全国3800余の日吉、日枝、山王神社の総本宮。
比叡山の麓に鎮座する日吉大社は、
およそ2100年前の祟神天皇7年に創祀されました。
42万㎡と広大な境内に西本宮と東本宮のほか
多くの摂社、末社があり、国宝の東西本宮をはじめ、
ほとんどの建造物が重要文化財となっています。
大宮川にかかる石橋の大宮橋も
「日吉三橋」と呼ばれる重要文化財です。
山王鳥居
神仏習合の信仰を表す独特の形をした鳥居は、
「合掌鳥居」とも呼ばれるものです。
神猿(まさる)
今年は申年ですが、お猿さんは神様のお使いで、
「神猿」と呼ばれ、「魔が去る・何よりも勝る」として
縁起の良いものとされてきたそうです。
西本宮の楼門になります。
こちらで注目したいのは軒下。
屋根を支えてくれている「棟持ち猿」
木像のお猿さんが軒下の4隅で楼門を守ってくれているのでした。
国宝の西本宮本殿
現在の社殿は1586年に建てられたもので、
「日吉造」という独特の形。
床下にはかつて仏事を営んだ部屋もあるようです。
ご祭神は大己貴神です。
出雲神話の最大のヒーロー、大国主の別名として扱われます。
奈良から大津への遷都が行われた際に奈良の三輪山より
御神霊をお迎えし、国家鎮護の神として祀られました。
宇佐宮、白山宮、神輿収蔵庫と見どころがいっぱい、
この辺で後編へつなげることにしましょう。
滋賀県大津市坂本5-1-1
2016.1.9
比叡山の麓に鎮座する日吉大社は、
およそ2100年前の祟神天皇7年に創祀されました。
42万㎡と広大な境内に西本宮と東本宮のほか
多くの摂社、末社があり、国宝の東西本宮をはじめ、
ほとんどの建造物が重要文化財となっています。
大宮川にかかる石橋の大宮橋も
「日吉三橋」と呼ばれる重要文化財です。
山王鳥居
神仏習合の信仰を表す独特の形をした鳥居は、
「合掌鳥居」とも呼ばれるものです。
神猿(まさる)
今年は申年ですが、お猿さんは神様のお使いで、
「神猿」と呼ばれ、「魔が去る・何よりも勝る」として
縁起の良いものとされてきたそうです。
西本宮の楼門になります。
こちらで注目したいのは軒下。
屋根を支えてくれている「棟持ち猿」
木像のお猿さんが軒下の4隅で楼門を守ってくれているのでした。
国宝の西本宮本殿
現在の社殿は1586年に建てられたもので、
「日吉造」という独特の形。
床下にはかつて仏事を営んだ部屋もあるようです。
ご祭神は大己貴神です。
出雲神話の最大のヒーロー、大国主の別名として扱われます。
奈良から大津への遷都が行われた際に奈良の三輪山より
御神霊をお迎えし、国家鎮護の神として祀られました。
宇佐宮、白山宮、神輿収蔵庫と見どころがいっぱい、
この辺で後編へつなげることにしましょう。
滋賀県大津市坂本5-1-1
2016.1.9