桜を愛でながら飲んだり食べたりのお花見からは、
遠ざかって久しいまるみではありますが、
出かけたついでにちょっと立ち寄って、
お花見の雰囲気を味わってきました。
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新井薬師公園内の特設ステージでは、
様々な歌や踊りが披露されていました。
「かっぽれ」が始まっていたので、ステージ前へ。
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このちょっと滑稽な踊りが好きだったりします。
昼間は30周年を記念して、中野通りの桜のアーチの下を
人力車が走る企画もありました。
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午後5時から9時までは提灯が点灯し、模擬店も出店、
寒い中、夜桜を楽しむ人々で賑わっていました。
地域の方々のボランティアにより毎年運営している桜祭り、
町会の模擬店のメニューはリーズナブル。
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新井薬師、正式には新井山梅照院薬王寺。
見事な桜です。
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扉は既に閉じられていたのですが、
お賽銭を入れるところは少し開いていました。
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ご本尊は、薬師如来と如意輪観音のニ仏一体の黄金仏。
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二代将軍秀忠公の第五子和子の方が患った悪質な眼病が、
祈願して快癒したことなどから「目の薬師」と呼ばれています。
かつて西武線の中で電車を乗り継いで1時間以上、
月に一度は必ずお参りをするという
高齢の女性とお話をする機会があったのですが、
縁日以外でも参詣者が絶えません。
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第30回中野通り桜まつりは、
4月1日から3日までの3日間でしたが、
童謡が聞こえてくるような懐かしい
中野寺町の散策も楽しいですよ。
東京都中野区
2016.4.2