難だと言う事でした。
そのことに関して解説しているブログさえあります。
私にとってどちらで見初見ですから、この際冷静に同定してみようと思いました。でも結論が出ません。
したがって、今回の飛来に関する先輩諸氏のブログが全部「ハジロクロハラアジサシ」にされていますので私もそうすることにいたします。

広いビオトープの対岸の杭の上にとまっておりますので、私のテレコンでもこれが限界です。
「コウノトリ」では大きすぎて倍率を下げたほどですから、その違いに驚かされます。


ノートリでこれが精一杯です。


自動追尾に不慣れなため、飛翔シーンは最初からあきらめていました。羽を広げたシーンはこんな具合です。


この位で良しとしましょう。

10月はこれで初見が3種です。運がいいです。
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境川遊水地について調べてみた。

2014-10-19 17:35:27 | ウオーキング
久し振りにまたやってしまいました。記事作成中は、不注意な投稿を防ぐため下書きモードで作成しておりまして、完成してから「公開する」モードに変更するのですが、変更を忘れておりました。
それでは。

遊水池(ゆうすいち)とは、洪水時の河川の流水を一時的に氾濫させる土地のことでありますが、少し前まで「遊水池」と書いていたのですが遊水池は池本来を表し、「遊水地」は池を含むその他のグランドなどを含むそうです。
なぜこんな事を書くかと言いますと、今回の事で入手したパンフレットを見て「境川遊水地」と表記されていたのであわてて調べたのです。

さて境川は文字通り東京都と神奈川県の境を流れている2級河川で藤沢市江ノ島付近で相模湾にそそいでいるのです。流域面積211㎢、延長52Kだそうです。
何処の川でも同様ですが、流域ではコンクリート化が進み、短時間に多量に河川に雨水が流れ込み洪水の危険性が高まっています。そこで考えられたのが総合治水対策です。

遊水地は、河川堤防の一部を低くして河道からあふれた洪水を一時的に貯留することで、洪水被害を軽減化させるために作られる池のことです。
境川遊水地には、俣野遊水地、下飯田遊水地、今田遊水地の3つの遊水地によって構成され、合わせて約30haの広さを有し、90㎥/Sの洪水調節を行うそうです。遊水地内には最大で約90万㎥を貯留できるそうです。     (藤沢土木事務所作成「県立境川遊水地公園」パンフレットより)


さてそのことを踏まえて、2度目の訪問でいくつか撮影した場所を紹介します。


通常の高さの両岸です。下流に向かって。向かいの建物は、公園情報センターです。


最初に気が付いたのがここです。向かいの土手が、普通の護岸工事ではないのです。下飯田遊水地越流提 (以下洪水の越流方向を、青線で表示します)


ここが下飯田遊水地越流提の下流側終点。画面右手の茂みが通常の土手の高さです。


下飯田遊水地越流堤を下流から俯瞰で見ました。右手の境川から、越流して左のビオトープ(普段は生き物の生息する池)に流れ込みます。(第一次越流)


左岸の奥から同地点を見ます。第一次的にこの池に流れ込みます。下飯田遊水地


ビオトープが一杯になると、さらに多目的グランドに流れ込むのです。下飯田遊水地


少年野球場ですが、こちらは右手のビオトープから流れ込みます。俣野遊水池。先日初めて行ったとき、グランド周辺に流木が山積みになっており係員が大勢で片付けていました。グランド等の使用は当分中止になっていました。

長い間、遊水地は水と遊ぶ公園だとばかり考えていました。よく出来た仕掛けだと感心したのです。
また勉強させていただきました。

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コウノトリのその後の情報

2014-10-17 18:02:22 | 水辺の鳥
15日の報告いたしましたコウノトリ。
コウノトリセンターに発見の報告しまして、その日のうちにJ0481の個別の情報を教えて頂きました。
ブログに掲載した情報でした。

さて本日コウノトリセンターの研究室から追加情報がメールされてきました。
J0481は、10月16日静岡県焼津市で目撃されたそうです。
遊水池公園では15日午後から行方不明になっておりましたので、その後移動したようですと、連絡いただきました。

横浜市泉区から焼津市まで一晩で飛んでいたとは、さすが大型の鳥です。

それにしても研究室の素早い対応と親切な行動に感心しきりの今日この頃です。

ところで、境川遊水地公園の本来の目的と仕組みについて勉強やら取材をしておりますので、整理が付き次第また報告いたします。
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子供たちの稲刈り

2014-10-16 18:02:22 | ウオーキング
久し振りに行きつけの里山に行ってきました。お目当ての「ノビタキ」はおりません。
河川敷の空き地の駐車場に車を止めて、土手に上がってみると子供たちの歓声が聞こえてきました。
何時も車を止める空地は車でいっぱいです。
これは、「子供田んぼ」の稲刈りのようです。小学校で田んぼ一枚借りているようです。「子供田んぼ」の看板があります。

数年前にも報告しましたが、偶然稲刈り日に当たったようです。沢山の車は応援のお母さんの車のようです。
土手にいた引率の先生に聞いてみますと、地元の小学校の生徒だそうです。お母さんたちを含めて100人以上はいたでしょうか。
中に何人か、いかにもプロの農家の人、つまり子供たちのおじいさんが指導にきておりました。

数人のお母さんに聞いてみますと、刈り取った稲は給食に使うのではなく、もち米なので暮れにお餅を搗くことになっているようです。

例によって遠くからの撮影にしました。でも子供たちの歓声は聞こえるでしょ。



今日の作業はハセカケまでですが、手前のハセは隣の田んぼので、プロの仕事です。
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「コウノトリ飛来」フィーバー

2014-10-15 18:02:22 | 水辺の鳥
電車で約30分くらいの所からさらに2キロほど歩いた横浜市泉区の遊水地公園に、「コウノトリ」が飛来しCMが集まり大騒ぎになっています。
CM150人くらいに地元の散策者が集まり、飛び立ってしまったと言っては悲鳴が上がり、あっちに下りたと言っては三脚抱えて大移動です。

足環の色の組み合わせをコウノトリセンターのHPでチェックしますと、
 
 2013.05.16日生まれの雄  2013年07月放鳥された  J0481号のようです

150人(某女性カメラマンによる試算)もの観察者がおりましたので誰かセンターに報告しているはずだと思いますが、念のため本日豊岡のコウノトリセンターに報告しました。

午前中はブドウ園近くのコンクリート柱の上でまどろんだり、翼を広げての日光浴。
昼前にいったんどこかに飛び去り、30分後に公園内の台風後の整備で立ち入り禁止のグランドに下りて餌探しでした。
ただ台風一過ですので、河川もビオトープも濁流と濁りで餌探しは無理のようでした。






日曜日に飛来し、台風19号でも逃げず、昨日の晴天の中たっぷり撮影できましたが、本日は猛烈に寒く雨が降っています。
どうしているのやら気になりますが、人間はパソコンの前で震えています。
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またまた続いて台風通過

2014-10-14 18:02:22 | その他
先週台風通過の気圧の変化を報告したと思ったら、またまた台風19号が通過しました。
例によって、気圧変化をマイウオッチの気圧計で計測しました。

強烈な台風と言う事で朝から計測を始めたのですが、同じようなアナウンサーの実況ばかりで実際の状況はよく理解できませんでした。
さらに四国上陸、大阪上陸、愛知上陸と続いてその時刻を記録するのを忘れてしまいました。ですからただ毎正時のデータの羅列になります。

計測初め時の台風19号の中心気圧は970hPaです。

10月13日
08時   1010hPa(以下単位は省略)
09時   1010
10時   1009
11時   1009
12時~14時 測定できず
15時   1003
16時   1001
17時   1000
18時    999
19時    996
20時    993
21時    991
22時    987
23時    985
24時    980
01時    983
この頃多分岐阜県下呂付近だったか。関東北部通過の進路予想から、ここで就寝。雨風猛烈でした。

本日06時  985 東北沖に抜けているのにこの気圧です。まだかなり低いです。

尚本日の天候、朝から快晴で、吹き返しもなく穏やかでした。
ところが昼ごろから北の風かなり強くなり、土手の上ではまっすぐ立てず油断するとよろけてしまう始末でした。

土手で何をしていたかの理由は、整理が終わり次第報告します。   
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初見「ハシブトアジサシ」か

2014-10-13 17:17:17 | 水辺の鳥
悩んでいても結論が出ませんので、欲目ですが「ハシブトアジサシ」にさせていただきます。
この日も最後にいつもカワウがいるブイに寄ったのですが、1羽もおらず空いているブイにはセグロカモたちがとまっておりました。

少し離れた所にあるブイにアジサシがとまっていました。コアジサシとは違いますので、念のためてとかなり撮影しておきました。
なにせ一日歩いても気になる鳥がいなかったからです。





どう見ても嘴が短いように見えてしまいます。さらに足が長いように見えるのですが。で、「ハシブトアジサシ」と同定したのですが。
羽は冬羽に移行中のようです。



そのうちの1羽が、しきりに水面に下り少ししてからバタバタ飛び上がる、そんなことを何度も繰り返しておりました。
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